バンコクから車で2時間の郊外にあるパタヤ。ショッピング、グルメ、ナイトライフと様々な楽しみ方ができるパタヤは世界からたくさんの観光客が訪れるビーチリゾートとして人気です。
バンコクの東部郊外に位置するパタヤは1960年代のベトナム戦争時にアメリカ軍の保養地として開発が急ピッチに進みビーチリゾートとして発展を遂げてきました。バンコクからも近場のリゾートして、ショッピング、グルメ、マリンスポーツ、ナイトライフなどバラエティに富んだ魅力あふれる街には、欧米を中心に世界からたくさんの観光客が訪れます。
パタヤへ行くには…
バンコクからパタヤへのアクセスはバスを利用の場合、東バスターミナル(エカマイ)からパタヤへのバスが出ています。パタヤを含む東部郊外へのバスは朝5時頃~夜の8時まで30分毎と頻繁に出発していて、座席も全て指定となっているので手頃な料金で快適なバスの旅ができます。(2010年2月現在、エカマイ~パタヤ間は片道約120バーツ)
この他、スワンナブーム国際空港からも、空港リムジンバスが出ていますが、こちらは本数が2時間に1本程度とやや不便で、空港からパタヤに向かう旅行者はリムジンサービスや一般タクシーを利用するケースが多いようです。
パタヤでの移動は?
パタヤ市内を観光する場合は、ソンテウ、モタサイ、メータータクシーといった乗り物が主な交通手段になります。ソンテウとは小型トラックの荷台を改造した乗り合いタクシーのことで、タイでは、バンコク以外の地域で広く普及している、バスのような感覚で利用されている市民の足です。パタヤのソンテウは車体が紺色で、パタヤの中心街をぐるっと一周するように循環しています。ソンテウには停留所のようなものはなく、ルート内であればどこでも乗り降りは自由です。距離に応じて料金も異なりますが、基本的に10バーツ程で乗車できます。
また、モタサイ、メータータクシーはそれぞれソンテウのルート外などに行きたい時に便利です。特にモタサイは慣れていない旅行者にはちょっと敬遠されがちですが、パタヤの混雑しやすい道路事情を逆手に、パタヤの足として重宝されています。また、トラブルを避けるモタサイもメータータクシーも必ず乗車前に、行き先と料金の交渉を行ってください。
パタヤ沖のラン島にも足を伸ばしてみよう!
パタヤのビーチは「パタヤビーチ」と南にある「ジョティエンビーチ」の2つです。ビーチ沿いには多くのレストランやカフェ、バー、ショップが建ち並びいつもにぎわいを見せています。この他にもパタヤから少し足を伸ばして「ラン島」に行って見るのもオススメです。パタヤポートからの定期船で30分の沖合いに浮かぶラン島は、パタヤ、ジョムティエン両ビーチに比べ海水の透明度も高く、のどかで美しい光景が訪れた人を魅了させます。ビーチでのんびりと体を休めたり、海水浴をしたりするのもいいですし、パタヤのビーチ同様にマリンスポーツやパラセイリングなども楽しむことができますよ。
ショッピングも充実
また、パタヤには複数のショッピングセンターが点在し、日用品から食料品、ブランド品まで様々なショッピングを楽しむことができます。2009年1月にはタイの大手デパート「セントラルデパート」が入店した「セントラルフェスティバル・パタヤビーチ」もオープンし、パタヤを代表するショッピングセンターになりました。
店内には、ファッションやアクセサリー、コスメから美容関連まで幅広い店舗が入り、さらには、飲食店やフードコート、映画館などと充実しています。
パタヤを代表するイベント「パタヤ国際音楽祭」
パタヤでは国際的なイベントも開催されることが多く、その中の一つに毎年開催されている「パタヤ国際音楽祭」があります。パタヤ市内の至る所がイベントやコンサートの会場やステージになり、タイの国内外から人気アーティストが集結し、開催中は連日夜遅くまで多くの人でにぎわい、興奮も高まります。
バンコクから日帰りでも気軽に行ける距離にありながら、自然と都会的な活気が融合しているパタヤはいかがでしたか?みなさんも滞在中に時間がありましたら、ぜひパタヤに足を伸ばしてみてくださいね!