これを知らなかったが故にスパを満喫できなかった などという事が無いよう、スパを満喫するためのとっても重要な5か条 是非読んで下さい!
サワディカー バンコクナビです。バンコクに来る目的の一つに“スパを楽しむ”がありますよね、特に女子には多いのではないでしょうか。日本と比べたら半分以下の料金で2時間、3時間と言ったロングメニューを体験できるバンコクのスパは魅力も効果も抜群!コスパも最高とあっては体験しない手はありません。でも、これを知らずにスパへ行ったら大変なことになっちゃうかも? というとっても大切な五か条、折角お金を払うのなら、最高にエンジョイして頂きたいという親心ならぬナビ心、どうぞ最後まで読んでくださいね。
序章:英語が堪能でないならバウチャーを持参すべし
当たり前と言っては当たり前の話なんですが、ナビで予約をしたのなら必ずナビの予約確認書(バウチャー)をご持参下さい。ではなぜ、予約確認書が必要なのかを改めて説明します。
スパはナビだけでなく沢山の代理店を通じ予約を受け付けています。またお店に直接予約したり、予約無しのウォークインでお店に入ってくる人もいます。そんな中、もしアナタがタナカさんだったとしましょう、同じ時間帯に複数のタナカさんが居た場合、どの代理店経由で入ったタナカさんなのか、非情に重要なことなので本人確認が必要となります。バウチャーが無いため本人確認ができない場合はパスポートや身分証明書をご提示頂くことになってしまい、余分な時間を浪費することになります。更にはプロモーションの適用が受けられなかったりする場合もあります。
特に人気店の場合、時間帯によっては一機にお客様が集中することがあります。誤って予約をしていないウォークインのタナカさんをお部屋に案内してしまった場合、本来予約を入れていたタナカさんが入れなくなるような事態が発生します。
もし英語が堪能ならば
「●●という代理店を通じて予約したタナカです。予約時間は◆時▲分、メニューは■■で予約入れました」
としっかりスパ側に伝えることが出来、問題は少なくなりますが、そうでないなら予約確認書がアナタに代わって全てを伝えてくれます。
印刷がどうしても出来ない場合、
1. 予約代理店名(例:Bangkok Navi)
2. 予約時間(例:13:00PM)
3. 人数(例:1person)
4. メニュー(例:Aroma Therapy Massage)
5.予約者名(例:田中 花子 Ms.Tanaka Hanako)
とこれだけでも紙に書き写してレセプションに見せましょう。そうすることにより、スパ側がスムースにタナカさんの予約内容を把握し、実務に入っていくことが出来ます。即ち、予約確認書はアナタを助けるためのツールなんです。
日本人にとってタイ人の名前が聞き取り難いのと同じで、タイ人にとっては日本人の名前は聞き慣れない“音”なため、文字の方が確実に伝わります。
またスマホの画面で見せるE-バウチャーではなく、何故紙のバウチャーを必要とするか、これにも理由があります。E-バウチャーでは何か問題が発生したとき“証拠”になるものが何も残りません。代理店の中には予約資料の管理が杜撰な会社が沢山あり、そのお客様が確実に来店したという証拠、それが「紙」のバウチャーになるからです。面倒かもしれませんが、大切なことなので、印刷をお願いします。
予約確認書(バウチャー)が 無いとスムースにチェックイン出来ない場合も
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スパでは本人確認が必要
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其の壱:店の情報確認は十二分にすべし
皆さんがどのような基準でお店を選んでいるか、これは人によってまちまちでしょう。立地、雰囲気、言葉の問題、口コミやSNSで聞いた話しなどなど色々な情報を元に選んでいるに違いありません。その中で、本当に大事な情報を確認せずに失敗してしまわないことが重要です。
ではその“大事な情報”とは?
