2008年4月オープン!全38室、細かい気配りが行き届いたお洒落でかつアットホームなホテル。
サワッディカー!バンコクナビです。
ショッピングにスパに観光に美味しいタイ料理・・・。バンコクに来たらやりたいことが沢山あり過ぎて時間が足りなそう。そして予算もあっという間にオーバーしてしまいそう、とお嘆きのあなたに、今回はとっておきのホテルをご紹介します。
モーレンブティックリゾートは以前マンションだった建物を改築し、2008年4月にオープンしました。近隣には巨大な免税店や電化製品で有名なパンティッププラザ、衣料品が豊富なプラトゥーナム市場、バンコクの一大ショッピングゾーンとも言えるセントラルワールド、日本人御用達の伊勢丹までが揃っており、効率よくバンコクを回るにはもってこいの立地です。
またスワンナプーム空港とBTSパヤタイ(Phaya Thai)駅を結ぶ高架鉄道、エアポートリンクが2009年度の開通を目指して、現在急ピッチで工事が進められています。これが完成すればますます便利なエリアになること間違いなしですね。
●行き方
モーレンブティックリゾートの最寄り駅はBTSパヤタイ(Phaya Thai)駅です。4番出口より階段を降りると、シー・アユタヤ通り(Sri Ayudtaya)が広がっています。通りを渡った反対車線からタクシーに乗ると、約10分で到着します。
●シンプルな外観
早速、中に入ってみましょう。入口正面にある薄茶色のレンガの壁の奥は庭になっていて、南国の植物に囲まれています。テーブルが5卓あるので、ちょっと涼しい時間帯にのんびりするのにはうってつけの場所ですね。ガラス張りのレストランの横を通り抜けるとフロントに到着します。
●フロント
こちらがフロントです。豪華というのではありませんが、隅々まで掃除の行き届いた明るい造りです。セーフティボックスもこちらに設置されています。また、変圧器の貸し出しも無料で行っています。バンコク都内の観光や、近郊へ足を延ばしたい際にはフロントより各旅行会社への手配も行ってくれます。
●ロビー
フロントを挟む形で左右にソファとベンチが並んでいます。その奥にはパソコンが設置されており、インターネットが無料で利用できます。日本語の入力ももちろん大丈夫。現在は1台のみですが、近々もう1台設置予定とのことです。
●客室紹介
建物は5階建てで、1階がフロント、ロビーとレストランになっており、2階より上が客室です。こちらは以前マンションとして使われていたそうで、エレベータが付いていないと聞いた時はとっさに「荷物の持ち運びが大変」と思いましたが、ちゃんと部屋まで運んでもらえるそうなので安心です。
そして廊下には2人掛けのテーブルが並んでいて、灰皿も設置されています。客室内は全室禁煙ですが、ちょっとタバコを吸いたくなった時にわざわざ遠くまで出て行く必要がないのは嬉しい配慮ですね。もちろん、1階の庭を眺めつつ遊び疲れた体をのんびりと休めるのにもちょうどいいのではないでしょうか。
部屋は全部で38部屋あり、その内訳はデラックスツイン(23㎡)が20部屋、デラックスダブル(25㎡)が13部屋、ジュニアスイート(35㎡)が3部屋、ペントハウス(30㎡)が2部屋となっています。
●デラックスツイン
まずこちらがデラックスツイン(204号室)です。入口横に2人掛けのソファがあり、その隣にシングルサイズのベッドが2つ並んでいます。奥にはクローゼットとテレビがあり、その下のボードの中に冷蔵庫もあります。
突き当たりのドアの向こうがバスルームです。白一色で統一された室内は小ざっぱりとしてとても清潔感があります。なお、バスタブは付いていませんが、ホットシャワーは使用できます。
●ジュニアスイート
続いてこちらがジュニアスイート(206号室)になります。ドアを開けると、まずはリビングです。十分に大きい窓が付いているので、光もふんだんに差し込んできます。
リビングと寝室の間はドアではなく白い壁で仕切られているので、部屋全体が広々と感じられます。そして2部屋の間には造りつけのカウンターテーブルがあり、ちょっとした物書き等にも使えるスペースになっています。
寝室に入ってみましょう。白で統一された室内には同じく白い机とキングサイズのベッド、そして足置きがあります。床は落ち着いた茶色で、これとベッドサイドに置かれたランプの淡い光の相乗効果で部屋全体が優しい色合いにまとまっています。
クローゼット、テレビ、冷蔵庫およびバスルームについては上で紹介したデラックスツインと同じタイプになります。また、エアコンはリビングと寝室に一台ずつ設置されています。
●デラックスダブル
最後に、こちらがデラックスダブルの客室(208号室)です。デラックスツインの場合、サイドテーブルはベッドの中央に1つだけだったのに対し、こちらのお部屋には両サイドにテーブルがあります。ただ、ソファが無いのが残念に思いました。
そして奥へ向かうと、バスルームとは別にドアがもう一つあることに気付きました。開けてみてビックリ、隣の部屋と繋がっているのです。通常は施錠されていますが、複数の人数で宿泊した場合などには隣同士の行き来をこちらのドアから行えるとのことです。
●フィルム張りの窓
全客室に共通していることですが、窓の向こう側はすぐ廊下になっています。これでは外から丸見えなのでは・・・と思われるかも知れませんが、ご心配なく。外側にはフィルムが張られているので、中の様子は目を凝らして見たとしても、何となく人が動いているといった程度にしか分かりません。もちろん、内側からはちゃんと外が見られますし、光も入ってくるので、部屋が暗く感じることもありません。
●レストラン
ホテルの1階に「マイキッチン」という名前のレストランが併設されています。朝食は7時から10時まで、アメリカンブレックファースト、コンチネンタルブレックファーストが用意されています。もちろんレストランの中で食べることも出来ますが、リクエストをすれば中庭や各階の客室の前に置かれているテーブルまで運んでもらうことも出来ます。
いかがでしたか?
コンパクトな造りながらも、うまくまとまっている印象を受けたモーレンブティックリゾート。フロントの女性をはじめ、スタッフの方々もとても親切で、ゲストからのリクエストには出来る限り応えていきたいとの頼もしい言葉も頂きました。今後、ますます発展していくであろうパヤタイ地区におけるオススメのホテルです。
以上、バンコクナビがお伝えしました。