ピマライ リゾート アンド スパ
Pimalai Resort And Spa
【カナポーのお泊りレポ】ピマライ リゾート&スパ
クラビ、ランタ島にあるハネムーナー必見の注目リゾートへ。アンダマン海が一望できるプールビラに泊ってきました。
サワディカー。カナポーです。今、カナポーはクラビにある島の一つランタ島に来ています。緑が生い茂る自然豊かなランタ島。今回はそんなランタ島の大きい方の島ランタ・ヤイ島にある世界のリゾートから注目を浴びている「ピマライ リゾート&スパ」のプールビラに宿泊してきました。それでは、早速レポート開始です!
プーケットからランタ・ヤイ島へ
ランタ島に行くにはクラビ本土のバファヒン波止場(Bahuahin jetty)からランタ島行きのフェリーに乗らなければなりません。今回カナポーはフェリーを利用せずにバーンファヒン波止場(Baan huahin jetty)の隣にある「ピマライ リゾート&スパ」専用の「ピマライ波止場」からリゾート直行スピードボートを利用(利用料金1400バーツ)するのでクラビまではローカルスタイルにプーケットタウンの長距離バス乗り場から出ているミニバスを利用して行ってみました。カウンターで「クラビのバファヒン波止場まで。」とおばさんに伝えてチケット購入。「クラビまで。」だとバファヒン波止場(Bahuahin jetty)に前のクラビのバス停で下ろされてしまうので要注意です。(運賃も変わります。)ミニバスの終着点はランタ島なのでミニバス乗車前に「バファヒン波止場で下ろして下さい。」と事前に運転手さんにも伝えておいた方がベターです。実際カナポーはバファヒン波止場(Bahuahin jetty)を通り過ぎランタ島まで連れていかれそうになったハプニングに見舞われました。ローカルの長距離ミニバスやバスは、途中でお客さんを乗せたり降ろしたりと寄り道もするのでバファヒン波止場(Bahuahin jetty)まで約4時間かかりました。「ピマライ波止場」はバファヒン波止場(Bahuahin jetty)のすぐ隣です。
「ピマライ波止場」
波止場からしてリゾートの雰囲気たっぷりで利用したトイレもきれいでした。お水や缶入りのドリンクをリゾートスタッフから差し出さて乾いた喉を潤します。「さあ、リゾートにスピードボートで直行!」のはずでしたがお天気が悪く波もありリゾート前にある桟橋が利用できないとのことなのでリゾートに直行はせずにランタ・ヤイ島まではスピードボートでその後は車に乗り換えてリゾートまで行くことになりました。
クルージング気分
スピードボートを走らせるとすぐに周囲は小島だらけ。シーカヤックで有名なカラデーン島。ランタノイ島、ブーブー島、島には学校もあるというポー島などボートクルーが片言の英語で周辺の島を教えてくれました。移動時間というよりも気分はクラビの島々を観光している気分。時間がたつのも忘れてしまいました。
車移動
30分後。ランタ・ヤイ島のアム・プゥー・カオ(Am Phur Kao)という船着場に到着。ここからはリゾート専用車でリゾートまで移動。ランタ島内はバッファローが放牧されている田舎風景が続きます。途中いくつかのリゾートやバンガローの前を通りましたが人影は少なかったです。30分ほどして目的地「ピマライ リゾート&スパ」に到着。
チェックイン
「ピマライ リゾート&スパ」にはプールビラ宿泊者が利用する「ピマライ プールビラ」専用レセプション&ロビーがあるのですが何も知らなかったカナポーはエントランスが近かった「ピマライ リゾート&スパ」サイドのレセプションで身分証明書を渡してチェックイン。実際はプールビラ宿泊者も「ピマライ リゾート&スパ」サイドのレセプションでチェックイン、チェックアウトできるようです。
身分証明書が帰ってくるまでレセプション前にあるロビーにて冷たいおしぼりとウェルカムドリンクのナム・マナオ(ライムジュース)で喉を潤します。
お部屋チェック!
