【今月のフルーツ】ローズアップル・釈迦頭 etc

高級ではないけれど、日本ではなかなかお目にかかれない、タイで食べるからおいしいフルーツ4種をご紹介。

サワッディーカー!バンコクナビです。 シリーズでお送りしています「今月のフルーツ」、今回は、タイになくてはならない、またタイで食べるからこそおいしいフルーツたち、ローズアップル・釈迦頭・マパン・サボジラ、をご紹介します。

ローズアップル

ジャワフトモモやワックスアップルとも呼ばれます。タイ名はションプー。日本名はレンブ(蓮霧)。亜熱帯から熱帯の気候で育つトロピカルフルーツです。
皮をむかずにそのまま食べます。梨をもっと淡白にしたような味。水分が多くシャリシャリしています。のどの渇きをいやすのにもってこいです。

【種類】 - 1年中出回っているローズアップル。市場でよく見るのはこの2種。10バーツのカットフルーツ屋台でも、運がよければ4個程度入りで売られているのを見かけます。
トゥング・ラーオ 
<br>緑色で、先が尖っていて涙形をしています。

トゥング・ラーオ
緑色で、先が尖っていて涙形をしています。

タップティム・チャン <br>
タプティム(タイ語でルビーの意)のように
真っ赤で甘みが強い種。

タップティム・チャン
タプティム(タイ語でルビーの意)のように 真っ赤で甘みが強い種。

~ 珍しい品種もご紹介 ~
ションプー・ペット 
<br>丸っこくころんとした形状。
ペッチャブリー県が産地として有名。

ションプー・ペット
丸っこくころんとした形状。 ペッチャブリー県が産地として有名。

マミアオ 
<br>丸くて、黒味を帯びた赤。
甘みが一番強い高級種。

マミアオ
丸くて、黒味を帯びた赤。 甘みが一番強い高級種。

釈迦頭

仏陀の頭にみえるということで釈迦頭という名前がつけられた果物。英名はシュガーアップル。原産地は南米。タイ名はノイナー。大ヒットしたタイ映画『フェーンチャン ぼくの恋人(2003)』の女の子の名前、と聞いてピンとくる人もいるのでは?
タイ語で「ノイナー・ヌア」という「カスタードアップル」は、シュガーアップルを品種改良したもの。皮の溝が深く、身も多いいのが特徴。ですが熟したものはあまり味に変わりありません。
食べごろになると皮がゆるくなってきます。半分に割って、スプーンですくって食べます。凍らせるとアイスクリームのような感覚。果肉はクリーム状で、その中にザラメの砂糖のような食感があります。釈迦頭は、ぜひともタイで食べて欲しいフルーツのひとつ。
~ タイでは、アイスクリームの具としても ~

サボジラ

タイ語で「ラムッ」。指の長さぐらいの小ささで、ラグビーボール形をしています。柿のような濃い甘みとかすかな渋みがあります。

マパン

タイ語では「マ・プラン」ですが「マパン」と聞こえます。枇杷に似ていますが、枇杷よりも強い甘みがあります。
~ 主に、屋台や天秤で売られています ~
いかがでしたか?タイでしか食べられないもの、タイで食べるからこそおいしいもの、いろいろあります。見かけたらぜひチャレンジしてみてくださいね。
バンコクナビでした~。

上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

記事登録日:2008-06-17

ページTOPへ▲

その他の記事を見る