サムイ島チャウエンビーチにある、『美しい浜辺の家』を意味する名前に恥じない手の込んだ造りのホテル。全室ジャグジー完備です。
サワッディーカップ、サムイ島からバンコクナビです。サムイ島といえば、プーケットと並んでタイが誇る、ザ・ビーチリゾート・アイランド。タイに来たなら一度は足を踏み入れてみたい場所のひとつですよね。
さて、よく「名は体を表す」といいますが、ホテルの名前って、意味の分かりやすいものから「どういう意味だろう?」ちょっと首をひねってしまうものまで色々ありますよね。
今回ご紹介するホテル「Baan Haad Ngam(バーン・ハードゥンガム)」も、字面だけを追うと何て発音するの?って聞きたくなるようなつづり。なので1句ずつに分けて解説させていただくと、Baan(バーン)=家、Haad(ハート)=ビーチ、Ngam(ンガーム)=美しい、つまり「浜辺の美しい家」という意味なんです。では、本当に名前負けしていない美しさを見せてくれるのか、ナビがしっかりレポートします!
場所は
チャウエンビーチ北サムイ島は全周約150キロの小さい島、その中でも主要なビーチは東側に面しています。
バーン・ハードゥンガムは空港から約10分弱の場所にあります。サムイ島はバンコクから僅か40分強のフライトで着くから…と計算すると、空港からホテルまで1時間ちょっとで移動が可能!あっと言う間に…というのは少しオーバーですが、移動に飽き始める前にチェックインできちゃうのは重要ポイント。
入り口はちょっとわかりづらいかも
チャウエンビーチに沿って走る国道4171号線から20メートルほど入った左側、残念ながら国道には面していませんので、ちょっとわかりづらいかもしれませんね。
アプローチは民家のよう一見すると民家の入り口のように見えるバーン・ハードゥンガムのアプローチ。全部で40室しかない小さなホテルなんですが、その中身は決して5☆ホテルに引けはとりません。それでは早速中に入ってみましょう。
建物は凹字+バンガロー
水牛の親子と農家の子供のオブジェが飾られたフロントは明るいオープンエアタイプ。
南国ムードが漂っていて、大型ホテルのような豪華さはありませんが、とても落ち着いた雰囲気のフロントで、早くも都会の喧騒を忘れさせてくれます。3階建て、凹型の建物の真ん中にこのフロントが位置していて、左右にスーペリアルームのある棟があります。つまりスーペリアルームは全て中庭に面しているお部屋だということです。
■ お部屋紹介
≫ スーペリアダブル 28sqm(203号室)
全室バルコニー付きで、スペック以上に広く感じます。お部屋の中央にある天蓋付きのお姫様ベッドはムード満点。荷物置きのスペースも十分。落ち着いた色調の床と壁は、長旅の疲れを癒してくれます。
使い易い机の配置
ベッドの枕側にはデスクがセットされていて、これが意外と使い易そうです。テレビを見ながらネットをしたり、本やガイドブックを見たりするのに絶好の位置。そして足元には電気のコンセントが配置されています。使う人のことを良く考えて設計してありますね。
お風呂タイムが楽しみなバスルーム
ここバーン・ハードゥンガムの素敵ポイントの1つが、全室ジャグジー付きというバスルーム。入って右にシャワーブース、左がトイレになっています。さらに真ん中に置かれたジャグジーの左右両側に洗面台。2人同時に利用できる設計、身支度に時間がかかる女の子の友達同士には最適ですね。
≫ デラックスヴィラ ダブル35sqm(410号室)
こちらはバンガロータイプのデラックスヴィラ、全10室です。バンガロータイプですので入り口はこのガラスの扉だけ。基本設備はスーペリアと同じなんですが、驚くのは天井の高さです。そして緑に囲まれたお庭を見ながら優しい潮風の匂いを感じることができます。
バスルームは天窓付き
バスルームはジャグジーの脇に窓のスペースが広くとってあり、そこから緑が望めます。天窓付きなので採光もバッチリ。昼間に何度もシャワーを浴びることを想定した明るいお風呂に感動!気分も明るくなりますね。
お部屋備品
ノートブックも収納可能な金庫、ケーブルテレビは見れませんが、DVDプレーヤーは全室標準、スリッパとバスローブに傘とかなり充実した備品類です。夜は好きな映画でも見ながらゆっくり過ごしたいですね。
■ 施設紹介
イタリアンレストラン【オリビオ】
朝食会場にもなる海辺のレストランは、本来はイタリアンのお店。チャウエンビーチの中でも一、二を誇る名店だそうです。ビーチに面していますので波の音を聞きながらの食事…なんて、なんともロマンチックですね。(朝食:06:30~10:30)
スパ 【サティラー】
1階フロントの反対側、ツアーデスクの後ろがサティラー・スパになっています。運悪く天気の悪い日に当たってしまった時や、日焼けの後が気になる方は、迷わずここでスパタイムですね。
プールは海の高さです。1階、レストラン脇のプールです。水面の高さが海の高さと同じくらいに作られているので、 プールに入っていながらも海に入っているような錯覚を起こしそう。勿論天気が良ければ 目の前がビーチですから海遊びも楽しめます。ビーチリゾートって本当にいいですね~。
いかがでしたか?バーン・ハードゥンガム。広大な敷地と色々な設備のある巨大ホテルではありませんが、タイの伝統建築の雰囲気を生かしたお部屋、美味しいイタリアン、そして何より綺麗な海に恵まれた、素晴らしいホテルです。一度は行かなきゃいけませんね。以上、バンコクナビがサムイからお伝えしました。