入口にはチャイムも郵便受けも付いていて外観は完璧な一軒家
ビラの門を押して入ります。中に入るとビラの中央にプライベートプールそしてその前には壮大なアンダマン海が広がります。この風景「短い人生のうちに何度みられるだろうか?」と自分自身に問いかけたほど美しいものです。これだけでもプールビラに泊る価値ありだと思いました。
ライトアップされたプール前の「サラ」で夜にぼーっと夜の海を眺めてしまいました。この目を閉じて寝てしまいたいくらいでしたが、蚊の襲撃が怖くてやめました(笑。
正面むかって左側がリビングルーム。入口は大きな窓ガラスの引き戸です。中は入って正面がリビング。フローリング&木彫家具で部屋全体に温かみが感じられます。間接照明が多いですがオートコントロールシステムではありません。ソファーも大きめでここでもテレビを見ながらにごろごろできそうです。テーブルにはウエルカムフルーツとクッキーが入った瓶がおいてありました。クッキーは手作り風の素朴な味でした。
左側がキッチン。冷蔵庫も大きめで無料飲料水ストックが多めに入っています。。オーブン、電子レンジ、お皿、フォークナイフと食材さえあれば手の込んだお料理もできるぐらい充実しているキッチンでした。
リビングルームの奥はトイレだけだと思っていましたが実はシャワーを完備したバスルーム。これならパートナーと同じ時間にシャワーを浴びたい時も問題ありません。クローゼットもあります。
ビラの左側の建物のドアを開けるとベットルーム。純白の天蓋付きのベットです。ツインベットにもなります。斜め前にはTV&DVD。小さなリビングセット、ライティングディスクも寝室にあります。
奥にはゴージャスなバスルーム。洗面台も左右2つです!置いてあるアメニティは、ゲストがカップルということを限定にしてなのか片方にはシェービングセットもう片方には、爪やすりなど微妙に異なっていました。窓側の洗面台の後ろにある鏡台スペースにはリゾート内で使える籐のバックが置いてあります。滞在中ビーチやプールへ行くときには重宝しそうです。
中央の大きなバスタブの横には定番シャンプーなどのアメニティの他に2食の色が異なるバスソルトが置いてありました。
シャワースペースには天井に設置された大きなシャワーヘッドと壁に設置されているシャワーヘッドの2つ。ササッと体を洗い流したい時ゆっくりとシャワーを浴びたい時など用途によって仕様がわけられるので便利です。
中央の大きなバスタブの横には定番シャンプーなどのアメニティの他に2食の色が異なるバスソルトが置いてありました。
シャワースペースには天井に設置された大きなシャワーヘッドと壁に設置されているシャワーヘッドの2つ。ササッと体を洗い流したい時ゆっくりとシャワーを浴びたい時など用途によって仕様がわけられるので便利です。
カナポー 注目!
鍵は一つ
プールビラ1は、エントランス、ベッドルーム、リビングルームの鍵がすべて同じ。1つのビラで鍵は一つなのでどの部屋の鍵がどれなのかなど迷うことはありません。
網戸付き
リゾートライフでの悩みの種は「蚊」。外観とミスマッチになるので網戸がないリゾート施設が意外に多いのですがゲストの快適さを重視して網戸が設置されていました。
ADSLはリビング&ベットルームで利用可能
LANケーブルはリビング&ベットルームどちらにもあります。カナポーは大型テレビでNHKを見ながらネットサーフィンをしようと思い間接照明の右下にあるLANケーブルを利用してリビングルームで接続してみましたが日本のコンセントが使える電源がテーブルから遠くて中途半端な場所にPCを置く羽目になってしまいました。ライティングディスクが欲しいところですがリゾートまで来てさすがに本格的な仕事をする人はいないですよね。セッティングしてからネットに接続するまで少々時間がかかりましたが一度ネットに接続したら後は快適に利用できました。
停電でも安心現在開発途中のランタ・ヤイ島。カナポーがお泊りした深夜島内では夜何度か短時間の夜停電になりましたが「ピマライ リゾート&スパ」では独自の電発を所有しているので停電になるとリゾート内の発電所に切り替えるのだそうです。
ディナー
リゾートライフの鉄則はリゾート内でまったりと一日を過ごすなり。ということで夕食は夜のアンダマン海が見渡せるリゾート内のレストラン「ザ・セブン・シー ワインバー&レストラン」(18:00~23:30, バー、~02:00)へ。オリエンタルタッチのヨーロピアン料理&ワインをメローなギター生演奏を聴きながらヘッドシェフ フランソワ氏のご自慢料理をアラカルトでいただきました。
「ザ・セブン・シー」では、赤、白、ロゼ、スパークリングそれぞれのセレクトワインをグラスワイン(290バーツ~450バーツ)でオーダーができます。カナポーがいただいたセレクトグラスワインは、チリ産の赤、Echevarria 2006 (290バーツ)。メニューに乗っていたのは2005年物でしたが実際にサーブされたのは2006年物です。渋みが強いイメージがあるチリ産ワインですが後味にほんのりと渋みがあるすっきりとした飲み心地です。このワイン年代は違いますがお部屋の冷蔵庫に入っているワインと同じものです。
前菜 新鮮マグロ&グレープフルーツのタルタル、わさびソース添え。
Tartar of fresh Tuna & pomeloo with Wasabi Dressing (470バーツ)
グレープフルーツの甘酸っぱさと細かく切ったマグロが見事にマッチ。お刺身同様にわさびも使っていて親しみやすい一品です。
