タイ人が外国人旅行者を連れて行きたいスポットってどこでしょう?
サワッディーカー、バンコクナビです!恒例になりました「タイ人に聞く!~」シリーズです。今回は『タイ人に聞く!連れて行きたい観光スポット』と題し、タイ人がぜひとも連れて行きたい外国人旅行者におすすめするスポットを旅行好きのタイ人に聞いてきました。教えてもらったのは、タイの文化、歴史などに触れることのできるスポットばかりです。それでは、さっそく気になるおすすめスポットを見ていきましょう!!
外国人旅行者を連れて行きたい観光スポットの特徴は?
タイ人がおすすめするスポットの最大の特徴として以下の3つが挙がってきました。世界各国から訪れる文化も気候も違った国の人々に、自分たちの国の良さや文化、歴史に触れて欲しい、という想いが一番強いようです。旅行者としても、何よりタイについて多くのことに興味関心を持っているので、タイ人がおすすめしてくれる所はどこも新鮮で有意義な旅となりそうです。
仏教寺院はタイ人の多くが連れて行きたいと考えるスポットのようです
①タイらしい雰囲気が味わえるスポットまずは、タイらしい雰囲気を味わえる場所に連れて行きたいというタイ人が多くいました。例えば、タイ人の大半が「仏教徒」であり、仏教関連のスポットは首都バンコク以外にもタイ全土に多く点在しています。外国人旅行者向けの観光スポットの一つともされる「仏教寺院巡り」は定番の観光スポットでもありますが、タイらしさを味わってもらう為には最も最適な場所だそうです。有名な寺院は外国人旅行者だけでなく、タイ人も多く訪れるスポットです。
バンコクから日帰りで行ける「海」もあります
②一年中暑いタイだからこそ楽しめるスポットタイといえば仏教、微笑みの国、そして「東南アジア」、というイメージをお持ちの方も多いのではないでしょうか。まさにタイは東南アジアであり、年中「暑い」ということも世界的に有名です。実際には、タイの季節は乾季、暑季、雨季と、3つあります。しかし、1年を通して言えることは「ほぼ1年中暑い」ということです。よって、タイの人々は冬がある日本やその他寒い季節がある国の人々に「常夏のタイ」を満喫して欲しいと思っているようです。例えば、暑いからこそ楽しめる『海』が最も代表的なスポットですね。
バンコク市内を制覇した次は、タイ各地への旅行も計画しても良さそうです
③タイ人が行っても楽しめるスポット
タイの人々は「旅行」が大好き!バンコク内の観光スポットはもちろんのこと、日帰りや週末に行くことのできる国内旅行も大好きです。よって、旅行計画に余裕のある方にはぜひバンコクにプラスアルファーでバンコク以外の都市にも日帰りや短期旅行にも連れて行きたいと思っているようです。実際、タイ=バンコク、というイメージが先行してしまいそうですが、バンコクで楽しむだけで十分のタイ王国ではありません。ぜひ、タイ王国を広く見渡して、色々な地域に足を運んでもらいたい、とのことでした。
タイ人に聞いた、連れて行きたいスポットはここ!(バンコク編)
ワット・プラケオ
バンコクで最も有名な観光地といえば「ワット・プラケオ」
「タイ人も死ぬまでに一度は訪れたいと願う、ワット・プラケオは欠かせません。(70代前半女性)」
バンコク旅行では定番となっている「ワット・プラケオ」はタイ人にとっても大変重要な寺院の一つです。タイ王室の方々も仏教行事が開催される際は「ワット・プラケオ」にお越しになるといい、タイ王国にとって最高寺院となっています。仏教徒が人口の大半を占めるタイにおいて、こちらの寺院が絶対連れて行きたいスポットのようです。実際、バンコク以外の地方に住むタイ人の中には、死ぬ前に一度は訪れたい寺院だ、という人も多いようです。
ワット・アルン
美しい暁の寺「ワット・アルン」
「仏塔の美しさは一度みたら忘れられません。小船の乗船体験にもなります!(20代前半女性)」
続いて、ワット・プラケオに行くならやはり欠かせない「ワット・アルン」です。ワット・アルンといえば、高くそびえる色とりどりの、5基の仏塔の姿が有名であり、三島由紀夫の小説「暁の寺」の舞台にもなっています。ワット・アルンは、ワット・プラケオとはチャオプラヤー川を挟んで反対側に位置しているので、約5分の小船に乗って移動する必要があります。舟に乗って川を渡るという経験もタイらしくておすすめです。
