12月のバンコクってどんな月?
サッワディーカー、バンコクナビです! 今年もあと残すところ1か月。12月の最大の行事はなんといっても「プミポン国王の生誕記念日」です。暑すぎない天気良好のハイシーズン突入で旅行者の数も増えます。年末にかけて忙しくなる『12月のバンコク』は一体どんな月なのかみていきましょう!!
・12月の天気
・タイの暦
・12月のバンコクのイベント
・12月のタイ各地のイベント(バンコクを除く)
・知って得情報
・タイのクリスマス
・先取りお正月
・12月のおすすめスポット
12月の天気
気温 最高34.0.℃ 最低19.1 ℃
平均温度26.4℃
平均湿度63%
降雨日数0回
タイのハイシーズン真っ最中の12月は旅行者の味方です。急な雨もなければ熱帯でもなくとにかく過ごしやすいです。タイ人にすると楽な天気であると同時に身体を壊しやすい時期でもあるようですが、暑さの嫌いなタイ人は特に喜びます。真夏ではないといえ「Tシャツ・短パン・ビーチサンダル」の衣装はあまり変わりません。しかし朝晩の気温差の激しいタイの冬ですので、薄手のカーデガンやジャンパーは持ち歩いていたほうがよさそうです。
タイの暦
プミポン国王生誕記念日 12月05日
プミポン国王の生誕83歳の記念日です
振替休日 12月06日
5日が日曜日のため振り替え休日
民主憲法記念日 (ラッタタマヌーン) 12月10日
タイで初めての恒久憲法が公布された記念日
大晦日 12月31日
家族と共に新年を迎えるために、多くのタイ人が故郷に帰ります。バンコク市内ではカウントダウンイベントが各所で行われ賑わいます。
12月のイベント
●12月05日 プミポン国王生誕記念日(H.M.The Kings Birthday Celebrations) /全国
●12月23日 国王陛下誕生日 蒸気機関車特別運行/バンコク‐アユタヤ
プミポン国王生誕日に日本製の蒸気機関車が特別運行され、バンコクとアユタヤ間を走ります。予約は60日間前からタイ国鉄の全駅の窓口、切符は電話での予約も可能です。
フリーダイヤル:1690 その他:+66-2-621-8701 内線1 (タイ語・英語可、日本語不可)
※イベント情報が発表され次第[最新イベント&ニュース]に掲載していきます 。
12月のタイ各地のイベント(バンコクを除く)
●12月10日~19日 アユタヤ世界遺産の祭典2010(Ayutthaya World Heritage Fair 2010)/ アユタヤ歴史公園 アユタヤ県
※イベント情報が発表され次第[最新イベント&ニュース]に掲載していきます 。
知って得情報!
< プミポン国王生誕記念日 >
プミポン国王の生誕83歳の記念日です。国を挙げてプミポン国王のご生誕を祝います。生誕記念日前後は全国各地からご生誕を祝おうと人々が王宮周辺に押し寄せます。プミポン国王を象徴するカラーは黄色ですが、近年は健康と長寿を祈り国民はみなピンク色の服を着ています。王宮周辺は歩行者天国になり、夜はライトアップされた王宮広場前(サナームルアン)で国民がろうそくに火を灯しプミポン国王を称えた歌をみなで一緒に歌います。「チャイヨー」「ソンパチャラー」と健康と長寿を祝って叫ぶ国民の姿は胸がとても熱くなります。生誕記念日前後のタイではピンク色の服を着ていない人がいないくらいタイ全体がピンクに染まります。この時期にタイへ訪れる人はピンク色の服を一着持っていくことをお勧めします。
タイのクリスマス
