タイ正月・ソンクラーンに向けて盛り上がりを見せている、バンコクの街の様子をお伝えします!
サワッディーカー!バンコクナビです。
今年もタイ正月「ソンクラーン」の時期がやってきました。今年は、プミポン国王陛下の御姉様にあたるガラヤニーワッタナー王女の訃報を受けて若干規模が縮小されるものの、関連イベントが各地で行われます。では、2008年ソンクラーン祭り直前のバンコクの模様をお伝えしま~す!
【注意】毎年水掛けに参加する女性へは水がかかっても透けない服を着るように言われていますが、今年は国王陛下の御姉様が亡くなられたこともあり、特に注意するよう呼びかけられています。
【自粛される場所】王宮前広場では水掛祭りが自粛されます。
ソンクラーンって?
ソンクラーンとは、タイの新年のこと。4月の13日から15日の期間中に、「悪いものを流して新しく物事を始める」という思いを込めて、無礼講で水を掛け合ってお祝いします。また、日本の初詣よろしく9カ所のお寺をまわり、お祈りや喜捨をして徳を積むのが望ましいとされています。
ソンクラーンお約束グッズ
その1:アロハシャツ!
ソンクラーン期間中は、赤や黄色、ブルーといった派手な色のアロハシャツを着るのがお約束。というわけで、この時期のバンコク中のデパートや市場は目にも鮮やかなアロハシャツが百花繚乱!ハデなアロハで気分も盛り上がります。
従業員もアロハ!
街を歩く人はもちろん、カフェやコンビニの店員さんたちもアロハシャツでソンクラーンモード全開!ふだんからにこにこと笑みを絶やさないタイ人ですが、ソンクラーン期間中は笑顔に磨きがかかります。
サンダルや水着も
水掛け合戦にそなえて、ぬれてもいいようにと、サンダルやビニール製の靴が良く売れるのもこの時期、水着で出かける人もいるというからオドロキです。
その2:水鉄砲
水掛けの必須アイテムが、水鉄砲。スタンダードな形に加えて、今年はタンクを背中に背負うタイプが人気だそうで、ドラえもんやウルトラマンなど色んなキャラクターものが出回っています。
バケツも
こちらもソンクラーンが近づくとよく目にするもののひとつ、小さなバケツ。何に使うのかというと…?
オイルと粉
水を掛け合うだけではなく、「ディンソーポーン」という粉を溶いたものを、すれ違う人の顔に塗るのもソンクラーンの習慣のひとつ。ビン入りの液体を混ぜ込んで、よい香りにするのがポピュラーです。これも昔は白いものだけでしたが、年々バージョーンアップ、いまではカラフルなバリエーションがあります。
ジャスミン
家内安全を願うジャスミンの花輪も、市場にずらりと並びます。本来、ジャスミンの花を浮かべた水を相手の肩にそっと掛けるのが正統派ソンクラーンの水掛け。お年寄りなどにはこの方法で水を掛けて敬意を表します。
では、去年の様子を少しご覧いただきながらお別れします。来年もいいお年を!バンコクナビがお伝えしました~。
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記事登録日:2008-04-11