旅のプロフェッショナル JTB(タイ支店)とバンコクナビの共同企画により催行される水上マーケット観光 ただし約25分間もの本格的象乗りとランチが付いた特別ツアー 象に乗ったまま川にも入ります
サワディカップ バンコクナビです。現地でオプショナルツアーに参加する場合、一番大切なものとは何でしょう? ナビが考えるにそれは安全とガイドの質ではないでしょうか。
どんなに良いツアーでも最後まで安全に終了することが第一、次に親切で丁寧なガイド力、これに尽きると思います。ガイドの中にはあまり日本語が判らず適当な案内やいい加減な説明をする不届き者がいるのも事実、今回ご紹介するツアーは旅のプロフェッショナルJTB(タイ支店)とバンコクナビのコラボ企画、ツアー車両にはGPSを搭載し、走っているコースの把握は勿論速度まで管理して安全運行に最大限の注意を払っています。そしてガイドですが勿論国家試験を優秀な成績で合格した選りすぐりのベテランガイドのみを採用、お客様のリクエストに出来るだけ答えるべく訓練を受けた熟練ガイドばかりですので、安心して水上マーケットの旅をお楽しみ頂けます、それでは早速ツアーの中身をご覧頂きます。
集合場所は4箇所限定
ナライホテル(シーロム通り)
JTBが他社と異なるのは集合場所が以下の4箇所に限定されていること、「え~っ! 私のホテルまで迎えに来てくれないの~?」という方、申し訳ないのですが、その通りです。では何故そのようにしているか、一般のツアーは極力お客様をピックアップするために色々なホテルを回りますが、それには順番があります。つまり早いピックアップになった方は最後の一人が車に乗るまで全員のピックアップに付き合わなければなりません。
スケジュールでは7時出発なのに、ピックアップは6時15分なんてことがあるのはそのためです。ところがJTBの場合はエリア毎に集合場所が決まっているので、あちこちのホテルを回るなんて面倒なことは無く、集合次第出発になります。お客様にご足労をお掛けするのも結局はお客様のためということになります。時間は厳守でお願いしますね。
催行スケジュール
細かいスケジュールですが、当日の混雑状況、道路の渋滞状況などによって変更せざるを得ない場合もありますので、ご了承下さい。
07:00 マイバス指定ホテル集合
08:45-09:10 ココナッツファーム見学
09:30-09:50 ロングテールボート(約20分)にて水上マーケットへ
09:50-10:40 水上マーケットにて自由行動(約50分)
10:50 水上マーケット出発
11:10 エレファントビレッジにて象乗り体験(約25分)
12:00 エレファントビレッジ出発
12:15-13:15 タイ料理の昼食
15:30 マイバス指定ホテル解散
ダムヌンサドアク水上マーケット
日本にはまず無い水上マーケット
ここバンコクには日本にはまず無いような様々な形態の市場=マーケットがあります。夜になってから開催されるナイトマーケット、週末だけ開かれるウィークエンドマーケットなどなど。そんな中でもひと際異色を放つマーケットが水上マーケットです。
運河の岸べりに連なるお店は勿論のこと、物を売る人も船、買い物に来る人も船、手漕ぎの船もあれば豪快なエンジン音を出すスピードボートなどなど混沌とした川の上で繰り広げられる商品の売り買い、こんな光景、日本ではまず見ることができませんよね。今回はこの水上マーケットを見学した後は本格的象乗りにチャレンジするツアーをご紹介します。
最初はココナッツファーム
ココナッツは日本語で言えば椰子の実、椰子の実と言えば飲料水が手に入らない場合、水の代わりに飲めるジュースが中に一杯詰まったとても硬い実で、木から落ちた椰子の実が直撃すれば怪我ではすまないことで知られています。それはそれで間違いではありませんが、実はこの椰子、水代わりに飲むだけでなく色々な利用方法があるんです。水が入っていた部分の内側には白い果肉がたっぷり張り付いていて、これを掻き出したものが胚乳(はいにゅう)と呼ばれるココナッツの実です。このまま食べることも出来るのですが、一般的にはこの胚乳を絞って油分だけを抽出したものがココナッツオイル、水に溶かしたものがココナッツミルク、煮汁を煮詰めたものがパームシュガーというように姿かたちは変わりますが様々な用途で広く用いられています。更に硬い殻は木材のようにお皿やカップなどの製品へ加工されます。木よりも柔らかい感触で肌触りも良く、知らずに使っていたなんていう方も多いのではないでしょうか。このココナッツの加工風景を全てご覧頂きます。
ココナッツの実の中 白い部分が胚乳
