気分はリゾート 雄大な景観に囲まれたリゾート地のゴルフコース
2008年全面リニューアルされたコンディション抜群のロータスバレー ゴルフリゾート 料金には往復プライベート送迎、グリーンフィ、キャディフィ、ゴルフカート代が含まれています
こんにちは、バンコクナビです。
ロータスバレー ゴルフリゾートはバンコクの東、チャチエンサオという場所にある18ホールパー72のゴルフコースで1998年、ゲーリープレイヤー氏のデザインにより「ワールドトレード・ゴルフ&スポーツクラブ」の名称でオープンしました。その後2008年に全面リニューアルが施されロータスバレー ゴルフリゾートとして生まれ変わりました。コース全体はフラットな土地に軽い起伏を施し、18ホール中17ホールに池が絡み、広い1グリーンを持っているのが特徴で、グリーンはホールにより縦長であったり横長であったりしますが、必ずと言っていいほど段差があるため、ただ「乗った」だけではパーは拾えません。少なくともカップと同じ面にオンさせないと3パット或いはそれ以上のパットをする可能性が高くなります。またラフもボールが沈み易く更に粘るタイプの草質のため、フェアウェイを外してしまうとボールをクラブフェイスの中心でヒットさせるのは難しくなります。距離はそれほどありませんが、油断してフェアウェイを外すと以外に手こずる、そんなイメージでプレイして頂ければ良いと思います。
それではナビと一緒にコースを見て行きましょう。
フロントとロッカールーム
広く高級感のあるフロントは南国のリゾートホテルの佇まいです。大きなガラス戸のレセプションでチェックインを済ませたら反対側にあるロッカーへ向かいます。明るく整然としたロッカーは清潔感があり、驚くのは日本式の大きな湯船があること、しかもお湯の温度は40℃前後でプレイ後の疲れを取るには最適、ただしあまり長湯をするとここはタイですから汗が止まらなくなりますのでご注意下さい。
広く開放的なフロント
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明るく近代的なレセプション
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清潔なロッカー
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日本式の大きな湯船があります
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ゴルフカート必須 90度ルールでラフまで
ロータスバレー ゴルフリゾートはゴルフカートの利用が義務付けられています。また芝を保護するためフェアウェイまでは入ることが出来ず最寄りのラフでカートは止まります。プレーヤー1名に対しキャディも1名付きますのでカートの運転はキャディに任せ、次のショットのクラブ選択を考えながら助手席に座って移動しましょう。
カートは新しいのでとってもパワフル
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運転はキャディさんに任せましょう
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総距離数7,015ヤード
フェアウェイ左に池があるコースが14ホール中11ホール
ティは黒、青、白の3種類とレディスの赤、それぞれの距離は黒:7,015 青:6,527 白:6,147 赤:5,506ヤードとなっています。トリッキーなホールは少なく真っ直ぐなフェアウェイの多いロータスバレー ゴルフリゾート、どちらかと言うと中堅からビギナー向けのコースと言えるので、あまり無理をせず白ティかせいぜい青ティでプレイをお願いします。ショートホールを除く14ホール中11ホールはフェアウェイ左にウォーターハザードがありますので、スライスが持ち球の人の方が有利かもしれません。前述した通り、距離よりも正確にフェアウェイを捉えた方が好スコアに近づくと考えて下さい。
明確な意思をもって池を避けて下さい
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美しい景観でもあります
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1番434ヤードパー4 HC9
雄大なフェアウェイ 力まず軽いドライバーを
スタートホールは平均的なミドルホール、左に池がありますので、力んで引っ掛けないよう軽いスイングでフェアウェイを狙いましょう。グリーン手前にクリークがありますので、ドライバーの飛距離が出なかった場合は迷わずレイアップ、グリーンは縦長の受けグリーンですので、寄せワンを狙うくらいで丁度良いと思います。
グリーン手前に小川がありますので、レイアップが無難
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斜面と傾斜が入り混じった受けグリーン できるだけピン近くにオンしたいところ
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2番529ヤードパー5 HC3
真っ直ぐなフェアウェイの2番ロング
