バンコクの地下を走る快適MRTに乗ってバンコク旅行を満喫!
サワッディーカー、バンコクナビです!バンコクの地下を走るものといえば速くて便利な「MRT(地下鉄)」です!MRTを乗りこなすことでバンコク市内を渋滞につかまることなく移動でき、バンコク旅行リピーターの大半の方が利用でいています。今回は、ナビがおすすめする「MRTに乗っていくバンコク旅行」と題し、1日使ってMRT沿線を制覇するプランをご紹介していきます!
MRTって?
MRTは地下を走る列車なので、屋外よりとても涼しく快適です。
首都バンコク市内の地下を走るタイの地下鉄こと『MRT』は、タイ人を始めとし世界各国からの旅行者にも愛用されています。タクシーやバイクタクシー(モータサイ)、トゥクトゥク(三輪自動車)などが安く乗ることができる反面、バンコク市内の交通は万年渋滞していることで有名です。そこで200年に開通したのが「MRT」!渋滞に巻き込まれることなく、かつ全駅を約30分で走るとうこもあり大変便利で今もなお人気を誇っています。平日の通勤帰宅時には多くの利用者で混み合うため、日本の満員電車と同じような状態になりますが、それでもほかの時間帯は比較的席に座ることができるため楽に移動することができます。MRT構内、ホーム、車内共に冷房が入っているため、暑い場所からきたときはとても涼しく気持ちがいいです。
MRTに乗っていくバンコク旅行の必需アイテム!
1日乗り放題チケット(120Bath)、3日乗り放題チケット(230Bath)、30日乗り放題チケット(1,200Bath)
MRTに乗り一日中バンコクを観光するために何よりも大事なアイテムがあります。それが、MRTが1日乗り放題になる1チケット120Bathの『1日パス』です!こちらのパスがあれば利用する日の深夜24:00まで利用することができ、何度も乗り換えをする人にとって最強のアイテムとなっています。今回のおすすめプランも、「1日パス」あっての旅行ですので、忘れずにゲットしてください!「1日パス」は駅構内のチケット窓口で購入可能です。
ナビがおすすめするMRT旅行1日プラン
1日パスを利用して格安旅行を実現!
MRTは全18駅(2012年5月現在)からなるバンコクの地下を走る地下鉄であり、沿線近くには多数の人気観光スポットが点在しています。『1日パス』があれば何度でも乗り降りできますし、もう一度行きたい場所へ戻ることもできます。万が一乗り過ごしてしまっても、料金を気にせず再度乗車できるので気の赴くままの旅行をすることができます。
それではさっそく、「MRTに乗っていくバンコク旅行!」1日プランをご紹介していきます!
10:00 近場のMRTへ出発!
事前にホテルをMRT沿線に予約する便利ですが、バンコク市内であればどのホテルに泊まっていても大抵は近くにMRT駅を発見することができるでしょう。実際に駅に到着したら、駅構内へ入りチケット窓口で「1日パス」をゲットしましょう。通常は現金払いですが、300Bath以上の利用でクレジットカード(Visa、Master)での支払いをすることができます。
10:30 チャトゥチャック市場駅orガムペーンペット駅へ
旅行日程が土日を挟む場合は「チャトゥチャック・ウィークエンド・マーケット(JJ市場)」へ行きます!平日にお越しの方は「JJモール」というJJ市場とほぼ同じものが売られているショッピングモールがあります。市場へはチャトゥチャック市場かガムペーンペット駅で下車し向かいます。チャトゥチャック公園駅からはチャトゥチャック公園を通り過ぎ市場へ入りますが、ガムペーンペット駅は駅をでると目の前がすぐ市場になっています。
13:00 パホンヨーティン駅orタイカルチャーセンター駅orラマ9世駅へ
チャトゥチャック市場での買い物を思いっきり満喫したあとは昼食をとりに気になるデパートへ行ってみましょう!パホンヨーティン駅はセントラル・ラップラオ、タイランド・カルチュラルセンター駅はジ・エスプラネード、ラマ9世駅はセントラル・グランド・ラマ9は駅と連結、または隣接しています。この中でもR9は駅構内でショッピングモールに連結しているためとても便利です。タイ料理にファーストフード、日本食など多様なジャンルのレストランが入居しています。
14:30 スクンビット駅へ
スクンビット駅はBTSアソーク駅と連結しているため、高層オフィスビルやショッピングセンター、ホテルなどが密集しています。駅をでるとすぐに有名な「スクンビット通り」があり、在タイ日本人や旅行者の姿をよくみかけます。スクンビットでは主に「マッサージ」や「スパ」、「ターミナル21」でのショッピングやカフェでお茶をするなどして、ゆったり過ごすのが良さそうです。
ターミナル21には衣類やレストランなどいろいろなショップが入っています
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娯楽施設のようなおしゃれ空間になっています
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17:00 フワランポーン駅へ
MRTの始発で終着駅でもあるフアランポーン駅は、なんといってもバンコクの中華街『ヤワラート』で有名です。午後5時頃から訪れて日が暮れるまではヤワラートを散策して歩き、薄暗くなってきたら夕食をするお店に向かいましょう!ヤワラートには人気の屋台を含め、本場の中華を格安で食べることができ人気があります。大通りを鮮やかに彩る中華街のネオンもとてもきれいです。
19:30 シーロム駅orラマ9世駅
