キャンプ場の常識をくつがえす!エアコン&ベッド付きテント、おしゃれなトイレ、昼&夜はサファリツアー!
サワッディーカー!バンコクナビです。
今日ナビがご紹介するのは、大自然の中のキャンプ場。「え?キャンプ?確かに自然の景色はきれいだけど、狭いテントに泊まって、エアコンなんてないから暑くて、トイレは汚くて、虫が多くて、ごはんが美味しくなくて、最後はすることがなくて…」と尻込みした人!ナビが、さっき挙がった『不便』というマイナス要素をすべて取り去ります!今回ナビがご紹介するのは、サファリパークの中にあるキャンプ・リゾート「エスタテ」。
エアコン&ふかふかベッドのあるテント、スタイリッシュなバスルーム、動物と間近で触れ合えるサファリツアー…、自然と便利さが見事なバランスで融合した場所へ、みなさんをお連れします!
【サファリパークの中のリゾート】
「エスタテ」は、バンコクとパタヤのほぼ真ん中、チョンブリーにあるサファリパーク「カオゲオ・オープンズー」の敷地内にあるキャンプ施設。
天然の木を組んで建てられたロビーからしてワイルドさ満点です。「エスタテ」とは、イタリア語で“夏”。「太陽に愛されたいちばん気持ちのよい季節感を楽しんで欲しい!」との思いを込めて、タイ人オーナーが名づけたのだそうです。ちなみに「エスタテ」のロゴは、“緑の中のテントと太陽”がモチーフになっています。
【緑の丘に白いテント】
フロントからキャンプ場まではすぐ。広くなだらかな丘の上に、真っ白なテントが点在しています。テントは、スタッフさんたちが総出で毎朝磨くので、ぴかぴかの汚れ知らずです。その際殺虫剤もまいてくれるので、気になる虫対策も万全!
フロント・テント・レストラン・バス&トイレと、基本的な設備は半径約100メートル以内にきっちりまとまっているので十分歩けますが、ちょっとした移動でも内線電話でお願いすればカートで迎えに来てくれます。
敷地内の山道を遠出したい場合は、自転車(1時間30バーツ)や、バギー(30分250バーツ・1時間400バーツ)のレンタルもありますよー。(2013年現在、自転車は全て壊れてしまい使えるものは無くなりました。)
■ テントタイプ紹介
エスタテwillow
テントの中をご紹介します。ウィロウ(=柳)タイプのお部屋は、全部で14部屋(ツイン×7部屋、ダブル×7部屋)です。広さは14平方メートルで、テントとしてはかなり広い!うれしいことにお部屋にはエアコンがついていて快適。冷蔵庫もあるので、冷え冷えの飲み物も飲めます(1日2本無料のミネラルウォーター付き)。着替えなどは籐で編んだもの入れにキープ。1台、エキストラベッドを入れることができます。
エスタテfir
ファー(=もみの木)は、2つのテントをつなぎ、真ん中のスペースにカウチを置いたタイプ。広さは35平方メートル。8棟あります。部屋は左右それぞれ、ダブル1部屋&ツイン1部屋になっています。早朝や夕暮れは新鮮な空気や景色を楽しみながらカウチで、暑い日中はエアコンの効いたお部屋の中でくつろぐ、なんて最高ですね。
エスタテcrown flower
1棟だけの、一番豪華なお部屋が、このクラウンフラワー(=王冠状の白い花)タイプ。中にはなんとリビング、ベッドルーム×2、ジャグジー、プライベートバスルームがあります。しかもお手洗いは、男性用と女性用の両方を完備。リビングにはDVDプレイヤーもあります。アメニティも充実、大きなサイズの冷蔵庫・スリッパ・バスローブ・アイロンがあります。都会の便利さを大自然の中にそのまま持ち込みたい!という人へ。
【共通アメニティ】 無料ミネラルウォーターは1日2本です。
■ 感動のお洒落なバス&トイレ
『キャンプ』というと、気になるのがバス・トイレ事情。狭くて汚くて、「…でも山の中だから」と妥協しながらとにかく手早く用を足す!というイメージですが、「エスタテ」のバス&お手洗いはそんな負のイメージを一気に払拭!まず助かるのが鍵つきのロッカー。1人用ミニテントのレインシャワーは、かなり熱いお湯も出ます。そして中には透明のビニールバッグが吊らされていて、服やタオルを濡れずにキープできるんです。シャンプー&ボディーソープもケースにしっかり充填されていて、これなら、汗をかいたらその度ごとに思う存分シャワータイムが楽しめます。
