タイ料理を日本でも!本場の味を届けたい♪
こんにちは、バンコクナビです。
タイで人気のお土産ってなんでしょう?一般的に人気なのがタイ雑貨に、ビューティーケア用品に、タイシルクなどが多いです。でも何度もタイを訪れている人はすでにお土産ネタが尽きてしまい、「今度はいつもと違ったお土産をあげたい」、なんて考えている方もいるのではないでしょうか?そこで今回ご紹介する少し変わったお土産編は『タイ料理を日本でも!』と題し、バンコクでゲットした食材で直接タイ料理を振舞うお土産をご紹介したいと思います。
「タイ料理を日本でも!」ってどうゆうこと?
最近では日本にいても本場の味に近いタイ料理を味わえる店が増えてきて、タイ料理好きの人には嬉しい環境になってきました。それでも実際にタイへ来てみると「あっこういう味だったんだ」「これ美味しい」なんていう発見が多いことに気づきます。本当の味はタイへきてみないと分からないこともありますが、それでもバンコクで本場の味を確かめた舌と、タイ人が使っている食材を使えば日本でも本場のタイ料理に近い味を振舞うことができるでしょう。以前にも一回あげたお土産をまたあげるより、いつもとは違ったお土産(今回はタイ料理)をご馳走したら、バンコクでの旅行の雰囲気も伝わりやすくなるでしょう。
日本へ帰国前にゲットする材料
日本にもタイでうられているタイ料理の材料を輸入しているところもあります。しかし日本で買うと高価だし、タイ人が普通利用するものとは違っていたりします。そこで日本へ帰国する前にタイ料理の元となるポピュラーな材料を安くお得にゲットしておくといいでしょう。材料はホテルから一番近いスーパーマーケットへいけば99パーセントの確率で手に入れることができるでしょう。有名な大型ショッピングセンターへいけばお土産用にちょうどいいミニサイズの調味料がうっていたりするので、そちらもおすすめです。
では以下はタイ人がおすすめする、旅行者に人気の「タイ料理ペースト」と「作り方」です。どのペーストにも大体タイ語と英語で調理方法の説明が載っていますが、今回は日本語に訳した調理方法を以下でご説明いたします。
タイ料理といえば“トムヤム”
日本ではタイ料理といえば「トムヤム(クン)」が有名なうえ、人気があります。それはなんといってもスパイスの効いた独特の風味にあります。日本食とはまったく違うパンチのきいた味付けは苦手な人もいますが、はまると辛ければ辛いほどいいといったように大好きな人もいます。トムヤム「クン(=海老)」はエビを用いた『トムヤム』のスープで、タイでは海老のほかに魚を用いたトムヤム「パラー(=魚)」もあります。最初は海老で調理してみて、次は魚や鶏肉などで作ってみると自分の好みのトムヤムスープを作ることができます。タイ人にとってもトムヤムは慣れ親しんだ母国料理であり、ママー(インスタントラーメン)は家でも屋台でもよく食べる、一般的な味となっています。このママーは旅行者にも人気でタイへの旅行で安く大量買いしていく人も多くいます。
トムヤム ペースト(ゲーン・クルーン) 2~3人分
<準備する材料>
トムヤム ペースト(1袋)
海老200g
マッシュルーム100g
水480ml
ナンプラー
塩
ライム
レシピ
①2カップ(480ml)の水を鍋に入れ沸かします
②沸騰した鍋の中にトムヤム ペーストを溶かしいれます
③海老とマッシュルームを入れて、海老が赤くなるまで煮ます
④最後にナンプラー、塩、ライムで味を整え出来上がり! ※お好みの味でOK
☆ポイント
おすすめ調理法 ガティー(ココナッツミルク)を入れてみる!日本で食べる「トムヤム」はココナッツミルクが入っていない店がほとんどですが、タイではココナッツが入っている「トムヤム」も一般的で、注文の際に好みで加えることができます。ココナッツミルクを入れることで辛いトムヤムスープが少しだけマイルドになり食べやすくなります。ママーもベーシックのトムヤム味と、ココナッツミルク入りのトムヤム味があります。
ココナッツの香りがたまらないグリーンカレー
タイのカレーといったら「グリーンカレー」です!種類が豊富なタイのカレーですが、日本ではなぜかグリーンカレーが大変人気があります。辛さはココナッツミルクで調節し、一緒に目玉焼きやナンプラーで味付けした卵焼きと一緒に食べるとさらに美味しいです。
グリーンカレー ペースト(ゲーン・クルーン) 2~3人分
<準備する食材>
グリーンカレー ペースト(1袋)
ココナッツミルク(240ml)
牛肉or鶏肉(250g)
水(240ml)
茄子(2本)
バジルの葉(適量)
マクルー(カフェライム適量)
唐辛子(2本)
ナンプラー(適量)
レシピ
①鍋にココナッツミルク(240ml)とグリーンカレー ペースト(1袋)をいれて煮ます
②切っておいた牛肉or鶏肉(250g)を加え火が通るまで煮たあとに、水(240ml)をいれ沸騰させます。
③沸騰したら茄子、バジルの葉、マクルー、唐辛子を加え柔らかくなるまで煮ます。
④最後にナンプラーを適量加えて味を整えて出来上がり!