さて、午後7時半ともなればバンコクの空はすっかり暗くなり、夜の繁華街が賑わいをみせる時間帯になってきました。旅行先ではいつも以上に気持ちが高まり、夜中まで遊んでいたいというのが旅行者の本音でしょうか?バンコクはそんな旅行者の期待に答え、「夜も眠らない街」を演出しています!特にシーロム駅とラマ9世駅周辺は夜の繁華街として有名で、多くの旅行者が夜になると姿を現すエリアです。シーロム駅は目の前にシーロム通りが広がり、バーやパブが溢れています。日本人旅行客も大変多いのですが、同じくらい欧米人の旅行客もとても多いです。路地によっては日本語で書いてある看板がいくつもあり、日本とほとんど変わらない飲み物やおつまみがあります。またラマ9世通りですが、こちらは地元のタイ人も多く訪れる有名なナイトクラブが点在し、週末の夜ともなると大勢の人々で大賑わいです。
終電の前に帰宅!
深夜はタクシーよりもMRTで帰宅するほうが安全です
バンコクのMRT(地下鉄)で忘れてはいけないのが『終電時刻』です!MRTの運行時間は深夜24:00(ちなみに始発は早朝6:00)ですので、乗り遅れないように早めに乗るようにしてください!
MRT沿線の注目スポット一覧
MRTは慣れるととっても便利で快適です
今回ご紹介した1日プランのほかにも、MRT沿線には注目のスポットがたくさんあります。その中でも特に注目のスポットをご紹介します。
【バンスー駅(Bang Sue)】
1番、2番出口 バンスー鉄道駅
終点駅であり始発駅でもあるバンスー駅
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タイ国鉄バンスージャンクション
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【ガムペーンペット駅(Kamphaeng Phet)】
1番出口 チャトゥチャック・ウィークエンド・マーケット、プー・ファー ガムペーンペット店、タラートナット・ロットファイ
2番出口 チャトゥチャック・ウィークエンド・マーケット、ガムペーンペット2 通り、チャトゥチャック植木市場、JJモール
3番出口 オートーコー市場、通り
ガムペーンペット駅
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土日限定の市場「チャトゥチャック・ウィークエンド・マーケット」へも接続
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チャトゥチャック公園駅
【MRT チャトゥチャック公園駅(Chatuchak Park Station)】
1番出口 チャトゥチャック・ウィークエンド・マーケット
2番出口 チャトゥチャック公園
3番出口 BTSモーチット駅との連結出口
4番出口 Civil Aviation Training Centre, Department of Land Transport
【パホンヨーティン駅 Phahon Yothin】
1番出口 ラップラオ ソイ(路地)4、ジアンハーイ
2番出口 Saint John’s University
3番出口 Hor Wang School、セントラル ラップラオ、ザ・ワン・パーク
4番出口 ラップラオ交差点、アロイ・ネーノン
5番出口 ラップラオ ソイ1、ユニオンモール
パホンヨーティン駅
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徒歩3分で「セントラル ラップラオ」や「ユニオンモール」があります
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ラップラオ駅
【ラップラオ駅 Lat Phrao】
1番出口 ラップラオ ソイ(路地)26, ラチャダー&ラップラオ交差点
2番出口 ラップラオ ソイ24
3番出口 ラップラオ ソイ17
4番出口 MRTオフィス、MRT駐車場
【ラチャダーピセーク駅(Ratchadaphisek)】
1番出口 Panjasup School
2番出口 Soi Chokchai 29
3番出口 ラチャダーピセーク ソイ(路地)26
4番出口 ラチャダーピセーク ソイ24
ラチャダーピセーク駅
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駅前にはラチャダーピセーク通りがあります
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【スティサン駅(Sutthisan)】
1番出口 スティサン警察署
2番出口 ラチャダーピセーク ソイ(路地)20
3番出口 ラチャダーピセーク ソイ18
4番出口 ラチャダーピセーク ソイ17
スティサン駅
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目の前にはラチャダー通りとスティサン通りが走っています
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【フアイクワン駅(Huai Khwang)】
1番出口 プラチャラート・バンペーン通り
2番出口 ラチャダーピセーク ソイ(路地)12
3番出口 プラチャラートバンペーン通り、ソンブーン・シーフードレストラン ラチャダー店
4番出口 Kunnatee Ruttaram Wittayakom School
外国人も比較的多く住む賑やかなエリア
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有名レストランなどが点在する夜まで賑やかなフアイクワン駅
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タイランド カルチュラル センター(タイランド文化センター)駅