ナビが感動したのがこのお手洗い。10台のトイレが、林に向かって互い違いに並んでいます。ドアはなく、カーテンで閉めるタイプです。外の景色を見ながら雄大な気分で用を足せますね。気になる場合は、すだれを垂らしてシャットアウト。家族連れが多いとのことで、一番手前は子供用のちいさいものになっているのも気が利いています。
■ 景色最高のレストラン
自然に囲まれたレストラン。営業は朝6時から夜の12時まで。横には大きな木が植わっています。食べ物は持ち込み自由ですが、ワインやウイスキーの持ち込みは、持ち込み料200バーツがかかります。
◇ ランチ
パッケージを申し込むと、3食+昼夜のサファリツアーがついてきます。昼ごはんは、12時から13時半の間に。5種類の料理+果物がパッケージに含まれています。アラカルトメニューも充実しています。ルームサービスも、22時までOK。
【14:00‐16:30 昼のサファリツアー】
ご飯が終わったら、同じ敷地内にある、カオゲオ・オープンズーに動物を見て回るサファリツアーへGO!そのままレストランで迎えの車を待ちます。広い敷地の中に動物がほぼ自然の状態で飼育されているカオゲオ・オープンズーは、いろんな動物とじかに触れあえるんです!動物にあげる餌セットは、スタッフが買って渡してくれます。それがなくなれば、追加は随時自分で。「あ、鹿さん!バナナ食べて!」つぶらな瞳がかわいい~!大きな口をあけてえさをねだるカバの顔には思わず爆笑。サバンナもあり、キリンにも目の前でご対面。もちろん象さんもいました。途中で、計算をしたり自転車にのったりするかわいい鳥のショーもあります。ペンギン館だけは、見たい場合追加の20バーツが要ります。
【BBQディナー】
大興奮のサファリツアーから戻ってシャワーで汗を流して一休みした後は、お待ちかねの晩御飯。スープ・炒め物・野菜・パスタなど5種類+果物。そしてバーベキューがつきます。キャンプに来て何より悲しいのが、「お腹が空いたけど食べるものがない!」とひもじい思いをすること。「エスタテ」はそれをよ~く分かっていて、たっぷりの量をサーブしてくれます。どのお皿も、盛り付けも味も申し分なし。缶詰めやレトルト食品を「空気がきれいだから何を食べても美味しいね~」と(ちょっと無理やり)言い合うのではなく、本当においしくて大満足。
ちょうど夕暮れの景色の中で食べる晩ご飯。天気がよければ、バーベキューは外のテーブルで。
【19:00-20:00 夜の動物ツアー】
食後の一服の後は、またレストランまで迎えに来てくれる車に乗りこんで、夜のオープンズーへ。キャンプ場は「確かに自然はきれい、でもそれ以外なにもない!」と暇をもてあます事態におちいりがちですが、ここではアクティビティに丸一日楽しめます。オープンズーの入口で、ハリネズミを抱っこできてうれしいナビ。夜のオープンズーは、トラをはじめ夜行性の動物の天下。昼間寝そべっているだけで、「えーけっこうだらしないー」と思っていたトラが俊敏に動き回るのを見て、さすが猛獣だなと納得。生後2か月のトラの赤ちゃんもいました。解説はタイ語、分からなくても十分楽しめますが、ちょっと訳すと「ラクダはこぶに水を貯めておくために涙を流さない。泣いたことがない幸せな動物なんです!」「シマウマの模様には意味があります。広いサバンナで、ライオンに出会ったら!ライオンは右を見て左を見てそこを渡りま~す!」なんていうジョークを交えながらの案内なんです。涼しくなった空気の中動物を見て周るのは、相当楽しいです。
【ロマンチックな夜】
夜は、明かりが灯ってロマンチック。レストランでカクテルを一杯飲んでから、おやすみなさーい。
【朝ごはん】
朝食は7時半から9時。週末やハイシーズンなどお客さんの人数が多い場合はブッフェ形式、そうでない場合は1人ずつのセットになります。朝からしっかり食べてくださいよ~!と、おかゆありトーストありの、大賑わいのメニュー。爽やかな空気とともにいただく朝ごはんです。
【朝の散歩】
朝ごはんの後は、腹ごなしがてらのお散歩。希望すればスタッフが案内してくれます。レストランから歩いてすぐ、「エスタテ」の敷地は、鳥やトラがいるケージあり、つり橋を渡って、オランウータンやチンパンジーのいる丘ありとなかなかの充実振り。奥には、人口ですが滝もあります。
いかがでしたか?
自然の中で、無理しない程度に快適さ+スタイリッシュさの過ごしやすさを求めることは、最高の贅沢だと感じました。
以上、バンコクナビがお送りしました。