活気あふれる早朝の水上マーケットをエンジン付きボートで巡ります。
サワディカップ バンコクナビです。タイは「東洋のベニス」と呼ばれるくらい運河交通の発達した場所でした。街中に張り巡らされた運河を使い物を運んだり、通学、通勤の足になったり、さらには運河の上での行商までおこなわれていました。現在でもその習慣が残るバンコクから南西へ約100キロほどの距離にあるダムヌンサドアク地域の水上市場を巡るツアーが
ダムヌンサドアック水上市場【B10】です。
ツアースケジュール
06:30 ホテル出発
08:20~08:40 ココナッツファームを見学
09:00~09:20 エンジンボートで水上市場へ移動
09:30~10:30 水上マーケットを見学(約45 分)手漕ぎボート体験付き(約15 分)
12:30
SIAM@SIAMホテル前で解散
早朝出発
朝早い出発となります。
ダムヌンサドアック水上市場で一番活気のある時間帯は朝8時前後、11時を過ぎると船も少なくなり始め、お店も閉店の準備を開始します。元々は地元の人が日用生活品の売買をするためのマーケットであり、現在では有名な観光地になったものの今でも本来の生活用品を買うための場所でもあるため、早朝から数時間が一番賑やかになります。ホテルの出発が早い人、前の晩には早めに寝るように心がけましょう。朝食が間に合わない人は前日ホテルにブレイクファストボックスのリクエストを出して車の中で食べるのも良いでしょう。移動は約1時間半掛かります。
塩田風景
塩の田んぼ 塩田です。
バンコクから南下する際、見ることはできませんが進行方向左手に海が広がっています。このため途中の道路沿いには塩田風景が広がっています。海から引き入れた海水を畑に流し、乾燥により水分水分が減るに従い畑が白い塩で覆われてきて、これを集めるという昔ながらの製法の塩田です。また道路脇ではこの塩を販売していますので、買って帰るのも良いでしょう。ただし殺菌処理はしていませんので、一度炒ってからご使用下さい。
ココナッツファーム見学
最初の観光地、ココナッツファーム(椰子園)に到着です。椰子は中に水を貯め、これがココナッツジュースとして売られているというのは皆さんご存知のことと思います。
ほのかに甘く喉を潤してくれる天然のミネラルウォーターです。そして更に内部の白い果肉からはこれを絞ることによりお料理に使われるココナッツミルクが作られます。タイを代表する料理であるトクヤムクン、ゲーンキヨワーンなどタイ料理の殆どにはココナッツミルクが使われていて、濃厚なコクを生み出し、味をまろやかにしてくれています。このココナッツの果肉は硬い殻の内側にへばりついていて、ここでは独特の道具を使い果肉を削りとる作業を体験できます。さらに硬い殻を使って器などの工芸品が作り出される光景などを見ることができます。ガイドさんの説明を聞いていると「ココナッツって捨てるところが無いんだなぁ」と実感します。
削っている最中のココナッツの果肉部分
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硬い殻から作られる器
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エンジンボートで水上マーケットへ移動
爆音響かせるエンジンボート
ココナッツファームからエンジンボートに乗り水上マーケットへ移動します。タイのエンジンボートは日本のように船舶用のエンジンを使用するのではなく、「車」それも大型トラックなどのエンジンをそのまま船に載せていますのでものすごい爆音がします。細い運河を爆音を響かせ水上を疾走しますのでかなり迫力もありますが、対向側から来た船とすれ違う際水がはねることもあり、また船同士が接触することもありますので、手を挟まれたりしないようにご注意下さい。この運河沿いには沢山の家が建てられており、地元の人の生活の様子を垣間見ることもできます。
他の船とすれ違う際は手が挟まれることもありますのでご注意下さい
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運河沿いに住む人の生活が垣間見れます
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水上マーケット散策
水上マーケットに到着後、運河の脇にある商店街のような場所を散策します。ここで売られているものは衣類、民芸品、お土産、生活必需品、果てはセパタクローのボールなど本当に様々なものですが、基本は交渉制、飲食料品以外は値引きができますので頑張って「値切り」ましょう! ただし値切る際のマナーが一つ、それはこちらから値段を言って、売り手がOKした後、やっぱり買わないというのはルール違反です。値段をこちらから言う時は、「その値段なら買いたい!」という時だけにしておいて下さい。またコーヒーショップやタイラーメンのお店などもありますので、朝早くの出発で小腹が空いた方などここで何か召し上がるのも良いでしょう。見たことの無い料理などあればガイドさんにお尋ね下さい。
タイらーめん
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木の民芸品
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値段は交渉制です
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お腹が空いたらお菓子はいかが?
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手漕ぎボート乗船
これが手漕ぎのボート
いよいよこのツアーのハイライト、手漕ぎボート乗船です。エンジンボートと違いこぎ手が最後尾で檜をこぎますので船はゆっくりゆっくり運河上を進みます。繰り返しますが船が多いときなど船同士が接触するため、手を出していると挟まれることがありますので注意してください。運河の両側にある色々なお店を見てウィンドウショッピングを楽しんだり、すれ違う船の人に手を振ったりと色々な楽しみがあります、貴重な体験を是非お楽しみ下さい。
二人乗りなら横に並ぶ方がバランスが良いです
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この運河の中を進んでいきます
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ツアー注意点
●数時間外にいると汗をかき、帰りの車の中でエアコンの風にあたると風邪を引いたりすることがあります。
●気温が暑い時期は温度が38度を超すような日になることもありますので、熱射病に注意しましょう。
●運河の上は日光を遮るものが何も無く直射日光が当たります。帽子など日よけになるものを用意しましょう。
以上バンコクナビでした。