バンコク (シーロム近く) に位置するメリディアン バンコクは、パッポン ナイト マーケット、タニヤプラザから 500 m 圏内にあります。 この 5 つ星のホテル からは、5 km 圏内にワット ポー、グランド パレスがあります。
サワディカップ バンコクナビです。バンコクのオフィス街シーロム通りは上を見れば高架鉄道BTSが走り、高層ビルが立ち並ぶタイで一番の『都会』。しかしそれと平行に走るスリウォン通りは昔ながらの味わいを残したあまり目立たない存在でした。ホテルといえばモンティエン、タワナホテルといった歴史のあるホテルが多く、今風と呼べるものはあまり無かった場所と言えるでしょう。しかし2008年12月、世界のホテル業界を牽引する
STARWOODグループがオープンさせたLe Meridien(ル メリディアン)は今までのスリウォン通りの常識を覆すくらい『かっこいい』ホテルでした。数多くのホテルを見てきたナビでさえも思わず唸ってしまうくらい、随所に新しいものが出てきます。それでは早速拝見致しましょう。
写真はホテル提供のものです
かっこいい1
中がかすかに透けてみえます
ではどこがかっこいいのか、まずホテルと言えば大きなガラスのドアがあって、外から見ても「ここはホテル」というのが一般的ですが、ル・メリディアンは外からみるとジェームスディーンのような写真がガラスに貼られていて、中が見えません。目を凝らしてみるとかすかにホテルマンの姿が浮かんで見えるくらいです。こんな正面玄関のホテルは見たことがありません。
かっこいい2
ル メリディアンはビル全体のデザインも凝った造りとなっています。全24階建てで客室階は8階から24階、写真も見てもお分かり頂けるように、違う色のガラスが埋め込まれ、外観からも構造が見える作りになっています。車寄せは乗用車のみ入れる=団体客はいないということになるのでしょう。個人旅行客がターゲットのようですね。
かっこいい3
ロビーは入ってすぐのあたりは太陽光が自然と刺すため明るく、チェックインカウンター付近は暗めの照明を採用しています。商用で打ち合わせなどをする際は外よりのソファー、
プライベートを楽しむ際はカウンターよりの暗めのソファーなどというように、明るさでその機能、使い方を教えてくれているようです。
商談スペースとしては最適の雰囲気
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階段を上がるとBar『Tempo』があります
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チェックインカウンター NASAってこんな感じなんじゃないでしょうか
お部屋拝見
大人3人でも寝れそうなくらいです
今回はコスト的に最も利用し易いお部屋タイプのVISTAを見せてもらいました。
全206室中、シングル又はダブルとしてご利用して頂けるキングサイズベッドのお部屋が156室、ツインは53室となっています。お部屋の広さはスペック上が36sqmと一般な広さなのですが、高い窓のおかげでもっと広く感じます。ベッドは柔らかくても沈みこまない、特注のものを採用しており、『寝てみたくなる』ベッドでした。
ソファーがあるって楽ですよね
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本当に大きなキングサイズベッド
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かっこいい4
お部屋が広く見えるもう一つの理由はシースルーバス、シースルーバスはお部屋とバスルームを隔てる壁の一部がガラス張りになっているのが普通ですが、ル・メルディアンのそれは壁ごと開閉することができるんです。勿論人によっては「バスルームが丸見えなんて」という方もいらっしゃるでしょう。でも実際にお部屋を見て頂ければその開放感を十分理解して頂けるものと思います。
ベッド側からみたところ
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バスルーム内側から見るとこんな感じ、勿論鍵は付いています
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かっこいい5
壁に取り付けられた液晶テレビでは、ケーブルテレビは勿論日本のNHK、料金使用状況、さらにはMOVIE on DEMAND(有料)でお好きな映画を楽しむことができます。更に言語選択機能があるため、全ての機能を日本語表示で見ることも可能です。タイで利用できる最新のIT技術は全て導入したとのことですので、電話もIP PHONEが設置されていました。
かっこいい6
機能的に配置されたデスク
ベッド脇には照明、窓のブラインド開閉、更にはお持込のPCとテレビを繋ぐコネクト類が設置されていて、嬉しいことに日本語でも表示されています。そしてデスク部分にはインターネット接続用のモジュラーも用意されており、ビジネスユースも考慮された備品装備となっています。その他DVDプレーヤーはリクエストすれば無料で貸し出してくれるそうです。
ユニバーサルタイプのジャック
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ベッド脇のスイッチ類、日本語もあります
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かっこいい7
これだけではありません、備品類も機能的かつコンパクトに収納されている上、コーヒーはインスタントではなく、豆から淹れるタイプ、勿論ポットもあります。無料の飲料水は1日5本、クローゼットの中には懐中電灯、ドライヤー、アイロンとアイロン台、セーフティボックス、などが収容されていて充実度は◎です。
大きい方がポット、小さい方がコーヒーメーカーです
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充実の備品類
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冷蔵庫の中もたっぷり、スーパードライがありました。エビアンは有料です
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コーヒー、紅茶、スプーンなどが入っています
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かっこいい8
ではバスルームはというと冒頭でご紹介した通り、壁が開くタイプのシースルーバスのため、夜お部屋を暗くしてバスタブに浸れば表の夜景を見ながらお風呂に入れるというわけです。シャワーブースとトイレは並んでいて、スライドドアで開閉します。新築ですからカビ一つありません。本当に綺麗なバスルームです。
洗面台が広~い
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シェーバー用115V電源あり
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左がトイレ
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右がシャワーブース スライドドアで開閉します
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プールとジム&スパ
正面がビルなのが残念
6階に降りればまずはスパの受付、それとジム、表に出ればプールの水面が広がっています。
さすがに都会の真ん中のため、プールはビル群に囲まれていますが、吹き抜ける風は中々爽やか、ビル側にはジャグジーもありました。
スパを拝見
スパはいつか別に取材を試みようと思いますが、ちょっとだけ覗いてみました。高い天井のフロアはとても静かで、トリートメントルームは壁を湾曲させタマゴのような感じです。
丸みがあるって結構安らげるものだなぁと感心しました。残念ながら取材時はカップルルームが満室で写真を撮ることはできませんでしたが、雰囲気だけでもお楽しみください。
朝食会場
オムレツお願いします
2階のレストランは6時30分から10時30分まで朝食会場になります。ホームベーカリーで焼かれたパンから良い香り漂っていました。オムレツコーナー、麺類のコーナーもあり、最低3回はここで朝食を摂りたくなります。
ラーメンお願いします
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焼きたてのパンは香ばしい匂いがします
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かっこいい(最後)
1階のロビーから階段を上がればBar Tempoがあります。Tempoは「テンポがいい」のテンポだそうで、23時まで営業、場所柄もうちょっと遅くまで営業してもいいのではと思うのはナビだけではないでしょう。
ロビー入って左側の階段を上がるとTempoです
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大人の雰囲気ってやつですね
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インターネット事情
全室ワイヤレス、モジュラー装備で料金は650バーツ/1日です。またパブリックスペースでは、コーヒーでもジュースでも何か注文された方はネット利用無料とのこと。この雰囲気をネットカフェと考えればお安いものかもしれません。
フロント手前右の喫茶スペース
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この席は落ち着きそう
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いかがでしたか ル メリディアン バンコク。 メリディアングループのフラッグシップになるべく最新技術とアートを取り入れた個人客専用ホテルです。場所も便利で中はピカピカ、一度泊まってみるしかありませんね。以上バンコクナビでした。