【タイランド カルチュラル センター(タイランド文化センター)駅(Thailand Cultural Centre)】
1番出口 タイランド カルチュラル センター
2番出口 ラチャダーピセーク ソイ 8、屋台街
3番出口 ラチャダーピセーク ソイ 5、エスプラネード、中国大使館
4番出口 Thiam Ruam Mit Intersection、Bic C ラチャダーピセーク店、PROMナイトマーケット
若者に人気の「エスプラネード」がすぐ近くにあります
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ラチャダーピセーク通りの中心的エリアにある駅です
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大規模SC「セントラル グランド ラマ9」
【ラマ9世駅(Phra Ram 9)】
1番出口 ラチャダーピセーク ソイ 3、フォーチュンタウン
2番出口 セントラル グランド ラマ9
3番出口 ラマ9世交差点
【ペッチャブリー駅(Phetchaburi)】
1番出口 アソーク-ディンデーン通り
2番出口 アソーク船着場、センセープ運河
3番出口 アソーク-ディンデーン通り、ガムペーンペット7通り、エアポートポート・レール・リンク(ARL)マッカサン駅への乗り換え
ペッチャブリー駅
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エアポートリンク「マッカサン駅」への乗り換え地点
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アソーク通りとスクンビット通りが接続するスクンビット駅前
【スクンビット駅(Sukhumvit Station)】
1番出口 アソーク通り、 The Siam Society
2番出口 BTSアソーク駅との連結出口、アソーク通り、ターミナル21、タイムズスクエア
3番出口 スクンビット通り、インターチェンジ21、エクスチェンジタワー
【クイーンシリキット ナショナル コンベンション センター駅(Queen Sirikit National Convention Centre)】
1番出口 パイシントー通り、ラマ4世交差点
2番出口 タイ証券取引所(SET)
3番出口 クイーンシリキット ナショナル コンベンション センター
4番出口 パイシントー通り
クイーンシリキット ナショナル コンベンション センター駅
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「クイーンシリキット ナショナル コンベンション センター」へは駅をでてすぐ
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【クロントゥーイ駅(Khlong Toei)】
1番出口 首都電力公社(MEA)
2番出口 タバコ専売公社、Rong Ngan Yasup通り
クロントゥーイ駅
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目の前にはラマ4世通りがあります
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ルンピニ駅
【ルンピニ駅(Lumpini)】
1番出口 ラマ4世通り
2番出口 南サトーン通り、ライフセンター
3番出口 ワイヤレス通り(ウィッタユ通り)、在タイ日本国大使館、ルンピニムエタイスタジアム
シーロム駅
【シーロム通り(Silom)】
1番出口 ルンピニ公園、チュラロンコーン病院
2番出口 シーロム通り、BTSサラデーン駅への乗り換え、ドゥシタニホテル、セントラル・デパート – シーロム・コンプレックス
BTSサラデーン駅とスカイウォークで連結するシーロム駅
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昼はオフィス街、夜は繁華街になります。
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【サムヤーン駅(Sam Yan)】
1番出口 ワット・フアランポーン、シー プラヤ通り
2番出口 パヤータイ通り、チュラロンコーン大学、サムヤーン市場、チャムチュリ・スクエア
サムヤーン駅の目の前には「ワット・フアランポーン」があります
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駅と直結している「チャムチュリ・スクエア」
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フワランポーン駅
【フアランポーン駅(Hualam pong)】
1番出口 Mahapruettharam通り、ワット トライミット、ヤワラート中華街
2番出口 バンコク国鉄フアランポーン駅
3番出口 ロンムアン通り
4番出口 マハナコーン交差点
いかがでしたか?MRTの1日パスを利用すれば一日中料金を気にすることなく何度でも乗り降りができるので、1日旅行にはぴったりです。バンコクの渋滞に巻き込まれることなく移動できるMRTは使いこなせば本当に便利で楽ちんです。ぜひ、一度お試し下さい!以上、バンコクナビでした!!
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上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。
記事登録日:2012-06-26