1. お店の営業時間
2. アメニティの内容
3. お支払い方法
の3つではないでしょうか。
ではお店の営業時間に関し、実際にあった事例を挙げていくと、
『3時間30分のロングメニュー、夕食後に施術を受けたい、8時から予約したけど予約不可の回答 何故?』
⇒お店の営業時間は夜の11時までだった
8時から3時間30分のメニューを予約したら終わるのは11時30分、お店の営業時間は11時までなので、当然予約不可の回答となります。施術を受けたいメニューの時間と営業時間を確認の上、予約を入れないとこのように再予約が必要になり無駄な時間が掛かります。
さらにもう一つ重要なのが『閉店時間まで利用しないこと』です。営業終了時間と施術の終了時間が重なるように予約をされる方も多いのですが、日本とは違いタイには「少し残業してでも」なんていう発想は全くありません、営業時間は絶対なものなんです。まして施術後はお茶を頂きながらゆったり余韻に浸るのが真のリラクゼーション、バタバタと追い立てられるように店を出たのでは余韻が台無しです。特に商業施設内にあるテナントのお店は商業施設の営業時間に準じなければならないため、どうしても閉店時間には「ごゆっくりして下さい」とは言えない状況、最低10分の余裕を持って予約すべしです。
商業施設内にあるスパは閉店時間厳守
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閉店時間ではお茶やフルーツをゆっくり頂くことも出来ません
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次にアメニティの内容に関して、
『施術後、髪の毛を乾かしたいのに、部屋にドライヤーが無かった』
⇒ヘアードライヤーをお部屋に設置している店、化粧室或いはパウダールームに設置しているお店、当然ですが店舗により異なります。事前に確認しておけば無駄に探したりしなくて済みますよね。お部屋で使用したい方、受付時に「Bring Hair Dryer to room later」と伝えておけば、スタッフが持って来てくれます。
終了時に必要なドライヤー
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パウダールームや化粧室に設置しているお店も
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「現地払い」と記載されています
最後にお支払い方法に関してですが、
稀ですがスパよりナビに『施術後、お客様が支払いをしてくれない、ナビに払ったと言っている』という連絡が入ることがあります。ナビで扱っているお店は大半が現地払い、例外はドゥシタニホテル内のテワランスパのみ。従ってそれ以外のお店では
施術終了後に店頭でお支払いをして頂きます。それを忘れたばっかりにレジで時間が掛かってしまうことになり、術後のまったりした時間を過ごせなくなってしまうことになります。事前に確認しておけば、支払いでモメることも無く施術後の時間をゆったり過ごして頂けます。
其の弐:遅刻厳禁 タクシーよりBTSを利用すべし
スパへ行く当日の予定は人それぞれ、中にはショッピングに出かけたりする人も多いことでしょう。買い物好きな女子心も判りますが、夢中になるあまり思いの他時間が掛かってしまい、スパへ遅れそうになる方が結構見受けられます。そこで、“遅れそうだから”や“歩き疲れたから”などという理由で“タクシーで行っちゃえ”と言う方、いけません、日本ならタクシーは時間短縮に一役買いますが、バンコクでは赤信号が10分間待っても青にならないことが頻繁にある場所です。
またバンコク市内は一方通行や右折禁止、Uターン禁止の場所が多く、A地点からB地点へ行くのに道路の反対側からタクシーに乗ればすぐなのに、それを知らないばっかりに大回りなんていう事もあちこちで見られます。時間を短縮するためタクシーに乗ったばかりに、逆に遅くなっちゃったなんていうことが起こるのがバンコクです。
更にバンコクのタクシーの中には悪質な者、悪意は無くても勘違いする者も多々います。ナビも以前、「サパーンマイ」という地名を告げたところ「サイタイマイ」という全く違う場所へ連れて行かれたことがありました。日本のようにGPSで目的地を確認してくれるタクシーはバンコクにはありません。
これに対し、BTSやMRTと言った電車は、時間が狂うということはまずありません。
ナビの予約確認書には必ず行き方が記載されていますので、電車をご利用頂ければ影響は最小限で済み、最悪の場合でもおおよその時間を読むことが出来ます。
本来スパはお客様の予約時間に合わせてお部屋とセラピストを用意し、充分な時間を取ってくつろいで頂くことを目的としています。
それなのにタクシーの車内で
「まだかなー?」
「遅れたら時間が少なくなっちゃう」
なんてことを心配してイライラすること自体、大失敗と言っても過言ではありません。
更に言えばアナタが遅刻したことにより、次の人や次の次の人にまで迷惑が掛かってしまうことになります。
