初のバンコク、これに参加すればOK!バンコク市内とアユタヤ、タイの2大観光名所を1日で周る豪華ツアーに参加してみませんか。
サワディカップ バンコクナビです。最近の日本、諸外国からの観光客が増加して2015年度は1900万人近くにも達するのではないかという予想がされていますが、観光立国であるタイは既に2000万人を突破し、2015年度は2500万人をオーバーするのではないかと言われています。そんなタイの中で必見とも呼べる場所、一つ目は現王朝の王様が暮らした王宮、日本で言えば皇居に値する場所となります。続いて三島由紀夫の小説「暁の寺」のモデルになったと言われるワット アルン、そして巨大な寝釈迦が横たわるタイマッサージの総本山ワットポーの市内三箇所、更に悲劇の歴史を持つ失われた都、世界遺産アユタヤと続きます。これらの観光名所を日本語ガイドの案内で一日で巡る贅沢ツアー「タイ2大観光地を1日で巡る!バンコク市内&アユタヤ遺跡観光ツアー」をご紹介します。
前半市内、後半アユタヤ
敬虔な場所のため服装には注意が必要です
このツアー、朝の比較的早い時間帯に出発し午前中は王宮(含むワットプラケーオ)、ワットポー、ワットアルンという市内観光の3大名所を廻り、昼食を摂った後アユタヤ観光へ向かいますがここで一つ注意点があります。市内観光で廻る3箇所は非常に敬虔な「聖地」としてタイ人から大変深く敬れている場所ですので、肌の露出が多い格好での入場が禁止されています。特に女性は暑いバンコク、薄着で外出したい気持ちは分かりますが、タンクトップやノースリーブ、ふくらはぎが見える7分パンツ、踵が出るサンダルやミュールなどでの入場は禁じられています。袖のある服装と踝まで隠れるボトムでご参加下さい。これは男性にも同じことが言えますのでご注意下さい。
催行スケジュール
かなり細かいスケジュールですが、当日の混雑状況、道路の渋滞状況などによって変
更せざるを得ない場合もありますので、ご了承下さい。
※以下のスケジュールは2019年5月10日以降のものです。(5月9日までの催行にはワットパクナムは含まれておりません。)
6時~7時15分頃 ホテル出発
8時 ワットパクナム
9時 王宮とエメラルド寺院(ワット・プラケオ)
10時 暁の寺(ワット・アルン)
11時 涅槃仏寺院(ワット・ポー)
12時~13時 ご昼食(タイ料理ビュッフェ)
13時 アユタヤへ向け出発
14時30分~16時15分(アユタヤ遺跡見学)
ワット・ロカヤスタ
ワット・ヤイチャイ・モンコン
ワット・プラマハタート
ワット・プラシーサンペット
16時30分~17時 象乗り場にて自由行動
19時~19時30分 ホテル到着
市内見所
それでは簡単に見所の案内をしていきます。モチロン当日は日本語ガイドがご案内しますが、事前に予備知識を付けておくとより判りやすくなるでしょう。
2019年5月10日からツアーに加わる、ワットパクナム、インスタ映えする寺院として超有名になった寺院です。仏塔の最上階にある天井図とエメラルド色の仏座、その美しさを体験して下さい。
ワット アルン(暁の寺院)
川の上から見たワットアルン
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仏塔に施された美しい装飾
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2015年は改修工事中のため登ることが出来ません
日本では徳川時代の前半にあたる1767年、アユタヤ王朝の滅亡後、タークシン王によりこの地に王朝が築かれました。その時にこのお寺が王室寺院に指定され、ワット=寺、アルン=朝日という意味からも推測が出来るように、このエリア一帯の中で最も早く日が昇ることからこの名前が付けられました。75メートルの高さを持つ美しい仏塔とそれを取り巻く4基の仏塔、そしてその仏塔に施された美しい装飾、これらがワットアルンの見所です。三島由紀夫最後の長編小説である「豊穣の海」第三部の「暁の寺」のタイトルはこのお寺から付けられたと言われています。正式な建立時期は判明していませんが、1300年代には既にあったと言われています。余談ですが非常に多くの人がスリの被害に会うのもワットアルンです。ウエストポーチを後ろに回すのは特に危険です。必ず前に回しておいて下さい。
ワットポー(涅槃仏寺院)
1788年、現王朝の初代王によって建立された王室寺院。見所は何と言っても全長46メートル、高さ15メートルの巨大な寝釈迦です、全身を金箔に覆われた寝姿はとても美しく、足の裏の部分にはインド、タイ、中国の混合様式による宇宙の真理が描かれています。
また寝釈迦の脇には108個の鉢が置かれ、1つの鉢に1個のお金を入れながら煩悩を取り払う儀式を行うことが出来ます。(有料)
当時の寺院は宗教だけでなく政治や経済とも深く関わっており、とりわけワットポーには「病院」としての機能があったため国中から医療に関する知識が集められました。これにより病気を治療するために身体中の経絡を押すマッサージ療法が生み出され、後にワットポーがタイマッサージの元祖となった所以と言われています。
