バンコクの『深夜食堂』~バンコク夜食特集

夜食に最適、バンコクの食事処!

「バンコクに行こう!」と考えた時、東京からタイまでは飛行機でひと眠りすれば着いてしまうので「金曜日の夕方に日本を出発」という計画をする人が多くいます。でも日本を夕方に出発ということは『夜(深夜)』にタイに到着するということでもあります。短い旅行計画の中で夜にタイに到着したとき、「ホテルで寝てしまうのはもったいない」、「お腹がすいて眠れない」と考える方もいるでしょう。そこで今回はおすすめの夜、いや『深夜』まで開いているバンコクの食事処をご紹介していきます!

バンコクの深夜事情

バンコクに住んでいて思うのが、バンコクの一日はとても長いということです。朝早くから近くの屋台や市場が開き始め、徐々にデパートもオープンし始めます。学校帰りや仕事帰りの人々はそれぞれお気に入りの場所に寄って食事し、買い物をしていきます。外はすでに真っ暗で道路の渋滞も緩和してきた夜10時ころから主要デパートやレストランが閉まり始めます。しかし、それで一日が終わるバンコクではありません!一日の第二幕目が開いたかのように深夜の賑やかさが始まります。バーやクラブが開き、特に旅行者が夜のバンコクを楽しんでいます。もちろんバーやクラブのほかにも美味しい食事ができるお店や屋台もあります。「美味しいお店は深夜はやっていない」と諦めなくても大丈夫!美味しくて深夜まで営業しているお店をご紹介していきます!・・・とその前に!!「深夜のバンコク」を安全に楽しむための注意しておきたいことからご紹介します!!

深夜のバンコクを安全に過ごすための注意点

一人でタクシーに乗らない!
深夜ともなれば移動手段はタクシーか徒歩、ということになります。バンコクのタクシーは安くて便利なのは深夜でも変わりなく、誰でも気軽に乗ることのできる交通手段です。しかし、落とし穴があることを忘れてはいけません。夜暗くなってから、または深夜、朝方に女性、男性(特に女性)関わらずタクシー関連で犯罪に巻き込まれることがあります。これは地元のタイ人でも同じですので、旅行者ともなればさらに危険度が増します。深夜に女性一人でタクシーに乗ることはもってのほか、男性でも最新の注意が必要です。
タクシー関連の犯罪に巻き込まれないためのポイント
○深夜にタクシー乗車の場合は一人では乗らない
○大金を持ち歩かない
○タクシーに乗ったら車の番号とドア横に書かれた番号を控える
○運転手との会話は極力控える
○料金メーターが動いているか確認

人気のない場所にはいかない!
人気のない場所には基本的に近付かないかとは思いますが、注意をしてください。深夜の道を歩く時も明るい場所を歩くなど、人通りの多い道を歩くようにしましょう。また携帯で電話をしながら歩く際も周囲のようすを気にしながら歩きましょう。

犯罪に巻き込まれないためのポイント
○暗い場所を一人で歩かない(数人でも控えたほうが良い)
○携帯で電話中に話しに集中し過ぎない
○横断歩道でも渡る際には注意
※ここまでは夜遅くのバンコクで注意したいポイントをご紹介しましたが、自分自身で自分の身を守るための行動を心がけてください!

賑わう夜のバンコク

バンコク内でも昼間は~エリアが賑わい、夜は~エリアが賑わう、というように時間毎に人の数がエリアによって異なります。バンコク通の人は夜といったら「ここっ!」というお気に入りの場所を持っているでしょう。ではバンコク初心者の方のために「賑わう夜のバンコク」をご紹介します。

<シーロムエリア>
昼間はビジネス街、夜は朝まで賑やかなバンコクの繁華街「シーロムエリア」です。特にタイ在住の外国人や旅行者をバーやパブでみかけます。会社帰りのサラリーマンが会社仲間とお酒を飲んでいく際にも立ち寄ることがあります。

<カオサン通り>
バックパッカーの聖地ともいわれる「カオサン通り」の夜は昼間よりもさらにタイ人の姿が減り、欧米人の姿ばかりが目立ちます。昼間もビール片手に寛ぐバックパッカーが大勢いるのに、夜はさらに人が増えネオンが光るお店で賑わいます。

<スクンビット通り>
長く伸びたスクンビット通りは地下鉄やBTS(スカイトレイン)の主要駅が点在しているため、昼間は完全に仕事モードであり、サラリーマンにOLの姿が目立ちます。しかしいったん夜になると食事もできてお酒を飲める店が開き始め、地下鉄の始発まで遊んで帰る人もいます。

バンコクの深夜食堂

夜のバンコクでの心得を知った上で、今度はバンコクで美味しい料理を食べることができ、さらには夜遅くまで営業しているお店をご紹介します。
バンコクでは「食の宝庫」とも呼ばれるほどジャンルもスタイルも異なった美味しさの料理が充実しています。人気のタイ料理の店や、ガッツリ食べたい方にはジャンクフード屋台、中華街では本場の中華を堪能。その日の気分に合わせた料理を夜遅くても食べることができます!

