お土産まとめ買い! 中華街そばの問屋街
サワディーカポン バンコクナビです。
ナビの友人が日本で雑貨店をオープンするとのことで、案内したのがこちら、ヤワラート通りの1本南側、かつてはサムペーン通りと言われていたそうですが、現在はワニット通りソイ1、通称「サンペーン・レーン(タイ人は“サムペーン”と呼びます)」とも呼ばれます。
通りと呼ぶには細い、2メートルほどの道幅の両サイドに、アクセサリーなどの雑貨、靴、布地、ディスプレイ用品や包装紙など、開業に当たって必要になるさまざまなアイテムが揃う場所として、タイ人のみならず日本人も多く通うエリアです。
入ったが最後出るのが大変!
目印のホテル「グランドチャイナプリンセス」
ホテル、「グランドチャイナ・プリンセス」のあるラチャウォン通りを南へ100メートルほど。ここがサムペーン・レーンの中間地点。かなりの人だかりなのですぐに分かります。
一歩サムペーン通りに足を踏み入れると狭い通りに溢れる買い物客と行き交うバイクやアイスなどの移動屋台(?)、離脱するのも一苦労というくらいの人ごみです。しかも彼らの多くは、買出しが目当てとあって大きなビニール袋をいくつも提げ、すれ違うのも大変そう。ナビもすっかり人酔いしてしまいました。
ヤワラート名物「Vespa」。
こちらも目印、バンコク銀行。両替などのサービスもあります
サムペーンにあるお店の多くは問屋になっています。そのためバラ売りもしてはいますが購入の際には、6個以上、できれば12個、つまり1ダース(タイ語でโหล「ロー」)で買うのがお得です。店頭の値札にも1ダース当たりの値段が掲示されているものが多いのが特徴です。値段もほぼ底値、粘って交渉すれば多少安くしてくれることもありますが、「労力の割りには……」という感じです。
購入時には品名と数量、値段の入った伝票にお店の名刺をホッチキスで留めたものを必ずくれるので、次回の買い物の際の目安にしたり、言葉に自信のある方は電話などで再発注することも可能です。
また、大量に購入するとホテルまで送ってくれるサービスもあります。
どこかで見た事のあるアイテムが色々
この界隈の品揃えの特徴はバンコク都内や日本の雑貨屋などで見たことのある商品が多いところです。卸売がメインなだけあって「あ、見たことある~」というアイテムが目白押し。底値を知るにはいいエリアですし、女性向けのちょっとしたアクセサリーなどはお土産としてまとめ買いするのに最適なエリアとも言えます。まとめ買いであればアクセサリー類は1つ20B前後~、そこそこお洒落なサンダルは50B前後~、クオーツの時計は安いもので50B前後~と、かなりお得です。とはいえ気に入ったデザインのものがあるかどうかは運次第。
ともかく、お店を覗きながら見つけたアイテムをご紹介しましょう。
美味しそうな、ストラップ。1つ45バーツ
まとめ買いが基本。たくさん買えば多少はまけてくれます。
いかがでしたか? 「これは珍しい! 買うしかない!!」というアイテムは非常に少ないですが、お土産などに最適な無難なアイテムは数知れず、お値段も手ごろ。
人が多くて、暑苦しいのが平気な人にはなかなか楽しい場所と言えます。ぶっちゃけナビとしては、「何も用がなければ行く場所ではないかな」という感じですが、アクセサリーのディスプレイ用のスタンドや包装用のビニール袋や小箱、ケースなどここならではのショップが多いのも特徴。
中華街の散策ついでに人ごみにダイブしてみるのもいいかもしれません。
以上、バンコクナビでした。