☆ポイント
「材料はシンプルなほうが美味しい」
以前色々な材料を加えて作ってみたのですが、すでに味の完成しているペーストにたくさんの材料をいれてしまうと味が変わり、かえって美味しくなくなるということがありました。
「タイ米のかわりにそうめん?」
タイ米をゲットするのが難しい方は「そうめん」を煮てカレーと一緒に食べてもおいしいです。本場タイと同じ食べ方ですのでおすすめです。
おすすめ調理法
ナビのおすすめは竹の子(又は茄子)と鶏肉のグリーンカレーです。竹の子のシャキシャキ感が濃くのあるグリーンカレーと絶妙にマッチし美味しく出来上がります。
子ども大好きタイ風焼きそば「パッタイ」
タイ風焼きそば「パッタイ」は小さな子どもでも食べることのできる、辛くない麺料理です。パッタイ用の麺がないと日本では作ることができないので、タイ料理屋さんで食べていた人も多いのではないでしょうか。でも実はパッタイも日本の自宅で作って食べることができるのです。作り方さえなれればほかの料理よりも簡単に仕上げることができるでしょう。辛いのが苦手な友人にはパッタイで決まりです!
パッタイ ソース(ゲーン・クルーン)
<準備する材料>
パッタイ ソース(1袋)
海老100g
センレック(米からできた細麺)120g
卵(1個)
もやし(100g)
アサツキ(少々)
※センレックはあらかじめ水に浸して柔らかくしておきます
レシピ
①あらかじめ水に浸しておいたセンレックを水から取り出します
②フライパンに油(大さじ3)をいれ、海老(100g)とさいの目切りにした豆腐(100g)を炒めます。
③卵(1個)とパッタイ ソースをいれ混ぜ合わせ、次にセンレックを加え炒めます。もし乾いているようにみえたときは、水を少し足しさらに炒めます。
④もやし(100g)とアサツキ(少々)を加え、さらに少し炒めます。
⑤2皿に盛り付けし、付属のローストピーナッツを適量ふりかけ出来上がり!
☆ポイント
パッタイペーストにはすでに味付けされていますが、それでも本場に近づけたいかたはタイの屋台にあるのと同じような調味料を準備するとさらに美味しくなります。完成したパッタイにお好みで甘さや酸っぱさ、辛さを加えてみてください。調味料の種類・・・ナンプラー(魚醤)、砂糖、マナオ(ライム)、唐辛子
パッガパオ
タイ人が何を注文するか迷ったときに選ぶ料理が「パッガパオ」です。日本では「ガパオご飯」や「バジル炒めご飯」といったほうが馴染み深いでしょう。材料は豚、牛、鳥、魚介類など色々な材料を応用して作ることができ、簡単に作れる料理でもあります。タイでも安く量も盛りだくさん食べられることができるため人気です。スーパーでうられているペーストを使えば一番簡単に作ることができる料理です。
パッガパオ ペースト(ゲーン・クルーン) 2~3人分
<準備する材料>
パッガパオ ペースト(1袋)
鶏肉(250g)
油(大さじ3)
レシピ
①鶏肉を細かく切ります
②油をひいたフライパンに鶏挽肉(250g)とパッガパオ ペーストをいれ、いい香りがしてくるまで炒めます。
③ご飯の上に炒めたパッガパオをのせて出来上がり!
☆ポイント
「材料はお好みでチョイス!」
今回は鶏肉を使用しましたが、お好みで牛肉や魚介類でつくっても美味しいです。
「砂糖のさじ加減が大事」
オリジナルのままだと少し辛めに仕上がるので、辛いのが苦手な方は砂糖を少し加えて味を調えます。砂糖を入れすぎると甘くなるので注意。
おすすめ 半熟の目玉焼きをそえると最高!
ペーストさえあれば日本でも簡単タイ料理
上記でご紹介した料理のほかにも、タイのスーパーマーケットにはたくさんのタイ料理のペーストがうられています。いくつも買って帰れば日本でも作ることのできる料理ばかりです。材料も必ずしもタイにある食材でなくてもOKで、日本の食材を変わりに使ってもいいでしょう。タイ料理の可能性は無限大で自分のスタイルで好みの味に仕上げることができます。この機会に色々な種類のペーストをゲットしてタイ料理をマスターしちゃってください!
いかがでしたか?タイのお土産は案外ものだけでなく、タイ料理までも持ち帰ることができるのです。お土産に困ってちょっとサプライズもしたい方はぜひタイ料理を日本で作ってみてください!
上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。
記事登録日:2012-02-16