頌通酒家 ソーントーン・ポチャナー /タイ料理、中華料理
知る人ぞ知るバンコクで大人気のシーフードをお腹いっぱい食べられるお店です。初めてタイを訪れた人でもハマってしまう美味しいメニューの数々。リピーターも多く、毎日満席状態です。お腹に優しい味付けの料理に、タイならではのメニューも盛りだくさん。外と中に座席があり大人数でも食事ができます。平日の夜や週末は予約しておくと安心です。深夜3時まで営業していることも嬉しいポイント。夜遅くに到着したとしても安心して食事ができます。

営業時間:16:00 – 翌03:00

パッタイ ティップサマイ /タイ料理
タイ料理の中で老若男女、誰でも食べることができる料理として有名な「パッタイ」。平べったく幅広のもちもち麺に少し甘い味付けで小さな子どもも大好きな料理です。こちらのお店はそのパッタイを専門にだしているため味は確かな上に、タイでも有名な超人気パッタイ店となっています。ローカル店であり毎日地元の人々で賑わい、いくつものパッタイが食されています。味にうるさいタイ人が認めるお店であるため、噂を聞きつけた旅行者や外国人にも大人気です。

営業時間:17:00 – 翌03:00(毎週水曜定休日)

ラーン・ガイトーン・プラトゥーナム /中華料理、タイ料理
「ピンクのカオマンガイ」でお馴染みのバンコクの有名店。鶏肉を茹でて、茹でた後のスープを使ってご飯を炊き、ダシの効いたご飯の上に蒸した鶏肉をのせ、特製のソースをかけて食べる『カオマンガイ』。日本人は特にこの料理が好きだといい、こちらの店はタイの人々からも旅行客からも愛されるバンコクでも超超有名店です!ピンクのポロシャツを着ている店員さんが特徴です。開店から閉店までの間に休憩時間があり、閉店し一時間半もすればもう開店という凄まじいタイムスケジュールで人々のお腹を満たします。

営業時間:05:30-14:30 17:00-翌04:00

ソイ38屋台通り
夕方から深夜遅くまで営業しているスクンビット・ソイ(路地)38にある屋台通りは帰宅前の夜食にピッタリのローカル度抜群の通りです。どこで何を食べたらいいか迷ってしまいますが、どこで食べてもほとんどハズレなしで美味しく頂けます。タイ在住の日本人も毎日通っている人もいるほどなので、タイ語が話せなくても心配なし。お店の人が親切に注文を受けてくれますよ!

営業時間:夕方から深夜(店によって異なります)

ハードロックカフェ /洋食
バンコクにきたらぜひ寄りたいお店でもある「ハードロックカフェ」。名前の通りカフェですので美味しい料理やドリンクを飲みながら、バンド演奏を聴けたりします。営業時間も比較的長いため、夜遅くに到着した人でも寄ることができます。また食べることのほかにも、バンコク特製のTシャツやグッツを販売して人気があります。世界各国に支店があるため、グッツを集めるコレクターも世界中にたくさんいるほどです。

営業時間:11:00 – 翌02:00

手っ取り早い深夜のバンコク食事処

お店は開いているけど、ホテルからも近くてバンコク内に店舗がたくさんあるお店は?と希望する人におすすめは・・・。やっぱり『マクドナルド』でしょうか!?タイでもマクドナルドは24時間営業している店舗が多く、バンコク内にも相当な数の店舗があります。ホテルのスタッフさんに一番近いマクドナルドを聞いてみて、お腹の足しにしても良いですよ!何より味に慣れていて安心、便利です!

あとは、「デリバリー」&「ルームサービス」は結構便利です。何か食べたいけれど夜外に行くのは嫌だし、面倒だという人にはおすすめします。デリバリーはホテルにデリバリーを頼んでもいいか聞いてみてよければ注文。それか一番楽で簡単なのはホテル内でのルームサービス。ホテルによってルームサービス可能な時間帯が異なっていますが、簡単安心便利で挑戦してみるといいでしょう。

夜食を逃したら・・・

もう朝の4時、5時になってしまい「夜食を逃した~」と思っているみなさん安心してください!バンコクでは朝の4時、5時を回るとすでに開いているところがあります。それが「朝屋台」です!まだ朝方の暗いうちから準備を始める朝ごはん屋さんのお陰で、夜食を逃してもすぐに、「朝屋台」に出会うことができます。バンコクでは一日中起きていても食事には心配ないほどに、うまい具合に一日のサークルが廻っているのです!


いかがでしたか?バンコクは夜遅くまで美味しい食事もでき、遅くにバンコクに到着しても楽しむことができるでしょう。深夜の街を歩く際に注意することを忘れずに楽しい時間をお過ごしください!以上、バンコクナビです!!
関連タグ:深夜食堂

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2011-10-11

ページTOPへ▲

その他の記事を見る