自分の家のようにのんびり寛げる、路地裏のコロニアル調ゲストハウス。
サワッディーカー、バンコクナビです。
皆さん「カオサン通り」をご存知ですか?通称「カオサン」と呼ばれ、予約なしでもその日の宿を見つけることのできるバッグパッカーにはとても便利な場所です。それにバンコクへ遊びに来た外国人達が集中しているエリアなので、お土産屋はもちろん洒落たバーやレストランもたくさんあるのです。そんな「カオサン」から少し離れた庶民の路地裏で、ゆったりのんびり静かに宿泊できる『バーン ディンソー』という名のゲストハウスを見つけました!
行き方
ラチャダムヌン通り(Rajdamnoen Rd.)の民主記念塔(Democracy Monument)ロータリーから、ディンソー通り(Dinso Rd.)に入ります。「メルセデスベンツ」と「The Ancient City Co. Ltd.」が目印。50メートルほど行くと、右手にトロック・シン(Trok Sin)という路地があります。そこを入り10メートル先の路地を右折すると、すぐ左手に『バーン ディンソー』があります。
正門
路地裏に入ると、小奇麗でしっかりとした門が目に入ります。日本家屋の門にも似たようなこのスタイルは、タイの伝統的な門造りだそうです。
一般家屋を改築
この2階建てのチーク材家屋は、現国王(ラーマ9世)の祖父にあたるラーマ5世の時代に建てられたと考えられているそうです。その時代はタイに西洋文化を多く取り入れ始めた時期であり、ラーマ5世のお住まいもコロニアルスタイルでした。そんな歴史ある家屋を2年前に改築し、『バーン ディンソー』をオープンさせました。通り名の「ディンソー」に、タイ語で「家」という意味の「バーン」を合わせた『バーン ディンソー』という名前にも納得しますね。
玄関
家に上がるように玄関で靴を脱ぎましょう。階段を上がると、左手にゆっくり寛げそうな小さなベランダがあります。そよ風が吹いて気持ち良さそう。
フロント
まずは華やかな蓮の花がお出迎え。その左手に小さなフロントデスクがあります。タイ独特の素敵な笑顔とフレンドリーな接客で対応してくれます。
小物販売
1階の階段脇にて、『バーン ディンソー』グッズやタイらしい小物類が販売されています。
客室紹介
シングルルーム(19.5平米/1室)、ツインルーム(19.5平米/3室)、デラックスルーム(32..5平米/5室)の3タイプあり、全部で9部屋が用意されています。1階に3部屋、1階に6部屋です。デラックスルームのみバスルームが付いています。
ツインルーム(203号室)
淡い黄色の壁とカーテンが明るく可愛らしい印象を与えてくれます。チーク材の床に清潔でシンプルなベッドや家具などから温かみを感じ、友人宅にお泊りするようなリラックス感があります。トルコから取り寄せたという緑色のアンティークランプがコロニアルスタイルにとても合っていますね。
デラックスルーム(101号室)
内装やインテリアは各部屋共通です。大きなクイーンサイズベッドにプライベートバスルームのあるデラックスルームはカップルにお勧め。
ルームキーに付いているカードを、ドア脇にある部屋の主電源に差し込んでください。「DO NOT DISTURB」と「MAKE UP ROOM」はその下部分のボタンを押して知らせます。
共同シャワールーム&お手洗い
シングルルームもしくはツインルームに宿泊する方は、1階にある共同バスルームを使用します。洗面台、トイレ、ホットシャワーに、ボディーソープ、シャンプー、コンディショナーが完備されています。共同とはいえ掃除がしっかりと行き届いていて、とても清潔です。
シャワーの上に棚があるので、タオルや着替えが濡れる心配がありません。
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サンダルも用意されています。
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客室共通アメニティ
TVタイプは部屋によって異なります。
DVDプレイヤーが設置されていない部屋もありますが、ご希望の方には無料で貸し出してくれます
※無線インターネットが無料で接続できます。
※ランドリーサービスあり(20バーツ~)。
レストラン10:00~21:00 (朝食07:30~10:00)
ゲストハウスの入り口スペースがレストランになっています。各テーブルの上には綺麗な生花が飾られ、テーブル番号札にはちょっとした豆知識が書かれています。テーブル脇の小さな滝のような池が涼しげで、水の音と共に癒し効果抜群。食事だけでなく、コーヒーを飲みながらゆっくり読書するにも最適な場所です。
朝食は、アメリカンセットとコンチネンタルセットの2タイプから選べます。
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写真付きでタイ料理初心者に易しいメニュー表です。
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インターネットルーム 24時間
パソコンを持参していないゲストは、地下にあるインターネットルームを利用することができます。こちらも無料!
ホテルのような豊富な設備やアメニティはありませんが、飾り気のない良心的なサービスと十分に寛げる客室があり、タイ庶民とより近づいた環境の中ゆったりとした時間を過ごすことができます。観光客だらけの場所では味わえない素朴なバンコクの空気を実感してみませんか?
以上、バンコクナビがお伝えしました。