スパで真のリラクゼーションを味わうのであれば、当日あまり無理なスケジュールは組まず、時間厳守というよりも、余裕のある時間でご来店下さい。
其の参:希望は全て自己申告すべし
よく聞く話として「お部屋の温度が低く、寒かった」や「マッサージが強すぎて揉み返しになった」などというのがあります。日本であれば「言わなくても判るでしょ」や「それくらい気を使いなさいよ」で済む話なのですがここはタイのバンコク、そう思っている通りに事は運びません。一般的なタイ人の考え方として「何も言われないのであれば、問題無いのだろう」というのがあります。特に部屋の温度調節に関して言えばセラピストは服を着た上で身体を使い施術=肉体労働をしています。一方施術を受ける側はと言えばほぼ裸に近い状態で横になっているだけ、当然ながら体感温度が異なります。セラピストは自分が暑いことを「この部屋は暑い」と勘違いすることもしばしば。このため施術を受けている方が寒く感じてしますのです。自分に取って快適な環境を得るには、自ら申告しなければならず、そうでなければ真のリラクゼーションは得られません。寒ければ「I feel cold」、暑ければ「I feel hot」など簡単な英語と身振り手振りを加えしっかり相手に伝えましょう。マッサージの強さも同様に、もっと強くして欲しいのであれば「More strong」、弱くして欲しければ「More soft」などと声に出してどんどんリクエストして下さい。欧米人はガンガンリクエストして自分に合った環境を自分で作り出しています。
施術を受ける方は殆ど裸状態
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セラピストは肉体労働中 温度差があります
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其の四:体調は自己管理すべし
スパには備え付けの使い捨て下着があります
ナビに来る問い合わせの内容で少なくないのが生理に関する案件です。残念ながらナビはドクターではないので一般論になりますが、
1. お薬で日にちをコントロールできるならそれがベスト
2. バスタブに漬かる内容が含まれていないのであれば、スパに備え付けのDisposal Pant(使い捨て下着)と生理用品で対応
3. バスタブに漬かる内容が含まれていれば、タンポンで対応、或いはバスタブに漬からずシャワーのみで対応
4.
ナビはテワランスパを除き現地払いシステムなので、当日少し早めに行ってメニュー変更も可能
5. 殆どのスパメニューは余程の体調不良で無い限り、生理中の方が受けても問題なし ただし、受付時に生理である旨「Menstruation」とお申し出頂く方がベター
となります。
またメニューに関して言えば、スクラブが含まれているメニューはスクラブの間に身体が冷えてしまうことがあります。逆にハーバルボールやホットストーンが含まれているメニューは温湿布に近い効果が得られますので、腰痛或いは腹痛がある方に効果的だと思います。
スクラブは身体を冷やします
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ホットストーンなどは身体を温めてくれます
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バスタブ付きメニューは自己対応
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フェイシャルメニューへ変更する手もあります
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其の五:会話とコミュニケーションを大事にすべし
セラピストさんと積極的にコミュニケーションを
タイ人にとって「お客様は神様」ではありません、お客様=お客様、それ以上でもなければそれ以下でも無いのです。店舗に入って来てから一言も言葉を発さない人よりも「Nice to meet you」くらいの軽い挨拶をしてくれる人に感情移入してしまうのは誰にでもあることではないでしょうか。出来れば「サワディカー My name is・・・ 」とタイ式の挨拶をするくらいのことをして頂けるとタイ人も緊張がほぐれ、お客様に対し、色々と声を掛け易くなるものです。セラピスト達はタイ人であり、人間であることをお忘れなく。
積極的にコミュニケーションを取ることにより、互いに打ち解けあい、より適切なサービスが受けられるようになります。
毎日本当に沢山のお客様がナビを通じてスパの予約を入れて下さいます。ナビとしては全てのお客様に存分にスパを堪能して欲しいという思いでおりますが、中にはほんのちょっとしたことでご満足頂けなかったケースもあるようです。できればこの記事を読んで頂き、タイのスパの素晴らしさを満喫して頂ければと思います。以上バンコクナビでした。
上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。
記事登録日:2017-11-08