カオサン通りの地下にある、レンガ造りのパブ。スカ・ジャズ…お抱えバンドの生演奏でじっくり酔えます。
サワッディーカー！バンコクナビです。
バンコクの夜を余すところなく楽しみたいという人に、今回ナビは、落ち着いて食事もできる、座ってお酒も飲める、そしてさらにバー専属バンドのライブがはじまったら立ち上がって踊れる！という、カオサン通りのお勧めバー、『ブリックバー』をご紹介します。ここは特に地元のタイ人に大人気で、週末の８時以降はテーブルの確保も難しいほどなんですよ。では早速ご紹介します。
≫場所はカオサン
ブリックバーがあるのは、カオサン通り。かつてバックパッカーの聖地といわれたここも、いまでは地元タイ人のお洒落夜遊びスポットへと様変わり。
カオサン通りへはタクシーが便利です。 ブリックバーは、カオサン通りのタナオ通り側にあるバディビルの中にあります。入り口の右手には「マクドナルド」（ここのマクドナルドは24時間営業！）、左手には「コーヒーワールド」が入っています。その中を、看板を見ながら奥へ奥へとどんどん入っていってください。
奥の奥、建物の突き当たりに、ネオンの看板「ＢＲＩＣＫ ＢＡＲ」の文字。ここで、20歳を超えているかどうか年齢がチェックされ、平日は入場料無料ですが、金曜日と土曜日の２日間は150バーツのエントランスフィーを払います。この150バーツは後で飲み物用クーポンの役割を果たします。年齢を証明できるものであればコピーでも可ということなので、パスポートのコピーを忘れず持参しましょう。
※変更の可能性があります。
◎ レンガ造りの80年代風
入り口すぐの階段を下りて（薄暗いので足元に気をつけてくださいね！）、半地下の１階部分。中は「ブリック＝レンガ」という名前に違わぬ総レンガづくりで、まるでヨーロッパのどこかの葡萄園のワインの貯蔵庫のような、深い味のある雰囲気。正面にはバンドの演奏スペースがあります。ビリヤード台があったり、ゆったりくつろげるソファの席があったりと、いろんな楽しみ方ができそう。踊り場の下にも席がありました。１人がけ、２人がけの小さなテーブルもあるので、少人数で来ても気兼ねなくテーブルを使えます。
◎ ２階席も
２階はよりプライベートな雰囲気。お店の中央は吹き抜けになっていて、トナカイの角を模したようなオブジェが釣り下がっています。壁にはビョークなどのスターのポートレートが額縁に入って飾られています。
≫食事も
ブリックバーは、食事メニューも豊富。まずは腹ごしらえが大事、腹が減っては踊りも踊れぬ、ですよね。サラダ（80～170バーツ）やピザ（180～250バーツ）などのウェスタン料理からタイ料理まで。
タイ料理は１皿約100バーツ前後。その辺のレストラン顔負けのメニューの多さでした。
ナビが注文したのは、ソムタムプー（190バーツ）と豚肉のグリル（130バーツ）。どちらも本格的な味でした。
≫お酒も
もちろんお酒もいろいろ揃っています。ハイネケンなどビールは110バーツ。Sangson（タイのウイスキー）はボトルで330バーツ、ジョニーウォーカーのレッドレーベルは1,045バーツです。150バーツの入場料が必要な金・土曜日は、入場時に、入り口に置かれた樽の中の飲み物を選びます。氷できんきんに冷えていておいしそう！
☆ ライブ
午後８時をまわり、どんどんライブ目当てのお客さんが増えてきました。客層は、20歳そこそこの若い人たちから、割と年配の男性二人づれ、など年齢層は幅広く、でもほとんどがタイ人。
その日のライブスケジュールは、入り口のボードで確認できます。１番人気は、「ＴＥＤＤＹ ＳＫＡ ＢＡＮＤ」。日曜日以外毎日、23時半から閉店時間の１時まで演奏します。
ライブが始まりました。立ち上がって踊る人、そのまま座って演奏を楽しむ人、といろいろでしたが、大トリのテディ・スカバンドのゴキゲンなスカのリズムがチャカチャカと流れ出すと、みんなが立ち上がって踊り始めました。店内は超満員、すごい熱気です。それにしてもタイ人は本当にダンスがうまいなぁ。楽しそうに踊る彼らをみて、ナビもつられて踊り始めました。
いかがでしたか？
時代がかった内装と素敵なバンドの生演奏で、気持ちよく酔えそうなバー、ブリックバーでした。以上、バンコクナビがお送りしました。
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