世界のバックパッカーが集まるバンコクの下町カオサンロード 今ではお洒落なレストランやパブの集まるインターナショナルプレイスポットに変身中!
サワディカップ バンコクナビです。カオサンロードという言葉、聞いたことありますよね? 世界中のバックパッカーがこの場所を『聖地』と崇め、アジア旅行の出発地点にした有名な場所です。約300メートルほどのカオサンロードにはとても安く宿泊できるドミトリー、ゲストハウスなどが軒を連ね、タイ国内、国外への旅行を扱う代理店、ネットカフェなどもいち早くできた地域と言われています。タイ人にカオサンの歴史を尋ねると、もともとのカオサンはカオ=カーオ、すなわちお米の市場だったとのこと。それが段々タイの若者の集まるプレイスポットとなり、その魅力に集まる外国人向けの宿泊場所となり、現在ではタイ人、外国人を問わず誰もが気楽に遊べる自由な雰囲気の場所として発展してきたそうです。それではカオサンロードを覗いてみましょう。
どうやって行くのが簡単?
カオサンに行くにはバス、タクシー、トゥクトゥクなどの陸上交通手段とチャオプラヤ川の船を利用した水上交通の2通りの行き方があります。今回はタイ語や英語が不得手でも一番簡単に行ける方法、チャオプラヤ川のボートを使って行く方法を説明しましょう。
ここがカオサンロード
まずはBTSに乗りサパーンタクシン駅を目指してください。2番の出口を降りるとサトーンピアという船着場に出ますので、そこでチャオプラヤエクスプレスボートのチケットを購入、目指すのはPhra Artit Pier(プラ・アーティット・ピアー)です。この港から約5分歩くとカオサンに到着です。
何があるの?
道幅は約20メートル、奥行きは約300メートルのカオサンロード、通りの両側には商店、屋台がびしっと繋がり、衣類、バッグ、レストラン・バー、ゲストハウス、両替店などなど、何でもある「一つの街」としての機能を持つに至っています。それではそこで見られる色々なもの、見て行きましょう。
古着屋さん
衣類関係暑いバンコク、格安のドミトリーやゲストハウスにはエアコン設備の無いところも沢山あります。またカオサンに面したレストランはオープンエアが基本、となれば着る衣服は軽くて涼しいものがメインとなります。値段は100バーツから300バーツ前後までが中心で、後はデザインと色、何故か女性用の衣服がとても多いんです。西洋人の多いカオサンですから、サイズも大きめなものが多いので、購入の際は必ず身体に当ててサイズの見当をつけてから買うようにしましょう。(試着室はありません。)
顔」が描かれた大胆なTシャツ
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大人用、子供用、アラブ用
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装飾品関係
重ねて申し上げますが暑いバンコク、涼しく過ごすためには必然的に肌を露出する機会が増えてきます。となれば身体を飾る装飾品関係が多いのも当たり前、ネックスレスやブレスレット、ピアスなど女性が身に着けるもののお店がとても多いのです。
ショルダーにもなるバッグ類
バッグ、カバン系残念ながらカオサンの宿泊施設、間違っても貴重品を部屋に置いておくことはできません。パスポート、チケット、現金などの超貴重品は絶対に肌身離さず持って歩くのが常識です。このため、何でもざっくり入れれる少し大きめのバッグ、カバン類が沢山売られています。
屋台系
パッタイ、ガイヤーンなど普通の食料品を売る屋台は勿論、ちょっと変わった屋台もあります。
ステッカー専門の屋台
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中にはバイクが入っていて移動式
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西洋人が多いです
オープンエアのレストランなんと言ってもカオサンは西洋人がメイン、このためオープンエアのレストラン、バーが軒を連ねます。皆さん昼間からビールを飲んだりして本当に楽しそう。この自由な雰囲気がカオサンの魅力ですね。
リラックスした雰囲気がいいですね
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シーズーもオープンエア?
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コーヒーショップ1
今回ナビが取材中に立ち寄った2件のコーヒーショップ、とても雰囲気が良かったのでレポートします。1件目はTrue Coffee Shop、バンコクのインターネットプロバイダーTrueが手掛けるコーヒーショップで勿論街中にもあるのですが、カオサンのTrue Coffeeは一軒屋を改造したお洒落な雰囲気、当然中ではWifiが使えます。
コーヒーショップ2
カオサンロードの裏側にはSoi Rambtori(ソイ ランブトリー)があります。このソイにはViengtai Hotelという大型のホテルもあるのですが、その向かいにあるMoka Coffee、デザイナーさんが開いたコーヒーショップで店内はアートで一杯、残念ながら撮影許可は頂けませんでしたので、店内の写真は1枚だけですが、コーヒーも安くて@ホームな雰囲気がとても良かったです。
デザイナーの妹さんが日本語を書けるそうです
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本来はアートギャラリーだそうです
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本来はアートギャラリー
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絵は販売もしています
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カオサンロードの前にあります
お寺もあります冒頭で説明した通り、カオサンは元々タイ人のお米市場、すなわちタイ人の街だったため、カオサンロードの入り口にはWat Chanasongkhram Ratchaworamahawiharn (ワット・
ジャナソンクラーム・ラーチャウォラマヴィハーン)という長~い名前のお寺があります。
中には黄金の仏像があって、日によって大勢のお坊様が経文をあげに来ます。
Now Open のホテル
メインはホテル昔はバックパッカーのためのゲストハウスがメインだったカオサンも今では新しいホテルが軒を連ねます。中には「ホテル」と日本語で書かれた看板もあり、やはり日本人はWelcomeなんでしょう。
「ホテル」の文字
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Open Now やはり新しいホテル
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両替の超有名店 Super Rich
Super Richも進出バンコク通の方は皆さんご存知かと思いますが、利率の良い両替店で有名なSuper Richも支店を出しています。とはいえ、あまり沢山の現金を持って滞在するにはちょっと危険なところもありますので、充分お気をつけください。
常に時代の最新を走り進化を続ける街カオサン、でも5分も歩けば昔ながらの街並みも残すEast meet Westの場所、毎年4月には壮大な水掛祭りが行われ、世界中の人が水と戯れる街としても有名です。皆さん是非一度足を向けてみませんか。バンコク市内には無い「何か」が見つかると思いますよ。以上バンコクナビでした。