パトンエリアにそびえたつ25階の高層ホテル。プールを望む客室もあるなど、安価で便利なところが日本人にも親しまれています。
サワディーカー!プーケットナビです。
今回は、パトンエリアにある、日本人にも多く利用されているエコノミーリゾート、ロイヤルパラダイスをご紹介します。立地重視、価格重視のお客様、ファミリーのお客様におススメです。
さて、プーケットビギナーへちょっと解説しますと、パトンエリアのリゾートは極端にいって日本円で1泊2000円レベルで泊まれるゲストハウスから、1泊10万円以上もするスイートまで、まさにピンキリ。でも多くの方は、リゾート地に来てまでも貧乏くさい思いはしたくない、というのは正直な気持ちで、安くても快適に過せるホテルをお望みのはず。そこへいくと、このロイヤルパラダイスはコストパフォーマンスリゾートの代表格、というわけで、ナビでも真っ先にご紹介させてもらおうという次第です。ホテルはバングラロードからちょっと北側にあります。車道沿いにゲートが3つあって、その奥にタワーが。そこまではマッサージ店、旅行社、土産店などでひしめいていて、どうやらこのエリア全体「パラダイスビレッジ」を形成しているような感じ。夜はこの通りにバーなどが音楽をならしているため、ちょっと音が響く棟もあると思いますが、もしその騒音に耐えられない方は、迷わずフロントで「眠れない、部屋を変えてくれ」と要求しましょう。
パトンビーチの中心に建つこのタワー、本館は20年近い歴史を刻んでいますが、2004年には新設の客室を備えたロイヤルウイングがオープンしていて、わずかな料金差額で、ムードがまったく違うプールビューの客室に宿泊できますので、予算に余裕がある方はこちらへアップグレードされることをおすすめ。ある意味でパトンエリアのランドマークのひとつになっています。
【ロビー】
一階のロビーフロアは天井が高くて、広々した感じ。そして一部分がラウンジになっています。日本人スタッフもいるので、何か疑問があれば、たずねてみましょう。
■ お部屋紹介
◆ パラダイス(タワー)ウイング ◆
スーペリア 28平米 228室
こちらで一番スタンダードなエコノミールーム。バスタブもついていsて快適。上のフロアになればなるほど、ビューも当然よくなります。
西側にパトンビーチが見え、運がよければ夕焼けにも出会えます。窓の外には小さなバルコニーにはチェアーがありました。
パラダイススイート 57平米 11室
角部屋のいいところにありました。リビングの調度品はこんな感じ。 バスルームも広く、ゆったりとした客室です。
パラダイスウィング室内共通アメニティ
旧舘の部屋に備え付けのセイフティボックスは、鍵式で有料。フロント奥のセイフティボックスは無料。テレビはNHKも見られます。ミニバーの水2本は無料。
パラダイスウィングバスルーム共通アメニティ
シャンプー、バスソープ、シャワーキャップと綿棒、ヘアードライヤーが用意されています。
クラシックスイート 57平米 1901室
19/20階に現在6ルームあるクラシックスイートはパラダイススイートを半分リノベーションしたお部屋です。リビングルーム&ベットルームとダブルルームでゴージャス!あでやかなタイスタイルデコレーションが広々としたスペースに色合いを付けます。
ベットルームからはもちろんパトンビーチを一望。
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アメニティも充実。
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デラックススイート 152平米 1905室
クラシックスイート同様に高級感のあるビビットカラーを利用したモダンタイスタイルのお部屋。
ロイヤルエグゼクティブスイートルーム 152平米 3705室
2ルームのみの豪華なスイートルーム。ジャグジーがあるテラスからはパトンビーチのシンボル「パラダイスウィング」がベストな位置で眺められます。
◆ ロイヤル(新館)ウイング ◆
わずかな料金差なら、タワー側より、プールを取り囲むように客室が造られているロイヤルウイングがなんといってもオススメ。ハンディキャップルームもあり、バリアフリーで高齢者も安心です。
スーペリア 38平米 47室
プールを取り囲むように客室が造られていて、インテリアもタワー棟とはうって変わって、バスルームから部屋が見渡せるモダンスタイル。
バスルームもとても清潔!
ロイヤルウイング・デラックス 46平米 49室
スーペリアとの違いは部屋とバスルームの広さの違い。なおスーペリアルームにはエキストラベッドが入りません。
スイートルーム ■平米 ■室
スイートルームも見せていただきました。
ロイヤルウィングアメニティ【追加】
ロイヤルウィングはアメニティも充実!追加分をご紹介します。一部のお部屋ではインターネットが使えます。セーフティーボックスにしても、パラダイスウイングが有料なのに対し、ロイヤルウイングは無料。このタイプにはバスローブも。
■ 施設紹介
~ プール ~
ちょうど館内の中央のスペースにプールが3段階に連なっていて、下段からだんだんと浅くなり、中段と上段のあいだには滝が流れています。奥にはジャグジースペースもあります。
~ レストラン ~
Coconut Coffee Shop(インターナショナル)2階
Coconut Coffee Shopは朝食ビュッフェ会場となっています。朝食は、必要なものはそろっていて、日本人の利用者の間では比較的評価が高かったです。
Fueng Fah(タイ料理)
2F同フロアにあるタイ料理も、内装が伝統的なスタイル。プールサイド奥には、ハラール料理のレストランもあるほか、上階25階の中華レストランは、夕暮れ時はサンセット、夜は夜景が楽しめます。
ほかに、Royal Kitchen(中華料理)・Casablanca(中東料理)など、他のレストランもいろいろあります。
~ スパ ~
タイムード満点のハイセンスなスパ。ホテルスパの割には、ビックリするほど安いので、パトン散策の疲れた体を預けるのには最適。併設のキッズルームではスパスタッフが無料でシッターサービスをしてくれます。趣のあるスパのロビーを抜けると10シートの足ツボマッサージルーム、16シートのタイマッサージの部屋、ジャグジー付のプライベートルーム、男女に分かれたアロマスチームルーム、サウナと充実。路上のスパより多少お値段は高いですが、十分にコストパフォーマンスはしていると感じました。
ジム
スポーツで汗を流したらスパへ直行できるようにジムは「パラダイスタイスパ」の一角にあります。
キッズクラブ(8:00~20:00)
託児施設やベビーシッターサービスも充実しているのは家族連れ宿泊客が多いホテルならではのサービスですね。
【周辺情報】
ホテル前には旅行代理店、レストラン、バーが軒を並べています。
パトンビーチへは歩いて10分ですが、無料シャトルバスのサービスもあり、ビーチであそびたい人も不便なし。パトン一の繁華街バングラ通りも歩いて数分ですから、買い物をしたい方にも最適なロケーションです。
いかがでしたか?
コストパフォーマンスで知られるホテルですから、一番下のランクの客室では「寝る」機能だけ果たせばよい、と割り切り、あまり多くを期待しないほうがよろしいかと。それ以外は、朝食も平均以上、新館もビューのよく使い勝手のよい客室なので、プーケットビギナーでも十分に楽しめると感じたナビでした。