映画007シリーズのロケ地や007シリーズのロケ地「ジェームズ・ボンド島」、さらにはお猿さんが住む寺院スワナクハ洞窟寺院を巡る濃厚観光一日の旅!
サワディカー。プーケットナビです。突然ですがみなさん “007シリーズ”は、お好きですか?そう、英国スパイジェームズ・ボンドが主役のスパイアクション映画。今年2008年には22作目が完成する予定ですよね。今回ナビは、007シリーズ9作目(1974年)「007 黄金銃を持つ男」のロケ地で有名な「ジェームズ・ボンド島」などを訪れるパンガー湾1日ツアーに参加してきました。
思ったより近かったパンガー県
プーケットと本土を陸で結ぶ全長約800メートルの「サラシン橋」を渡ったマレー半島にあるお隣のパンガー県。ツアー当日はちょうど朝の通勤時間と重なりプーケット内で少々の渋滞には遭いましたが、カタビーチから出発してパンガー湾クルーズ船が出港しているスラクン船着場まで所要時間約1時間30分。プーケット国際空港からパトン、カタビーチまで約1時間ということを考えるとパンガー県は意外に近いことが今回ツアーに参加して判明しました。
船着場
「クローンガー川」にある、パンガー湾クルーズで利用するボートのみが出向する、鄙びた「スラクン船着場」。
プーケットの地元漁師さんが使うロングテールボートよりも大きいサイズの屋根付き木製ローカルボートに乗船。安全第一!ガイドさんが渡してくれたライフジャケットを着用。それでは早速クルーズへゴー!!
広かった川もマングローブの茂みでどんどん阻まれていきます。
しばらく船を走らせると水上に町がある有名なパンジー島が見えてきました。島の住人は、イスラム教徒。遠めからも金色のモスクの頭がキラキラ光って目立っています。今回のツアーではこの島には上陸しませんでしたがガイドさんの説明だと病院や小学校も村の中にあるそうです。それにしても水上生活とはどんなライフスタイルなのでしょうか。
ピンカン島到着
ライフジャケットを船上に脱ぎ置きピンカン島の小さなビーチから島へ上陸。ここはマリン・ナショナル・パーク内なので上陸するには大人200バーツ、子供(14歳以下)100バーツの入場料を支払います。今回の入場料はツアー料金に含まれています。
船を降りたビーチの正面はTシャツや貝殻で作ったジュエリーなどを販売しているシー・ジプシーの人達が開いているお土産屋さんです。
そのお土産屋さんの前を通り過ぎて道をそのまま進むとピンカン島のもう一つの見所、奇岩。昔は一つの岩だったらしいですが断層してナイフで切ったかのようにすっぱり2つに分かれてしまいました。2つの岩は見た目お互いを支え合って成り立っているので「死ぬまで一緒にいようね!」という意味を込めてタイでは新婚旅行でこの地を訪れるカップルが多い縁起がいい場所です。
奥はこんな感じで行き止まり。
奇岩の中に入ってみました。左上部分にも登れば入れます。
そのまま道を進むと今回の旅のメインといってもいい「ジェームズ・ボンド島」。釘を打ったかのような形なのでタイ語では釘という意味のカオ・タープー。(Tapoo Island)石灰山です。
実際の島はイメージしていた島よりかなり小さかったです。映画「007 黄金銃を持つ男」ではジェームズ・ボンド(ロジャー・ムーア)と戦う悪党のアジトになった島ですが、悪党はきっとかなり小柄だったんですね。
島を正面にして左側の階段を上って行くと桟橋があるビーチに出られます。途中には「ジェームズ・ボンド島」の写真を撮る絶好スポットもあります!
ピンカン島を堪能した後は船に乗って出発地の「スラクン船着場」に戻ります。
帰る途中船からシーカヤックをしている人たちを発見。洞窟が多いパンガー湾でのシーカヤックは更に自然を満喫できそうです。
船着場についたら約10分ミニバスに揺られお猿さんが寺内に住んでいることで有名なスワナクハ洞窟寺院へ到着。
境内には、お猿さんが沢山。境内にある飲み物などを販売している屋台では餌のバナナを売っていました。洞窟入口付近でも餌のピーナッツを一袋20バーツで販売しています。
洞窟の中は、もちろん仏像の数々。暗くて雰囲気あります。
入口付近にあるお墓。地元の由緒ある一族のお墓らしいです。洞窟の中に仏像と並んだお墓をつくってしまうなんてすごいですね~。
横にはお礼金を入れるボックスもあります。中は20バーツ札が多かったです。
横たわる仏陀前に座っているお坊さんが、ヒモを腕に巻いてくれます。これはタイでは「サイヤン」と呼ばれるお守りの様なものでヒモが切れた時に願い事が叶うといわれています。一時日本では流行した「ミサンガ」と同じ要領です。ただしお坊さんは女性に触れてはいけないので女性の場合は僧侶以外の男性を通してヒモを頂きます。ナビ取材日にはお坊さんは残念ながら不在でした。
ハイテクおみくじ発見!ナビ、持っていた唯一のコイン1バーツを入れてトライ。
コインを入れるとルーレットのようにクルクルと光が回り番号を教えてくれます。あやしい音声付なので結構洞窟内ではちょっぴり目立ってしまいました。
英語とタイ語の説明用紙があります。ナビナンバー「9」をゲット。結構いいことがかいてありました。
お寺の本堂はこちらです。残念ながら僧侶以外は入れません。
この部分、女性の髪の毛に見えませんか。
洞窟を奥に進み階段を上って右側は鍾乳洞。ライトアップされています。
お寺をゆっくり拝観した後には、ミニバスに乗ってパンガー・ベイ・リゾート(Phang Nga Bay Resort) へ。ホテル内の川沿いのテラス席もあるレストランが今回のツアーのお食事処。ナビは、クーラーが効いている室内でお昼を頂きました。食べきれないほどの沢山の種類のメニューが出てきましたが特に「モーカップサイコップ」というカニ肉&豚肉を使った揚げ団子が特に美味でした。飲み物は別料金で食事の後にお支払いをします。
お帰り
食事を終えてプーケットに帰途。ちょうどお腹も満腹状態でミニバスの中でうたたね気味のナビでした。出発地カタビーチエリアについたのは16:30頃でした。
いかがでしたか?今までパンガーと聞くだけで「移動に時間がかかりそう。」と敬遠していたナビでしたがパンガーまでは意外に近いということを発見。ローカル船を利用して壮大なマングローブと山々を見渡すクルージング。念願の「ジェームズ・スボンド島」の目の前で記念撮影。スワナクハ洞窟寺院で猿と戯れて最後はリバーサイドのレストランで美味しいタイ料理に舌づつみ。一日がかりのツアーはホテルに帰るとグッタリ疲れが出るパターンが多いのですが今回はアクテイブに移動したのにもかかわらずプーケットに帰ってからも疲れ知らずの快適観光旅でした。以上プーケットナビがお送りいたしました。