ワット・ポー
大寝釈迦仏があることで有名な「ワット・ポー」
「大寝釈迦仏の見物に加え、タイ古式マッサージも体験できますよ!(20代後半男性)」
こちらの「ワット・ポー」もワット・プラケオ、ワット・アルンに続いてバンコクで有名な寺院です。大寝釈迦仏で有名な寺院であり、大寝釈迦仏の下は定番の写真撮影ポイントでもあります。また、大寝釈迦仏のほかに「タイ古式マッサージ」を受けることができます。人によってはとても痛いというタイ古式マッサージですが、タイに来たのなら絶対一度は受けてほしいマッサージだとのことです。
ウィマンメーク宮殿
鳥肌が立つほどの美しさ「ウィマンメーク宮殿」
「鳥肌が立つほど、その美しさには惚れ惚れしてしまいます。(20代後半女性)」タイの人々が初めて訪れた際に、その美しさに鳥肌が立つほどの感激を受けるという、「ウィマンメーク宮殿」です。「ウィマンメーク宮殿」は、時代を超えてタイ国民に愛されるラマ5世が住まわれたという宮殿でもあり、「雲の上」との意味も持っています。タイと西洋の建築法が折衷されているため、とても美しいことで有名です。タイは王室国家であるため、タイの人々は旅行者にもぜひその美しい歴史に触れて欲しい、とのことです。
タリンチャン水上マーケット
バンコク市内からも近い「タリンチャン水上マーケット」
「水上マーケットは外国人にとって新鮮なスポットでは?(30代後半男性)」
バンコクにある水上マーケットとしてタイ人をはじめとして人気のある「タリンチャン水上マーケット」は、バンコクの繁華街からも車で40分ほどで行くことができるため、旅行者を連れて行きたい観光(買い物)スポットの一つだと教えてもらいました。タイらしい気候と舟で商売をするという昔のながらのスタイルを垣間見ることができ、大変おすすめだとのことです。
サイアムスクエア
バンコクっ子も足をそろえて訪れる流行の発信地「サイアムスクエア
」
「おしゃれなバンコクを見てもらいたい!(10代後半女性)」
タイの原宿と呼ばれる「サイアムスクエア」は、買い物好きな人に大変人気があるエリアです。タイ人をはじめ、旅行者にも人気のスポットということで、ただの買い物スポットとしてだけでなく、観光スポットとしても人気があります。商品の数もデザインも山ほどあるショップがびっしり詰まっており、タイ人の若者にも大変人気のあるスポットです。タイの買い物の雰囲気を感じてみたい方にぴったりのスポットとしておすすめしてもらいました。
サイアムスクエアは流行のアイテムが多い上、価格も抑えめで学生に人気があります。
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新しいおしゃれなショップなども続々オープンしています。
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ヤワラート(チャイナタウン)
昼間は賑やかな市場、夜は屋台や食堂などの美味しいお店がたくさん溢れている「ヤワラート」
「チャイナタウンはとにかく活気があって夜遅くまで賑やかです。(30代後半女性)」
タイに来てみると気付くのですが、バンコクには中華系タイ人がとても多いのです。よってタイには中華系のレストランや、タイ料理ではありますが中華料理に近い味付けをした料理なども多くあります。「ヤワラート」といわれるチャイナタウンは、タイと中国それぞれの特徴が調和している街です。バンコクのほかの繁華街とはまた違ったタイ文化をしることになるはずです。毎日活気のある市場やおいしい屋台なども多くあり、外国人旅行者にもとても人気があります。
レストランや食堂も多くありますが、ヤワラートでは「屋台」がとても人気です。
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昼間も夜とは違った屋台があったり、新鮮な食材をゲットすることができます。
