普通のたまごが華麗に変身!ラインストーン・ダイヤテープ・ラメにデコされてキラキラの、世界に1つの小物入れ。
こんにちはバンコクナビです。本日はタイ政府認可OTOPにも認定されている珍しい小物をご紹介。たまごの殻を使っためずらしいジュエリーボックスやかばん、アクセサリーなどを作成しているタイで唯一のお店。なぜたまご?という意外さと、これがたまご?と思わせるキラキラデザインが大切な人への贈り物にも喜ばれているそうです。
● バンコクのアンティークとジュエリー問屋街
アッチャラーさんがお店を構えているのはバンコクの中でもジュエリーやアンティーク屋さん、特に問屋が軒を連ねるBTSスラサック近辺のシーロム通りにあるシーロムギャラリア。反対側にはセントラルシーロムがあります。またすぐ隣はショッピングコンプレックスのバーンシーロム。
● 目が痛い!
お店の中では作品が光り輝いています。もちろんすべて売り物。小さなものから大きなものまで存在感をアピール。一体どこにたまごが入っているのか疑問になりますね。
● デザイナーアッチャラー女史
店のオーナー兼デザイナーはこちらのアッチャラー女史。たまごの何ともいえない丸さと形に魅せられて、たまごの形を生かした小物作りを思いついたそうです。「小物それぞれ、すべて同じひとつのたまごから作成しています。たとえばジュエリーボックスをとってみても、箱部分とふた部分で違うたまごを使っていることは絶対にありません。たまごにはそれぞれカーブがついていて、同じものは世界に2つと存在しない指紋のようなもの。外側のデザインが同じでも、カーブが違うので全部一点物なの。なかなかロマンチックでしょ?」とたまごの魅力を語ってくれました。
● 気になる硬さは?
たまごが入っていると聞くと、やはり気になるのは「硬さ」。「硬さはどうなんでしょうか、割れたりしませんか?」と聞いてみたところ「特別な紙とのり、エナメルを何層にも重ねているので大丈夫。思い切り床にたたきつける実験済よ。」もちろん丁重に扱うことは必要ですがこわごわ触る必要はなさそうです。
● たまご・たまご・たまご
工房・兼・ショップの中ではたまごが華麗に変身する工程も見ることができるのが魅力。こちらが元のたまご。中身だけ小さな穴を開けて吸出するのだそうです。たまごの種類だけでも10種類以上!地元タイの鳥から遠くはオーストラリア、アフリカからも輸入しています。
うずらや鶏のたまごはさすがにおそるおそる持ち上げました。軽くてすぐ割れそう。でもエミューやダチョウの卵は穴を開けるのも大変なくらい硬いそうです。たしかに、お、重い!
こちらはアッチャラー女史の作業工程です。たまごにラフデザインを書いて、カットし、金具をつけ、色付け・補強、デコレーション、とこの中で少しでもたまごが欠けたらやり直し!その代わり出来上がったときの達成感は格別だそうです。
■ プロダクトチェック!
ジュエリーエッグ(ジュエリーボックス・宝石箱) 4,500バーツ
それではエッグデザインby アッチャラーの人気商品をチェック!一番人気はやはり白鳥のたまごでできたジュエリーボックス。デザインも一番豊富です。少し面長のフォルムがなんとなくボイルドエッグホルダーのよう(笑。ふたをつまんで軽やかにあければ中はベルベッドの布が敷き詰められておりジュエリーを守ります。洋風・クラシック風の小物は海外からのお取り寄せ。
ふたの裏もしっかりと布が敷いてあります。
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足もしっかりしているので転がることはありません。かなりコーティングされているので見た目よりも重さがありずっしりしています。
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中は約6.5センチ。大きなものは入りませんが時計など出し易く入れやすいので入れておくといいですね。
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お勧めの使い方はこちら。指輪ボックスの台座ごとだし、ジュエリーエッグにはめることです。
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ラブエッグ 1,600バーツ
小さくてお手ごろ!と思いきや、ほかのジュエリーボックスより手間がかかっているのがこちら。よくみるとこのハートの2つの丸み、こんな形のたまごがあるのですか?と聞いたところ、これはカーブのぴったり合う、2つのたまごを使用しているそうです。「もしカーブがあわなかったらやりなおしなのよ」だそうです。うわーすごい手間ですね。数ある中から選ばれた2つのたまごがぴったりと合わさっているわけです。特別なジュエリーを入れたいですね。
台座付きジュエリーエッグ 4,500バーツ
少し高めの台座がついた横向きのジュエリーボックス。なんとなく人魚が出てきそうな雰囲気がありませんか?横向きなのでジュエリーも取り安そうですね。
ベビーカー風ジュエリーエッグ 1,800バーツ
もち手や車輪がかわりいベビーカー風。横向きでしっかりしているので安定しています。これなら細かいピアスなども入れられそう。
エッグバッグ(白鳥) 5,000バーツ
パーティーなどの話のネタになりそうな白鳥のたまごのかばんです。もちろん口紅と携帯用香水しか入らない大きさですが無地のカクテルドレスに映えそうです。中を開けるとまるで貝殻をあけたよう。開け閉めの金具もしっかりしています。このデザインは特に、本物のドライフラワーで飾り付けられているのも特徴的。タイを思わせない、洋風クラシカルデザインです。
エッグバッグ(エミュー) 9,500バーツ
白鳥のたまごよりも大きく、ダチョウのたまごよりも小さいエミューのたまごでできています。黒いたまごでできているとは思えないデコですね。
エッグバッグ(ダチョウ) 9,500バーツ
こちらも黒いドレスに映えそうなバッグ。一番大きなダチョウのたまごで作られています。浅いクレーターのテクスチャーも入っています。ダチョウのたまごにさらにコーティングが施されているので重さはありますがシックな趣です。
キーホルダー (未発売)
今売り出し中新製品のうずらたまごシリーズ。これはコーティングする前にたまごの中に液体をいれ、固めているのでとりわけ強度の高いものです。さらにラメコーティングをしたキラキラ度もたかいお手軽商品です。
アクセサリー (未発売)
こちらも小さいたまごを活用したアクセサリー。今までは大きなたまごを加工していたアッチャラーさんですが、これからは小さな作品も作っていくとのことでした。
● お買い上げ・郵送用パッケージもしっかり
動かないようにがっしり固め、さらに深い赤のボックスに収められて手元に。これならしっかりともって帰れそうです。また右の写真は今考案中のアロマセット。たまごの中にポプリやアロマオイルを入れて楽しんでもらおうと企画中だそうです。
いかがでしたか?気の遠くなるような手作業を一人でこなしているアッチャッラーさんのアートワーク。たまごという意外な素材は見事に料理!もちろん手作業のため時間もかかるし値段もはりますがその芸術性とデコレーションに、おみやげにも人気だそうです。近日ナビモールでもお買い上げ可能になります!以上バンコクナビでした。