バンコク・マリオット・マーキス・クイーンズパークはバンコクの中心部に位置しています。エムクオーティエまでは車で 4 分、ターミナル 21 ショッピングモールまでは 7 分です。 この 5 つ星のホテルは、ソイ カウボーイまで 2.1 km、エカマイまで 3.1 km の場所にあります。
サワッディーカー、バンコクナビです。
バンコクのスクンビット通り周辺には近年新しいホテル、サービスアパートが乱立。そんな中、今年が15周年という長年愛され続けている老舗の大型ホテルがあるのです。BTS駅と高級デパート「エンポリアム」から徒歩でおよそ7分。すぐ隣には、バンコクっ子たちがスポーツを楽しんでいたり、のんびり寛いでいるベンジャシリ公園があります。37階建てのタワーが2つ隣接している縦も横も巨大な『ザ インペリアル クイーンズ パーク ホテル』へご案内します。
行き方
BTSプロンポン(Phrom Phong)駅の6番出口の階段を降り、そのまま直進し、左側のベンジャシリ公園へ入ります。公園右端(左手に池が見えます)をしばらく直進すると、右手に緑色の柵がありますので、そこから『ザ インペリアル クイーンズ パーク ホテル』に入って下さい。
正面入り口へ行く場合は、左手の公園内に入らず、そのまま直進します。ソイ22で左折し、しばらくすると左手にホテルが見えます。
裏口はこちら BTSから公園を通ってある入り口がホテルの裏にあります。BTSからなら、こちらの方が近道です。裏口なので小さいですが、庭木の手入れは行き届いてますし、ライトアップもされ、手を抜いていません。
ロビー もうただただ広いです!タイを感じさせるインテリアデザインとこの広々としたロビーが、タイへ遊びに来る外国人の心を掴んでいるのかもしれませんね。豪華なシャンデリアや品の良い家具も素敵です。人との待ち合わせにも一人でのんびり寛ぐにも良い場所ですね。午後4時からは、日本人ピアニストさんによる演奏を聴くことができます。日本人宿泊者が多くいるようなら、日本のポップミュージックも弾かれるとのことです。
分からないことがあったら、こちらのインフォメーションカウンターで尋ねることができます。
ホテル全体がいい香り
ホテルに入った瞬間に爽やかな香りを感じます。館内全体をレモングラスのアロマで包み込んでいるのです。レモングラスは、そのアロマ効果で気持ちがリラックスすると共に、蚊除けにもなるという一石二鳥の優れものなのです。
「インペリアル クラブ タワー」宿泊者専用のフロントです。
VIPなフロント&ロビー
『ザ インペリアル クイーンズ パーク ホテル』は、「インペリアル クラブ タワー」と「クイーンズ パーク タワー」と2つのタワーに分かれています。「インペリアル クラブ タワー」には企業関係の方に、「クイーンズ パーク タワー」は観光客の方に多く利用されているそうです。
「インペリアル クラブ タワー」側には、こちらの宿泊者専用のフロントとラウンジ(06:00~23:00)が別に用意されています。
「ザ インペリアル クラブ ラウンジ」の外装は、タイ人なら誰でも知っている著名な建築家チャルムチャイ氏によってデザインされました。タイのあちらこちらで見られるサーラー(休憩所)がイメージされています。タイの伝統文化が美しく表現されていますね。
ラウンジ内は高級感あふれるインテリアですが、タイらしさは忘れていません。ところどころに、タイ文化を思わせる象や冠や絵画などが飾られています。
こちらのラウンジで朝食ブッフェ(06:00~10:30)が出されます。それ以外の時間帯では、クッキー、果物、ドリンク各種のサービスがあり、夜(18:00~20:00)にはアルコール類も提供されます。
客室紹介
■部屋タイプ