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カオサンロード
欧米人が多く集まる「カオサンロード」は英語が通じる場所が多いです。
「西洋の雰囲気片手に夜まで一緒に騒ぎましょう!(20代後半男性)」
バンコクに何度も訪れている外国人の間では有名な西洋の雰囲気抜群の「カオサンロード」です。タイ語が話せる?英語が話せる?、そんなことは関係ありません。ここでは、国籍に関わらず一緒に騒いで楽しめる場所がたくさんあります。一緒に食べて飲んで笑ってこそ打ち解け合える、ということもあるはずです。そんな時は夜まで賑やかな「カオサンロード」に一緒に行きたい!と、実際にナビも誘ってもらいました。
チャオプラヤー川近くのナイトスポット
チャオプラヤー川周辺はバンコクのナイトスポットとして有名です
「タイ人のカップルもチャオプラヤー川のナイトスポットを眺めに行きます(30代後半女性)」
ロマンチックな人が多いタイでは、ナイトスポットへデートへ出掛ける人も多いようです。タイで有名なチャオプラヤー川は昼間でも情緒溢れとてもおすすめなのですが、夜暗くなってからはチャオプラヤー川に掛かる橋や、先にご紹介したワット・プラケオやワット・アルンなどがライトアップされてとても美しいとのことです。
タイ人に聞いた、連れて行きたいスポットはここ!(バンコク以外編)
アンパワー水上マーケット
おしゃれな水上マーケットとしてタイ人に人気の「アンパワー水上マーケット」
「アンパワーはタイ人にも人気のある日帰りで行ける水上マーケット(30代前半女性)」
こちらの水上マーケットに連れて行きたいとおすすめしてくれた人いわく、「アンパワー水上マーケット」は土日などの休みを利用して「日帰り」で行くことのできるスポットとしてタイ人にも人気があるそうです。タイ国内にある水上マーケットの中でも、マーケットの雰囲気がとてもおしゃれで清潔でタイの若者を中心に多くの人が集まります。
パタヤビーチ
バンコクから車で約2時間の「パタヤビーチ」
「車があるから海まで一緒にドライブしたい(30代男性)」
バンコクからは最短で日帰り、または1~2泊旅行で「パタヤ」旅行に行くことができます。「パタヤ」とバンコク市内間は車で片道約2時間の距離にあり、タイ人の多くも休日を利用して海を眺めたり、美味しい料理を食べに行ったりするそうです。常夏のタイでは海を目当てにやってくる旅行者も多いため、バンコクから日帰りでも行くことのできる「パタヤ」をおすすめしてくれました。
ホアヒン
バンコクからも近く静かなビーチも多い「ホアヒン」
「静かなビーチは地元の人に聞いてみると見付かるよ!(20代前半男性)」
パタヤに続いてバンコクから日帰りで行ける海といえば「ホアヒン」です。ここでは、浜辺にシートを敷いて屋台などで買った海産物を食べたり、静かなビーチでゆったりと過ごせるので、おすすめだそうです。タイ人に連れて行ってもらえたら、地元のタイ人にホアヒンの静かなおすすめビーチを紹介してもらえるかもしれません。ホアヒンの海辺では、バンコクの賑やかさとは違った静かで落ち着いた雰囲気を味わえることでしょう。
タイ人の多くはバンコクから近いこともあり比較的静かな「ホアヒンビーチ」が好きだといいます。
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美味しい物を食べる、という意味でも人気があります。
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いかがでしたか?タイの人々は世界中から旅行者がタイに来てくれることをとても嬉しく思っていて、滞在中には出来るだけタイの文化や歴史に触れてもらいたいとも思っているようです。もし旅行中にタイの人々と話す機会があったら、ぜひ「おすすめの観光スポット」を聞いてみてください。タイ人ならではのおすすめのスポットや、まだ行ったことのないスポットなど新たな発見があるかもしれません。以上、バンコクナビでした!
上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。
記事登録日:2013-02-21