広く真っ直ぐなフェアウェイを持つ2番のロングホール、右は池、左はOBのレイアウトです。フェアウェイは微妙なアンジュレーションがありますので、ティショットよりもセカンドショットに注意を払うべきでしょう。ロングホールである以上、セカンドで長いクラブを使用する可能性が高く、右の池がグリーン横まで伸びているため、リスクは常に存在します。まだ身体が十分にほぐれていない2番ホールですので、何よりも池に落とさない注意が必要です。グリーン周りは左右にバンカーが待ち受けているものの、花道はしっかり開いていますので、とにかく方向性重視、ただしグリーンは異常に縦長ですので、当日のピンの位置をキャディに確認してからアプローチに入って下さい。
左右にバンカー 池も伸びて来ています
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縦に50ヤード近い距離があるグリーン
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3番164ヤードパー3 HC15
池越えショート
池越えのショートホール、そろそろ身体がほぐれて来た頃でしょうから、しっかりオンさせたいところです。グリーンは受けているため、オーバーすれば下りのパットが残りますのでクラブ選択に注意が必要です。出来れば手前から乗せて行きたいホールです。
受けグリーンですのでオーバーは要注意
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この日は斜面の馬の背にピンが切られていました
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4番386ヤードパー4 HC11
池がフェアウェイに食い込んでいます
距離の短いミドルホール、このようなホールにはトラップが沢山あると考えるのが妥当です。入り組んだ海岸線のように池が何箇所もフェアウェイに食い込んで来ているので、何よりも安全な右から攻めるのが常道です。距離が短いので、フルスウィングは必要ありませんので、確実にフェアウィを捉えましょう。右から攻めればアプローチショットの角度も良くなるので安全ルートが確保できますが、何と言ってもこのホールのポイントは複数の傾斜が入り混じったグリーンにあります。下りのパットを残せばかなり難しいラインになりますので、基本通り手前から行きましょう。
受けグリーンでありながら池に向かって傾斜しています
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複数の傾斜が入り混じったグリーン
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5番311ヤードパー4 HC17
池の手前、ライの良い場所にレイアップ
更に短い距離のミドルホール、トラップは一目瞭然左から池が張り出していますので、ドライバーは使えません。池の手前、できるだけライの良い場所までアイアンで運んで下さい。軽い打ち上げグリーンのため、ピンの根元が見え難く距離感が出し難い設計です。
グリーンは横に長く奥のバンカーは深いので、ティショットよりもアプローチがより重要なホールとなります。普段からアプローチの練習もしっかりしているかが問われるホールとなります。
バンカーが効いています
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ここも複雑な傾斜のグリーン
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6番437ヤードパー4 HC1
ハンディ1のホール
18ホール中最も難しいHC1のミドル。軽く左に曲がるフェアウェイに沿うように池が走っています。距離を出そうと力めば左の池に捕まりますので、右のクロスバンカー左へドライバーを落として下さい。グリーン手前からは打ち上げになるため、ピンの根元が見えず、かなりの角度で受けているため、オーバーすれば急傾斜の下りラインが残ります。パーオンしたとしても下りが残れば、まずパーは難しいホールと思って下さい。
グリーン手前からは打ち上げ
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奥から2パットはかなり厳しいホールです
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7番587ヤードパー5 HC5
18ホール中唯一と言っても良い左曲がりのホール
18ホール中、唯一と言っても良い左曲がりのロングホール、右は池、左は林とOBが待ち受けています。フルバックからは587ヤードの超ロングホール、青ティで560ヤード、白ティからでも555ヤードとかなりの距離があるホールです。フェアウェイは充分な広さがありますので、出来ればしっかりとしたドライバーを打ちたいところです。フラットなライを利用しながらグリーンに近づくと花道を狭め深いバンカーが大口を開けています。このバンカーに落とすと複雑な傾斜のあるグリーンの1パット圏内にボールを止めるのは至難の業と言えるでしょう。
花道を大きく塞ぐガードバンカー
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複雑な傾斜を持つ広いグリーン