デラックス(40平米/627室)、プレミア(40平米/308室)、エグゼクティブプレミア(40平米/120室)、デラックススイート(80平米/42室)、プレミアスイート(80平米/39室)、プレミアコーナースイート(80平米/23室)、ファミリースイート(120平米/14室)、インペリアルスイート(160平米/2室)、プレジテンタルスイート(246平米/2室)、ロイヤルスイート(350平米/2室)、ペントハウス(750平米/1室)の11種類で、合計1180室です。この内、デラックス、デラックススイート、ファミリースイートの3タイプは、「クイーンズ パーク タワー」内の客室になります。ホテル全体の客室数はなんと1251室もあり、その内の71室は「サービスアパートメント」として提供しています。
■ベッドタイプ
デラックス(ツイン435室/ダブル171室/トリプル21室)、プレミア(ツイン182室/ダブル126室)、イグゼキュティブプレミア(ツイン32室/ダブル88室)、デラックススイート(ツイン11室/ダブル31室)、プレミアスイート(ツイン10室/ダブル29室)になります。全てのダブルベッドはキングサイズです。プレミアコーナースイートはダブルベッドのみ、インペリアルスイートはツインベッドのみになります。その他の部屋タイプの客室には、2つ以上のタイプのベッドルームが用意されています。
それでは、数多くある客室の中から3タイプのお部屋をご紹介します。
デラックス(3092号室)
ツインベッドタイプです。ベージュ色を基調にし温かみのある柔らかな印象があり、華美な装飾はなく至ってシンプルなインテリアのオーソドックスなお部屋です。
エグゼクティブプレミア(3030号室)
部屋のサイズはデラックスと同じですが、紫色を基調にし、濃茶色の家具と床に敷き詰められた絨毯で、高級感を感じさせます。プレミアタイプのお部屋のバスタブにはジャグジーが付いていますので、少しリッチな気分が味わえますね。
プレミアコーナースイート(1501号室)
部屋に入ると、まず広々としたリビングになっており、部屋全体に敷かれた絨毯の上に落ち着いた色の家具が置かれています。大きな全面窓が2箇所あるので、日中は日光が差し込み、リビング全体がとても明るくなります。
左手に、ドアで仕切られた寝室があります。窓辺にはリクライニングチェアーも用意され、読書などをしながら、ゆっくりと寛げます。
浴室も広々としています。ジャグジーつきのバスタブとは別に、シャワーブースも設置されています。お手洗いは玄関先にもう一つ用意されています。
プレミアコーナースイート以上ランクが上の客室には、DVDプレイヤー、ギフトセット、ネイチャータッチのバス製品が置かれています。
高層階の客室からは障害物が全くなく、眺めは最高です!夜にはバンコクの夜景を楽しめます。
客室アメニティ
部屋によって、置き場所や置き方が異なります。また、セーフティボックスなどメーカーも部屋によって異なります。
実はこのホテルのオーナーは、タイで有名なビールメーカー「ビア チャーン」の社長です。そのためか、お部屋に用意されている無料ウォーターもタイビールも「ビア チャーン」製です。
お部屋に入ったら、ドア脇にある主電源にカードキーを差し込んでください。
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アイロンとアイロン台は、デラックスとプレミア以外の全客室に用意されています。
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※客室のインターネット接続は有線のみです。1階ロビーでは無線インターネットに接続できます。接続料金は、1時間350バーツ、1日700バーツです。
※変圧器は無料貸し出しをしてくれるそうです。
バスアメニティ
定番アメニティの他に、靴磨き、裁縫セット、爪やすり、洗剤、ごみ袋、ボディーローション、バスソルトが用意されており、大変充実しています。
各部屋のバスルームに備え付けのドライヤーが設置されています。広さのある客室には、袋に入ったドライヤーがドレッサーに置いてあります。
■レストラン
ホテル内には、なんと7店舗ものレストランがあります。
パーク ビュー 24時間(朝食05:00~10:30)
ロビーより奥の方にある大きなオープンレストランです。「クイーンズ パーク タワー」に宿泊の方は、こちらでブッフェ形式の朝食をいただきます。昼食と夕食でもブッフェ形式で、インターナショナルな料理を楽しむことができます。注目はデザート。オーストリア出身のパンテリーシェフによるチョコレートムースケーキは絶品だそうです。
