作って楽しい、食べて美味しい、タイのお勧め料理。材料紹介から裏技までたっぷりご紹介します。/ สุกี้
こ
れ
っ
て
す
き
焼
?
こんにちは。バンコクナビです。タイに興味がある人ならば、一度は聞いたことがある『タイスキ』、タイ語では『スキー』と言います。何と日本のすき焼きから名前が付けられたんだとか。そんな我々日本人にもちょっと関係のあるタイの代表料理『タイスキ』を今日はご紹介します。
野
菜
セ
ッ
ト
タイスキを食べるまで
今回は、タイスキレストラン人気NO.1のMKを例にご紹介します。まずは、スープが運ばれて来ますので、温度を最大にしてしばし待ちます。その間に代表的な材料紹介を!
野菜を単品で頼むことも出来ますが、複数人の場合は野菜セットを頼むのがお勧め。野菜・油揚げ・豆腐など一通り揃っています。
ルークチン
魚のすり身ボールです。このルークチンの歯ごたえと、タレとの相性は抜群!
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ルークチン ラグビーボール型
こちらも魚のすり身ボールですが、ラグビーボール型。食べ応えはこちらの方があります。
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魚のすり身の厚揚げ
これはナビお勧めの一品。鍋の色合い的にも食感的にも不可欠です。
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緑の中華麺
色がちょっと・・・、と思われがちですがタイスキの定番です。そのまま食べても、鍋に入れてもどちらでもOK!
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タ
イ
ス
キ
!!!
そろそろ、鍋に入れてもよい頃合。日本の鍋同様、煮えにくいものから入れていくのもよし、一気に入れてしまうのもよし、鍋奉行さんにお任せです。鍋の蓋は最初に付いてきますが、邪魔になるので下げられてしまうことがあります。なかなか煮えない時は蓋をもらいましょう。しばらく煮たら、完成で~す!!
タイスキの食べ方
鍋が煮えたら、小さな器に具とスープを移します。どうぞ、お好きな具を取って入れてください。そして、さあ、ひと口!?っとその前に、タレを忘れてはいけません。タイスキの命はこのタレにあると言っても過言ではありません。タレは最初に持って来られるのは、パクチー入りですが、パクチー抜きのタレも用意があるので、苦手な人は『マイ サイ パクチー!』と言って交換してもらいましょう。次に、タレを味付けします。タレを味付け??と疑問に思われるかもしれませんが、このタレはタイスキ通に言わせるとまだ未完成なのです。一緒についてくるニンニク・ライム・プリッキーヌ(緑の唐辛子)を好みに合わせてタレに混ぜ合わせます。そうすることにより、ニンニクの香り、ライムの清清しさ、プリッキーヌの辛味が一層タレを引き立てます
このタレを少しずつ自分の器に流し込み、好みの味に仕上げていきます。自分に合った味が完成したところで、いただきます。
■ ちょっと一息 ■ あなたはどこ派?タイスキ屋闘争!?
タイスキは、タイの一般家庭でもタイスキのタレと鍋を用意して作りますが、やはりレストランに行ったほうが、お手軽で美味しい!ってことでバンコク市内のいたるところにタイスキ屋さんがあります。MK、コカ、カントン、テキサス、などが有名どころですが、タイ人にどこが一番美味しい?って聞くと10人中9人はMKと答えます(ナビ編調べ)。なので、タイ人同士がどこが美味しいかで争うことはないのですが、日本人に聞くとMK優勢に変わりないものの、好みがわかれていることが多いんですよね。時には激しい意見のやり取りも。
ちなみに、それぞれのお店を好きだと言った場合の反応は・・・、
< MK派 >
『ああ、美味しいよね!特にタレはいいよね。何だかんだ言ってもやっぱMKでしょ。』
< コカ 派>
『雰囲気はいいよね、ちょっと高級っぽくて。でも値段も高いよね~。』
< カントン派 >
『老舗カントン!いや、渋いね~』
< テキサス派 >
『・・・・ふ~ん、マイナー』
タイスキ・・・その後
さて、タイスキを食べ終わったし、ちょっと一息入れてじゃあ会計でも・・、おっとちょっと待って~!!まだスープが残っています。様々な具からいっぱいダシをとったこのスープ、残してしまうには勿体無い!お腹に余裕があるときは、是非おじやにして食べてみてください。
ナビお勧め!おじや簡単クッキング!!
1.まずは、ご飯・ネギ・生卵を注文します。その際に、ゴマ油・醤油・胡椒も一緒にもらいましょう。
2.スープを温めつつご飯を入れしばらく煮立たせます。
3.ネギを入れ、生卵を鍋全体に流し入れます。
4.鍋にゴマ油を入れ完成!自分の器に盛ります。その後醤油・胡椒で好みの味付けに仕上げ、いただきます。ゴマ油は美味しいですよ!
※おじやの材料単語帳 >>
タイスキ、いかがだったでしょうか。店選びの楽しみ!食べ方の楽しみ!具選びの楽しみ!いろんな楽しみがいっぱいのタイスキ、タイにいらしたときは是非食べてみてください。
上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。
記事登録日:2006-02-02