3Dアートといっしょに写真を撮れる参加型の美術館。「クラシック」や「ファンタジー」などいくつかのゾーンに分けて、たくさんのアートを展示。
サワディーカップ、バンコクナビです。ラチャダーピセーク通りのショッピングセンター「エスプラネード」。ここの4階にあったスケート場に代わり、3Dアート美術館の「アート・イン・パラダイス」が2014年2月22日に新たにオープンしました。パタヤとチェンマイに続いて3館目のオープンになります。
「3Dアート」は別名「トリックアート」とも呼ばれます。平面のアートを目の錯覚を利用して立体的に見せたり、見る角度によって印象が変わったりします。人物といっしょに写真を撮ることでさらに立体的に見えますのでカメラは必須です。
エスプラネードの4階にあります
<アート・イン・パラダイスへのアクセス>「アート・イン・パラダイス」が入っている「エスプラネード」の最寄り駅は地下鉄(MRT)「タイ文化センター(ThailandCultural Centre)」。この3番出口を出て左手すぐのところにあります。
駅の改札を出て3番出口へと向かう通路の途中にも3Dアートがあります。「アート・イン・パラダイス」のサンプルとして展示されているわけですね。展示されている作品の数はそれほど多くありませんが、ここだけでも3Dアートの雰囲気はそれなりに楽しむことができます。
アートといっしょに写真を撮れる参加型美術館
入場料は大人300バーツ、子供(身長120cm未満)200バーツなのですが、これって実は外国人料金でタイ人料金は大人180バーツ、子供120バーツ。このタイ人料金は外国人にはわからないようにタイ数字で書いてあって、なんかズルいなーと思うのですが、まあ、しかたないですね。でも、ナビが窓口で「大人ひとり」とタイ語で言って300バーツを出すと、お釣りが120バーツ返ってきました。タイ人だと思われたんでしょうね。
入ってすぐのところに現れるのがこちら。石レンガの壁に飾られた額縁入りの絵画に見えますが、実際は一枚の平面の絵です。
こちらは見る角度によって立体的に見えるアート。絵の中のサーフボードに人を立たせれば、実際にサーフィンをしているかのような写真が撮れるのですが、いかんせん、ナビにはツレがいません……。
「アクアリウム&サファリ」をイメージしたゾーン。大きな柱が床を突き破っていたりして、どこからどこまでが3Dアートなのかよくわからなくなってきます。
そして、額縁から飛び出して見える立体的な絵画の数々。
ファンタジーゾーン。ひとつひとつの3Dアートがかなり大きいので、本当におとぎの世界に迷い込んだかのようなダイナミックな写真を撮ることができます。
ちょっと面白いのがこのアート。見る角度によってきちんと建物の姿も変わる立体的なアートなのですが、ずっと見ているとなんだか遠近感がおかしくなってしまいそう。近くで見てみて納得。建物の凹凸が逆になっていたのです。
モダンゾーン。現在のバンコクの街並みがあったり、タイム誌の表紙を飾れたりします。
最後に出口近くでお見送りしてくれるのが、スクリーンに投影されたモナリザの立体映像。見慣れたモナリザでも、動いているとかなりインパクトがあります。
喫茶店も併設されています
「アート・イン・パラダイス」には「PIAカフェ」という喫茶店が併設されています。ここでコーヒーを飲みながら館内で撮った写真を見返して余韻に浸るのもいいですね。
いかがでしたか? ナビは今回ひとりで訪れましたが、この「アート・イン・パラダイス」はカップルや友達連れで来て写真を撮りあってこそ本来の楽しさを味わうことができます。「エスプラネード」内には「アート・イン・パラダイス」の他に映画館やボーリング場なんかもありますので、一日中遊ぶことができそうですね。以上、バンコクナビでした。