灯篭流し ローイクラトーン 2007

ローイクラトーンとは、満月の夜に灯篭を流す、ロマンチックなタイのイベント。今年の様子を写真満載でレポートします!

サワッディーカー、バンコクナビです。
タイでは、先週11月24日はロイクラトーンの日でした。「ロイクラトーン」とは、11月の満月の夜に、川に灯篭を流す行事。「いつもありがとう」「川を汚してしまってごめんなさい」という、水の精霊への感謝や謝罪の想いが込められています。
「ロイ」は『浮かべる・流す』、「クラトーン」は『灯篭』という意味。「満月」「灯篭のゆらめく炎」とロマンチックな条件が揃うこのロイクラトーン、恋人たちにとっては、愛を確かめあうロマンチックな行事でもあるのです。そんなロイクラトーンの今年の様子を写真満載でレポートします。

★ パーク・クローン花市場

花市場として有名なパーク・クローン市場は、この時期が掻きいれ時!クラトーンの材料となるバナナの葉や蘭の花は、普段の3倍以上に高騰!売り子さんと買いに来た人との値切り交渉などで、普段以上の騒がしさです。
川にクラトーンを流すのは、環境破壊に繋がるとの意見も。ということで最近流行しているのが、環境に優しい、パンを使ったクラトーン。魚や亀のエサになります。色とりどりで、1個35バーツ(約120円)程度。
お祭り大好きのナビスタッフ。材料を買って、クラトーンを手作りしました。

★ BTSナショナルスタジアム前

ここではクラトーンのコンテストが行われていました。人間の身長ほどもある大きなものから、小さいけれど手の込んだものまで、どれも力作揃い!
その中で異彩を放っていたのが、この子ども用プールを使ったクラトーン。エントリー作ではなかったようです…。

★ エンポリ前

エンポリアムデパート前では、韓国からキム・ジョンフンが来タイ。選ばれし10人のファンが作ったクラトーンを吟味。ジョンフンの審査で1位に輝いたのは、唐辛子を使ったクラトーンでした。

★ サムットプラカーン県

ちょっと足を伸ばして、バンコクのお隣のサムットプラカーン県でもお祭りモード。ビールで乾杯したり、子どものロイクラトーン・プリンセス・コンテストが行われたりしていました。
ココナッツ・クラトーン

ココナッツ・クラトーン

宝くじ・クラトーン

宝くじ・クラトーン

みんな、クラトーンを流す前に額にかざしてお祈りします。何をお祈りするかはその人次第、それぞれ真剣な顔です。
みんな、クラトーンを流す前に額にかざしてお祈りします。何をお祈りするかはその人次第、それぞれ真剣な顔です。
みんな、クラトーンを流す前に額にかざしてお祈りします。何をお祈りするかはその人次第、それぞれ真剣な顔です。

みんな、クラトーンを流す前に額にかざしてお祈りします。何をお祈りするかはその人次第、それぞれ真剣な顔です。

かわいい亀の形のクラトーンや、大きなクラトーンなどが流れていきました。
かわいい亀の形のクラトーンや、大きなクラトーンなどが流れていきました。

かわいい亀の形のクラトーンや、大きなクラトーンなどが流れていきました。

火の力を利用して空に飛ばす“コムローイ”もありました。
火の力を利用して空に飛ばす“コムローイ”もありました。

火の力を利用して空に飛ばす“コムローイ”もありました。

★ チュラロンコーン大学

名門チュラ大の中にある池も、ロイクラトーンスポット。たくさんの人がやってきます。
実は「チュラでロイクラトーンをした恋人は別れる」というジンクスが…。でも、そんなジンクス信じない!例外になってやる!とばかりに恋人たちがお祈りをしてクラトーンを流していました。
普段は優等生でも、イベントのときには俄然はじけて盛り上がるのがタイの学生たち。学生さんによる縁日っぽい出し物もありました。

★ プラスメン砦

カオサン通りの近くにある、チャオプラヤー川に面したプラスメン砦。旅行者が多く集まる場所柄、外国人もたくさん見かけました。

いかがでしたか?
1年に1度、今までのことを「水に流して」、生き方をリセットするロイクラトーン。細かいことにこだわらずゆったりと暮らして行こう、という思いが込められた、とってもタイらしい行事だと想います。
以上、バンコクナビがお送りしました。

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2007-11-27

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