「タイでクリスマス!?」という方も多いかと思いますが、ささやかながらタイでもクリスマスのイベントは意外と各地で行われているのです。11月の初旬からショップごとに店内の飾りつけをし、各所でクリスマスの準備が始まっています。カフェやインテリアショップ、洋服ブランド店でもクリスマスソングがBGMで流れていたり、クリスマス限定グッツを置くなどとクリスマスムード。仏教国ではありますが世界的なビックイベントであるクリスマスは、学校のクラスごとにパーティーをしたり、会社の同僚や友人たちと集まりパーティーをしたりと、タイでもクリスマスイベントは意外と浸透しているのです。大型ショッピングセンター・セントラルワールドの巨大クリスマスツリーは有名です。毎年巨大クリスマスツリーが姿を現すと、カップルや女性、子どもたちが綺麗に彩られたイルミネーションをみにきます。9月に起きた騒動後、初のクリスマスですので今年はどんな姿をみせてくれるのか今から楽しみです。さすがに行きも降らず相変わらずTシャツに短パン姿の人ばかりですが、それでもクリスマスという雰囲気はあちらこちらでみかけます。
先取りお正月
12月初旬から正月に向けての準備が始まります。正月に使う飾りつけの材料などを道端でうる人もいます。12月のクリスマスを過ぎると故郷へ帰る人が多く、この時期は東西南北どこへいっても渋滞が予想され、どこへ行くにも覚悟が必要です。目的地にいってから宿屋を決めようとすると、散々歩きまわって探した挙げ句、通常1泊500Bathほどの安宿がこの時期は1泊2,000Bathとられるなんてことはタイ人なら誰でも知っていることです。正月前の各地への旅行は十分な計画が必要です。また年明けを目前にした12月、旅行者は特に気をつけないといけません。何かとお金が必要になる年末だけあって、お金をもっていそうな旅行者を狙ったスリが多くなります。十分に気を引き締めてカバンは自分のお腹の前に持って、さらに大金は持ち歩かない、そして込み合う場所では特に注意してください。
バンコクのカウントダウン(大晦日)は、バンコクに残る人々が歌手と一緒に集まりカウントダウンイベントを行うなど、各地で盛り上がりをみせます。テレビでもその模様を生中継するほど大イベントです。カウントダウンをタイで迎えるならぜひともイベントに参加してタイの人々と一緒に新年を喜びましょう!
12月のおすすめスポット
◎ビアガーデン
12月のバンコクで人気なのは屋外での“ビアガーデン”。というのも11月から12月かけて年内でも一番涼しい季節にはいるバンコクです。日本だと蒸し暑い夏にビアガーデンがでてきて「あ~夏だ」という気持ちになりますが、年中暑いタイでは長時間屋外で過ごせる涼しい冬にビアガーデンがあちらこちらででています。タイのサラリーマンやOL、力仕事を終えてきた人々が疲れを癒すために寄り、土日は友人や家族で集まり乾杯する人々で賑わいます。今回おススメするビアガーデンはここ「セントラルワールド・ビアガーデン」。11月5日~12月31日の大晦日までセントラルワールド前でビアガーデンが開催されています。今年は3社がシンハー(Singha)、タイガー(Tiger)、チャーン(Chang)が出展しています。日によってはアーティストによるライブなどもあり盛り上がること間違いなし。各社アミューズメントパークのような外観には子どもだけでなく、大人までもが喜んで写真を撮っています。ビアガーデン内は小さな子どもの出入りは禁止のようです。タイでの一夜を熱いにぎわいと共に忘れられない夜にしてください!!
今年最後のバンコクの1カ月はいかがでしたでしょうか? 一年の中でも特に重要な行事が多く、お正月に向けての準備にも大忙しのバンコクの12月です。旅行者にとっては気候にも恵まれ何をしても楽しい時間が過ごせ、イベントも多いだけにタイの文化にも触れることができるでしょう。最も活気溢れるバンコクの12月です、見逃すのはもったいない。ぜひぜひお越しください! 以上、バンコクナビでした!! みなさま良いお年を・・・。
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上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。
記事登録日:2010-11-25