全身に金箔の貼られた寝釈迦
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全長46メートル 高さ15メートル
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足の裏には宇宙の真理が描かれています
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足の裏には宇宙の真理が描かれています
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王宮(ワットプラケーオ/エメラルド寺院)
現王朝の初代王ラマ1世が暮らした王宮であると同時に当時の政治を司った寺院であるワット プラケーオが一体となっています。またこの寺院の内部にはエメラルド(正確にはヒスイ)で作られた仏像が安置されているため別名エメラルド寺院とも呼ばれています。
美しい壁画とエメラルド仏陀、様々な建物の建築様式が見所です。
(エメラルド仏陀は王宮内部にあり、写真撮影は禁じられています。)
アユタヤ見所
日本では源氏による鎌倉幕府が終わりを告げ、足利一族による室町時代とほぼ同じ年代の1351年から約400年の間、栄華を誇った古の都がアユタヤです。度重なるビルマ(現ミャンマー)との戦争を経て最終的にはビルマ軍により壊滅的な破壊を受け、焼け残った煉瓦の廃墟だけが残されています。その面積は広大で、これらの遺跡群は1991年世界遺産に登録されました。
ワットロカヤスタ
寝釈迦は仏陀が入滅するときの姿と言われています
北枕で横たわる27メートルの寝釈迦が横たわる仏教寺院の廃墟です。この寝釈迦以外は全て破壊され、残された仏像も首の部分が切り取られており、戦争の虚しさ、哀しさを物語っています。
ワットヤイ チャイモンコン
高さ72メートルの仏塔
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途中まで登ることが出来ます
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寝釈迦もあります
建立されたのはアユタヤ王朝の初期で、その後王朝19代王ナレースワンがビルマ軍との戦争に勝利したことを記念して高さ72メートルの仏塔が建てられました。市内からやや離れた場所に位置しているため、戦禍から逃れることが出来、仏塔は当時のままの状態で保存されています。仏塔内部には仏舎利(仏様の骨)が納められていると言われ、途中まで登ることが出来ます。階段は急ですがアユタヤの広大な土地が一望できますので是非登ってみて下さい。
ワット プラ・マハータート
廃墟となっているワット マハタート
アユタヤ王朝が成立して間もなく建立されたと言われていますが、誰が建立したのかが確定していない謎の多い寺院です。ビルマ軍に破壊された後、境内には沢山の仏像が残されていましたが、その頭部は全て切り取られ首の無い状態でした。また境内にある菩提樹の根元には石で出来た仏像の頭部が木の根に取り込まれ、アユタヤ王朝が崩壊した後の長い年月、誰もこの地を訪れなかったことを表しています。
全ての仏像の首が切り落とされています
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首の部分は金で出来ていたためビルマ軍が持ち去ったとの伝説
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境内にある菩提樹の根に取り込まれた石仏の頭部
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永遠に取り出されることはないでしょう
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ワット プラ・シー・サンペット
アユタヤ王朝の初代王が王宮と定めた場所で、スリランカ様式の美しい3基の仏塔が残されています。この仏塔の内部にはそれぞれの時代の王の遺骨が納められていると言われています。
3基の美しい仏塔が並ぶワット プラ・シー・サンペット
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それぞれに王様の骨が納められています
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エレファントグラウンド
アユタヤ王朝時代に騎馬として活躍した象が飼育・調教されており、オプション(約300バーツ前後)で象乗りを楽しむことが出来ます。当時は戦闘用であった象の上からアユタヤ遺跡を眺めるのも格別です。
エレファントグランドで自由行動
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オプションで象乗りをお楽しみ下さい
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