パタヤのノース パタヤにあるザ ザイン ホテルに泊まれば、ナクルア ベイ、ターミナル 21 パッタヤーまで車で 5 分で行けます。 この 5 つ星のリゾートは、パタヤ ビーチまで 3.7 km、パタヤ ビーチ ロードまで 3.9 km の場所にあります。
サワディカーップ! パタヤからバンコクナビです。
パタヤには、北から南まで本当にたくさんのホテルがありますが、2007年9月、北パタヤに「ザインホテル(The ZIGN Hotel)」がオープンしました。 「ザイン」は、「デザイン」の「ザイン」。 建物ばかりではなく、コンセプトも新しく、アートホテルという肩書きのついたこのホテル、どこがアートしてるか、ナビがじっくり見て来ました。
◆ヴィラとタワー、2つの顔
この「ザイン」、道路を挟んで片側にタワー、反対側にヴィラが建っています。 タワーにはA棟とB棟の2棟があって、それぞれ14階建て。 A棟は完成済みで408の客室があります。 B棟は現在建設中、同じく408の客室ができる予定で、完成後はA棟が個人旅行、B棟がグループのお客様用に分けられるとのこと。 それではタワーのA棟から見て行きましょう。
■ タワー
タワーのフロントです。 リゾート地での海の青×太陽の赤の色使いは、日差しの強さとあいまってどこか垢抜けなくて暑苦しい雰囲気になりがちですが、ここのフロントはガラスを上手く使っていて文句なしのクールさ。 窓も高くて、スタイリッシュさに加えて開放感もいっぱいです。
カウンターの中にはアユタヤ銀行の両替レートがデジタル表示されていて一目瞭然。 パタヤに多くある、いわゆる老舗ホテルの古びたボードのレート表示とは違います。
スーペリアが、趣向を変えて3タイプ
「ザイン」の特徴の一つに、スーペリアというひとつの部屋カテゴリーの中で、“アート”という基盤のコンセプトは共通ながら、内装のデザインの趣向を変えた3タイプの部屋があることが挙げられます。 『レトロアート』、『ピュアアート』、『ポップアート』の3タイプ、お部屋の大きさ、備品、アメニティは全て同じ。 人の好みは十人十色、滞在空間の雰囲気をより自分らしいものに、と選ぶ楽しさが広がるというものです。 では早速拝見していきま~す。
レトロアート(5038号室)シービュー 36sqm
「ザイン」のもう一つの特徴がベッド。 全室キング+シングルベッドという組み合わせで、ベッドが1つだけの部屋はありません。 どっちのベッドにどのように寝るか、それは泊まる人次第。 こんなホテル、バンコクにはあまりありませんよね。
シービューは絶景
お部屋に入ると、窓の大きさと眺めの良さに驚かされます。 窓は全面ガラスで北パタヤの海が一望でき、素晴らしい景色を見ることができます。 お部屋はブラウンと白の落ち着いた色調でまとめられ、どこか懐かしい気分。 なるほどレトロアートと名づけられた意味がわかります。
バスルームはライト&クリーン
目に優しいグリーンを配色したバスルームは清潔感たっぷり。 大きなバスタブに、独立したシャワーブースの組み合わせは、いかにも使い勝手が良さそう。 間接照明の洗面台は丸い鏡がアクセント。 お洒落でしかも使い易い設計なんですね。
ピュアアート(8030号室)シービュー 36sqm
内装に、タイ料理に入っている唐辛子のような刺激的な赤が取り入れられた、ピュアアートのお部屋です。 ドレッサーのデザインも違いますが、一番大きな違いはシースルーバスルーム。 お風呂に入りながら海を眺める心地よさを是非味わってみてください。
ポップアート 36sqm
取材当日は満室で、ポップアートのお部屋をみることはできませんでしたので、ホテル提供の写真をご覧ください。 カラフルな壁とシルクスクリーン。 ポップアートというネーミングがぴったりのお部屋です。
シティービューの景色
今回はシティービューのお部屋をみることは出来ませんでしたが、内装は全く同じで違うのは窓の外の景観のみとのこと。 眼下のヴィラが箱庭のように見えますね。
客室共通アメニティ
ポットにお茶セット、ケーブルテレビにDVDプレーヤーにネット接続は全て無料。 スリッパとバスローブ、金庫もあるとなればほぼ100点満点と言えるでしょう。 チェックインの日にはフルーツバスケットが用意されるそうです。
浴室共通アメニティ
タワー施設
絶景プール
1階フロント奥にはプールがあります。 ふちは透明になっていて、プールの向こうはもうパタヤの海です。
プール脇の階段を降りていくと、下にはさらにもう一つのプール。 下のプールには上のプールからの水が滝になって流れ落ちていました。 ご家族連れなら、お子様大興奮間違いなしですね。
タワー朝食会場
1階フロント奥、朝食会場は1階席と2階席があります。 時間は6:00から10:30まで。
ビーチリゾートの朝を優雅に迎えられそうな、品のある内装ですね。
■ ヴィラ
イメージは水
ヴィラの全体のイメージはどうやら「水」。 敷地内には小川のように水路が流れていて、水音がリラックス感を与えてくれます。 都会っぽい高層のタワーとは違い、こじんまりとした別荘村のような感じです。
平屋造りのフロント
タワーとは全く違う、野趣あふれるフロントです。
壁際にはカウンター風にPCが置かれていて、使い放題、無料です。 スピードはそれほど早くありませんでしたが、日本語フォントも入っていました。
フリント ヴィラ(114号室)44sqm
入り口右手にソファーセットが置かれたタイプのヴィラです。 ヴィラのベッドは石台の上に設置されていて「王様の寝室」という高尚な雰囲気が漂いますが、酔って部屋に戻った深夜や寝起きは段差でつまづいたり滑って転んだりしないように注意してくださいね~。 また、ヴィラの窓外の眺めは、まぁまぁ・それなり、といったところ。 お部屋の雰囲気を味わいましょう。
テラ ヴィラ(204号室)44sqm
このタイプのヴィラの特徴は、ドレスルームが独立していることです。 時間に余裕があり、少し長い期間滞在される方向きかもしれません。 またこのグレードのお部屋にはプールに面したお部屋もあるとのこと。 プールを眺めながら優雅に過ごしたいお部屋ですね。
ウィッカー ヴィラ(301号室)48sqm
天井の高さが際立つヴィラです。 お部屋のイメージは、タイ伝統建築の雰囲気を残しつつ洗練されたデザインで仕上げられており、とても落ち着くお部屋でした。
バスルームは鏡も洗面台も二人同時に利用できる設計になっていて、機能性の高さを感じます。
ヴィラ施設
ヴィラのプール
もちろんヴィラにも独立したプールがあります。 海をバックにしたタワーのプールは遊園地のイメージですが、ヴィラのプールは落ち着いたリゾートのイメージ。 水中に腰掛けてドリンクが楽しめる造りのバーもあります。 あなたはどちらのプールがお好みですか?
ヴィラの朝食会場
プールに面した朝食会場です。 近代的な作りのタワーも良いですが、自然に重点を置いた雰囲気の良さではヴィラの方が少し上でしょうか。
いかがでしたか?
パタヤの新進アートホテル「ザイン」。 タワーのB棟が完成した暁には、中にスパもオープンするとのこと。 今までのパタヤのイメージとはちょっと違った、お部屋の中で過ごす時間が十分楽しめる、スタイリッシュなホテルでした。
以上、バンコクナビでした。
【行き方】
スクンビット通りから北パタヤの標識に従いドゥシット前のロータリーを北へ約2キロ直進。 道路右側に看板あり、左折後約300メートル。