ロブスターのカプチーノ風スープ、帆立貝のラビオリ、フレッシュクラブ
Three some of Lobster-Cappuccino, scallop Raviolis& Fresh Crab Salad (530バーツ)
一番左側は、クリーミーな帆立貝のラビオリ。真ん中はロブスターのうまみをギュっと凝縮したスープ。地元でとれたカニ肉をたっぷり使ったバルサミコドレッシングでいただくサラダにはピーナッツをクルトン替わりにアクセントとして使った新鮮アイディアです。
メインコース
焼きギンダラ バジル ガーリックポテトのムースリン添え
Baked Snow Fish Basil Garlic potatoes&“Mousselin” (620バーツ)
程良い油が乗っている肉厚のギンダラ。皮の部分はパリパリです。このギンダラに付け合わせのピュレのようなバジル、ガーリックポテトムースリンがとっても良く合います。飾り付けで添えられているパリッパリッのパルメザンクラッカーの食感がたまりません。カナポーが一番気にったメニューです。
牛肉のフィレ&トリュフソース
Beef Fillet with Truffle Sauce (720バーツ)
今回はミディアムレアで焼いていただきました。フィレは柔らかいオージービーフを使用。ソースにホワイト・トリュフオイルを使って香り高いソースに仕上がっています。そえられているのは、ゴマをまぶしたカボチャ。ポテト&エノキのローストとシンプルです。
デザート
アソートメント・オフ・セブンシーズ・スイーツ
Assortment of seven seas sweets (350バーツ)
まったりとしたチョコレートムース、バナナカプチーノ、レモングラスがほんのり風味をつけている深みのあるクレームブリュレ、マンゴー・ライスプティングのジンジャーアイスクリーム添え4種類のデザートが程良い量で味わえます。カナポーのお気に入りはタイの伝統的なお菓子の一つマンゴー・ライスプティング。業者に特別オーダーをして造らせているというジンジャーアイスクリームとその周りに入っているカリカリクランブルが良く合います。
温かいフォンダン・チョコレートのココナッツアイスクリーム添えWarm Chocolate Fondant, coconut Ice Cream (300バーツ)
本場ベルギー産のダークチョコレートを使用。温かいチョコレート・ケーキは、半分に割るとトローリとチョコレートが流れ出します。これにさっぱりとしたヤングココナッツアイスクリームが驚くことにマッチング。これこそアジア&ヨーロピアンの絶妙な巡り合いです。地元食材にだけこだわらず世界中から厳選された素材を使った贅沢な料理を堪能。夜も更け気づいたらお客さんはカナポーのみ。そのまま歩いてビラに戻り就寝。
朝
朝です。一番のコーヒーはリビングルーム前のテラスでいただきました。淹れたてのコーヒーが美味しいのはいつものことながらこの風景を独り占めにして飲むコーヒーは格別です。
プール
昨日はあっという間に深夜になりプールで泳ぐことができなかったカナポー。朝風呂ならぬ、朝プール。見た目は小さめですが実際に泳いでみると思った以上に広いくしっかり泳げて昨夜食べた食事分のカロリーを消費したつもりです。
ブレックファースト
翌日の朝食も夕食と同じゴージャスな海景が眺められるレストラン「ザ・セブン・シー」でいただきました。朝食クーポンはないのでウェイトレスさんにルームナンバーを伝えて席に着きます。「ザ・セブン・シー」の朝食はプールビラ滞在ゲスト限定です。各種ホームメイドブレッド、シリアル、各種カットフルーツなどヨーロピアンスタイルの朝食メニュー。白いご飯はありましたがご飯に合うおかずはあまり充実していないのでご飯党には少々物足りないかもしれません。カナポーは周囲の欧米人に混ざってヨーロピアンスタイルで朝食をいただきました。スモークサーモン、各種ハム ブルーチーズなどのチーズ類も豊富です。ジャムは「ボン・ママン」ブランドのジャムの他にバナナ、マンゴーなどのホームメードジャムがあり甘さ控えめでなかなかおいしかったです。カナポーは食べませんでしたがオムレツやゆで卵など卵料理のオーダーは席についた時点でウェイターがオーダーを取ってくれるそうです。サラダの隣にはなぜかキムチもありました。
チェックアウト
荷物をパッキングしてレセプションに電話をして車を呼びます。チェックイン同様に「ピマライ リゾート&スパ」サイドのレセプションでチェックアウト。天気も良好なので帰りはリゾートからクラビの「ピマライ波止場」までスピードボートで直行することになりました。リゾート専用桟橋があるビーチまで車で移動。ゆらゆら揺れる桟橋から小さめのスピードボートに乗り込み「ピマライ リゾート&スパ」を惜しみながら後にしました。
いかがでしたか?今回カナポーはプーケットからバスで移動しましたがフライトを利用すればバンコクからクラビの空港まで所要時間約1時間20分。リゾートまで観光気分で移動して2時間ほど。プライベートを重視したリゾート内で日々の疲れをゆっくりと癒せる高クオリティーなリゾートでした。本音は後1、2日ほど長く滞在してリゾートライフを満喫したかったカナポーでした。
上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。
記事登録日 :2008-05-21
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