ライトーン18:00~22:00
「パーク ビュー」レストランの端にある正統なタイ宮廷料理が食べられるレストランです。シェフは37年以上も腕を振るってきたプロ中のプロ。
レ・ナンフェエ11:30~14:00/18:00~22:00
誰でも見られるオープンキッチンのあるフランス料理レストランです。4階にあります。店名は「睡蓮」の意。フランスの画家「モネ」の睡蓮が描かれている絵画を大きくして飾ってあります。20人以上のグループ用に大きな個室も用意されています。
アンクル ホー 11:30~14:00/18:00~22:00
「レス ナムフェース」レストランのすぐ隣にあるべトナム料理レストランです。木材をふんだんに使った内装は、アジアの温かみや和やかさを感じます。
インぺリアル チャイナ11:30~14:30/18:00~22:30
「レス ナムフェース」と「アンクル ホー」と同じフロアーにある広東料理レストランです。同じ店内でも趣の異なったスペースがいくつもあります。特に中央の瓦屋根のあるダイニングスペースは、まるで中国にいる気分にさせてくれます。プライベートルームは全8室。中国風の庭園が見られるプライベートルームや、婚約式などに使われる大きな宴会ルームがあります。
毎週日曜日に行なわれる「サンデーブランチ」が大人気とのこと。満席の場合には、レストラン前のソファーでお待ち下さい。ここにしかないという孫文の書が飾られています!
華頂11:30~14:00/18:00~22:00
最上階の37階にある日本料理レストランです。日本の四季や文化を存分に生かした情緒あふれるインテリアがされています。座敷は全8室あり、それぞれ花の名前がつけられています。バンコクの風景と一緒に正統派の日本料理をお楽しみください。
ディライト@22 06:00~21:00
ロビーの端にあるベーカリーショップです。ケーキやパンだけでなく、タイらしいトロピカルフルーツのアイスも販売しています。カフェスペースがあるので、ゆっくりお茶したりサンドイッチなどで軽く腹ごしらえすることもできます。19時以降にはベーカリー製品が40%オフになるそうです!
■プール06:00~21:00
4階と9階の2箇所にあります。それぞれのプールでタオルが貸し出しされていて、簡易シャワースペースもあります。
4階(06:00~20:00) 「レス ナムフェース」の全面窓から見えるプールです。深さは1.5メートル。
9階(06:00~19:00) 深さが1メートル以下と4階のプールに比べて浅いので、お子様連れの方にはこちらをお勧めします。
■フィットネスセンター 06:00~22:00
9階にあるフィットネスセンターは、宿泊者以外でも利用できる有料施設です。各フィットネス機器にはテレビが設置されています。トレーナーさんが常駐しているので安心ですね。
フィットネス利用者は、ロッカールームも使用できます。ロッカールーム内はシャワーだけでなくサウナもありますので、ぜひご利用下さい。
フィットネスセンターの設備が全て利用できる1日パスは、宿泊者なら250バーツです(通常400バーツ)。
■ビジネスセンター 06:00~23:00
「ザ インペリアル クラブ ラウンジ」の奥にありますが、宿泊されるお客様全員が利用できます。パソコン、FAX、スキャナー、コピーなど、ビジネスに必要なサービスは全て揃っているので便利です。インターネット利用料金は、15分150バーツ、1時間350バーツ、1日700バーツです。
隣には会議室があります。利用時間は1時間800バーツです。
とにかく驚くほどの広さと充実した設備の揃ったジャンボなホテルです。15年間多くの外国人に愛されているのも、充実した設備だけでなく、「笑顔」、「ワイ」(両手を合わせた挨拶)、「アイコンタクト」の3点を心がけているからかもしれません。タイ特有の心のこもった上質のサービスで、気持ちの良いバンコク滞在になるのではないかと思います。
以上、バンコクナビがお伝えしました。