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10番352ヤードパー4 HC10
後半のスタートホールは左ドッグレッグ
後半のスタートホールは90度近い角度の左ドッグレッグミドル。目標は正面のバンカー方向です。ある程度思い通りのドライバーが打てた場合、左右に長く、傾斜のきつい二段グリーンが正面に見えます。池がグリーンの手前に入りこんで来ていますので、最後まで気を抜いてはいけません。ショート・オーバーはOKですが、右にはバンカーもありますので、真っ直ぐピンに向かってヘッドを振り出して下さい。
ショートすると左は池で右はバンカー
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左右に広い2段グリーン
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11番510ヤードパー5 HC4
一見すると何もトラップの無い真っ直ぐのホールに見えますが、左のクロスバンカーの先からグリーン横まで池があります。更に右のクロスバンカーの裏にも小さな池が隠れていますので、ドライバーを曲げた場合少なくとも1打、ロスをします。グリーンは砲台状になっていますので、止まらないボールを打てばどこへ転がるか想像が付きません。飛距離よりも丁寧なショットを続けたいホールです。
一見するとフラットで真っ直ぐなホールですが・・・
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グリーン左まで池が迫る砲台グリーン
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12番202ヤードパー3 HC16
珍しく『水』が全くないショートホール、ある意味サービスホールと言っても良いでしょう。問題なのは巨大な1グリーン、コース全体の特徴でもある複雑な傾斜の入り混じったグリーンは長いパットを残すと大変なことになります。芝のコンディションは上々ですが、微妙な曲がり方をするために簡単には入りません。
比較的易しいショート 水がありません
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問題はこの広~いグリーン
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13番467ヤードパー4 HC2
インコースでも最も難しいHC2のミドルホール、ティショットの段階からビジュアルでプレッシャーを掛けて来ます。距離もかなりあるミドルですが真っ直ぐなフェアウェイですので、ドライバーが得意な人有利なホールと言えるでしょう。しかしフェアウェイには意図的に微妙なアンジュレーションが付けられているため、中々フラットなライからセカンドを打つことが出来ないようになっている上、50センチ近い高低差のある2段グリーンですので、パーを取るのは容易ではありません。
ビジュアルからプレッシャーの掛かるホール
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フェアウェイもグリーンもアンジュレーションがあります
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16番415ヤードパー4 HC8
目標は鉄塔
ティグランドからグリーンが見えない左ドッグのミドルです。目標は正面の鉄塔狙いで池の右ふちをかすめるように打つのがベストラインです。グリーンは池の方に出張っているため、セカンドが池越えになります。軽い打ち降ろしですり鉢状になったグリーンを上手に捉えたいところですね。
セカンドは池越えになります
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グリーンは軽いすり鉢状
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17番236ヤードパー3 HC12
4ホール中、最も距離のあるショートホール、ティグランド前の植え込みがプレッシャーを掛けてきますが、気にせずグリーンだけに集中しましょう。17番グリーンは横に広がっているため奥行きが無く、オーバーは禁物、クラブ選択が重要になります。オーバーすればグリーン奥にもバンカーが待ち受けている上、下りのラインとなりますので、距離は短くても3パットの確立が高くなってしまいます。
グリーンだけに集中、クラブ選択に注意
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奥にこぼすと大変なことになります
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テラス席から
プレイ後はレストランで冷たいお飲み物とお食事をお楽しみ下さい。空調の効いた室内席も良いですが、テラス席で18番ホールを上がってくる後続のプレーヤーを眺めながらゴルフ談義に花を咲かせるのも楽しいものです。南国リゾート気分を満喫できる雄大なゴルフコース、「ロータスバレー ゴルフリゾート」、バンコクナビは正規代理店ですので往復送迎、グリーンフィ、キャディフィ、ゴルフカートがセットになったお手頃なパッケージ料金でご予約可能です。
以上、バンコクナビでした。