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胚乳をこそぎ落とすように実を採ります
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胚乳を煮詰めて出来るパームシュガー
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殻から作られた製品も多数
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水上マーケットの由来
続いて訪問するのがダムヌンサドアク水上マーケット、その昔バンコクは東洋のベニスと呼ばれていました。これはイタリアのベニスと同様、バンコクでは道路網よりも運河網が発達し、交通や運送の要として機能していた時代があったということを意味しています。
バンコク市内は時の経過と共に道路や鉄道といった社会インフラが整備され、運河はかなり姿を消してしまいましたが、80kmほど南に下ったダムヌンサドアクの辺りはその頃の様子を今に残しています。
朝、魚市場に上がった新鮮な魚や、朝採りした野菜や果物を船で運ぶ行商人、子供が学校へ行くのを船で送っていった帰りにその日の食材を買って帰る地元の人々、ダムヌンサドアク水上マーケットは、本来は観光地ではなく庶民の生活の一部だったのですが、失われつつある伝統を守っているうちに知名度があがり、現在では超有名な観光地になったという場所です。また市場が活況を呈するのはこのような理由から早朝から10時ころまでの時間帯で、行商人、地元タイ人、観光客などでごった返すこともあり、運河が車ではなく船で渋滞してしまうほどの人気があります。
最も活況なのは朝8時から10時くらいまで
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船が何隻も並びます
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スピードボート
この水上マーケットエリアは道路が細く、駐車場を探す車で渋滞もしばしば。このためツアーではかなり手前でバスを停め、スピードボートに乗船し水上マーケットの中心部へ向かいます。
このスピードボート、自動車のエンジンを搭載しているため、かなり大きな爆音を放ちます。船体は細い流線型でエンジンの回転が上がれば結構なスピードで走りますが、運河は細いところもあるため、船同士がすれ違う際はお互いにスピードをゆるめ波が立たないよう静かにすれ違います。また運河沿いに建つ高床式の住居を眺めたり、船に商品を満載した物売りのおばちゃんに手を振ることも出来るちょっとしたボートツアーのような雰囲気です。
スピードボート
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細い運河を走るときはゆっくり
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行商のおばちゃんを見かけたら手を振ってみよう
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高床式住宅
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何でも売っています
市場の中心市場の中心に着くと船を降り、運河の両脇にある商店街のような場所に向かいます。ここも市場の一角ですので、色々なものが販売されています。船の上で作るタイ風ラーメンや豚の串焼き、お菓子など食べ物も沢山ありますので、色々トライしてみて下さい。
船の上で作るタイ風ラーメン「クエッティオ ルア」
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これはタイの甘いお菓子
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エレファントビレッジにて象乗り体験
広い敷地に複数の象を飼育しているエレファントビレッジ。敷地内には小山や森、小川も流れています。そんな自然環境の中、象に乗ってお散歩を楽しんで下さい。途中草木を分け入ったり小川に入ったりと中々冒険的な象乗りです。約25分間、たっぷり象の背中をお楽しみ下さい。
朝出発でランチを食べてからバンコクへ午後3時過ぎに戻るこちらのツアー、盛りだくさんの内容であっと言う間に時間が過ぎてしまいます、是非是非ご参加下さい。