空港近くのホワイト オーキッド ホテルはバンコクのBangkok City Centre周辺に位置し、サンペン マーケット、オーストラリア大使館、マレーシア大使館の近隣にあります。近隣の見所にはグランド パレス、エメラルド寺院 もあります。
サワッディカー!バンコクナビです。
いまナビがいるのは、赤や金の建物や漢字で書かれた看板があふれる、ヤワラートとよばれる場所。ここはいわゆるチャイナタウン、中華系の人たちが数多く住むエリアで、金行や、中華料理店がひしめく喧騒の街です。
「喧嘩ですか?」と思うような、勢いの早口の中国語でまくし立てるように話す姿や、商売人が有り得ないくらいの荷物を抱えて路地を行き交っている姿は、どこかのんびりしたタイ人のイメージとは全然違い、さすが華僑は迫力が違うな~と感心させられます。
そんなヤワラートは商売の街であると共に、美味しい食べ物が一同に集まったグルメの街としても有名です。今回ナビがご紹介するのは、ショッピングにグルメにと魅力溢れるここヤワラーエリアのホテル、「ホワイトオーキッド・ホテル」です。
【場所はヤワラーの中心地】
ヤワラー通りに面したホワイトオーキッド・ホテルはチャイナタウンの中心地、ホテル周辺には有名レストランが建ち並んでいます。かなり年季の入った建物ですが、低層階が並ぶ中での13階建てのホテルは一際目立つ存在です。「白蘭大酒店」の漢字の文字が側壁に表示されているので、雑多な町並みの中でも容易に見つけることが出来ます。
【ロビー】
フロントは中2階。ガラス張りのドアをくぐってそのまま奥へと進むと、右手奥にロビー階へと通じる階段があるのでその階段を昇って下さい。階段の右手奥にはエレベーターもあります。エレベーターを2階で降りて、すぐ横にある階段を使って少し降りるとロビー階です。ロビーへと通じる階段と廊下が壁一面鏡張りとなっていて、遊園地にあるちょっとしたアトラクションみたいです。
受付のすぐ横には、ずらりと並んだソファと食事テーブル。ロビーラウンジにしてはとても立派で広いスペースです。ここは飲み物だけでなくアラカルト料理の注文が出来る24時間オープンのレストランとなっています。
客室紹介
ホテルは13階建てで全315室です。
築50年以上と古めの建物でクラシカルな印象はありますが、リノベーションを何度も重ねており清潔でさほど古さは感じられません。館内は飾り気のない至ってシンプルな作りですが何より防火対策がきちんととれている、というのが安心の材料でした。
● スタンダードルーム(513号室)全135室
スタンダードルーム全ての部屋には窓がありません。ですが一日中車の行き交う騒がしい外の音が聞こえてこない分、静かに過ごせるといういい面もあります。室内は落ち着いた茶系ですっきりとまとめられ、荷物を置くスペースも確保されており機能的に設計されています。バスタブがついているのが大きな魅力、洗面所の小物を置くスペースが広いのも便利です。
● スーぺリアルーム(1406号室)全143室
スーペリアルームには窓がありますが、安全上のため窓は開きません。スーペリアには3人掛けソファが置かれています。スタンダード同様、コンパクトに家具が配置されているので狭さは感じません。
● デラックスルーム(507号室)全27室
デラックス、というだけあってソファが革張りのものへとなり、部屋も一段と広くなりました。窓も3面あるので外の光が差し込む明るい部屋となっています。
● ジュニア・スイートルーム(1415号室)全8室
スタンダードやデラックスと同じくスタジオタイプですが、ベッドとソファの間が格子で仕切られていてそれぞれの部屋に独立性を持たせています。バスルームは、スタンダード・スーペリア・デラックスと同じ作りです。
★ スイートルーム 全2室
ホテルに2部屋だけというスイートルームです。スイートルームはホテル最上階にあります。12階までしかエレベーターがありませんので、13階のスイートルームへは12階から階段を使って上がって下さい。VIPと書かれたプレートを見ながら階段を昇る・・・。別世界へ・・という感じが(少しだけ)します。
☆ スイートルーム1(1425号室)
ベッドとゆったりとしたソファが置かれても余裕たっぷりのスペース。さすがはスイートルームです。壁一面に窓があり、色調も明るく開放的な雰囲気。洗面所にも窓があり明るく、しかもかなり広いのが特徴的です。
☆ スイートルーム2(1401号室)
もう一つのスイートルームはリビングと寝室が分かれたもの。シックなワインレッドのカーペットとソファ、そしてリビングにはカウンターバーがあるので部屋に居ながら高級クラブの雰囲気が味わえたりします。
スイートルームはスタンダードルームとコネクト出来るので、ファミリーやグループで使うのにも便利です。
【共通客室アメニティ】
ミニバーは通常は無しですが、リクエストが可能です。
ポットは湯沸し式ではありません。お湯が欲しい場合は内線で注文するか、9階のカウンターに24時間係りの方が居るのでそこに部屋のポットを持って行くと入れてもらえます。(無料)
セーフティボックスはフロントにて。
【共通バスアメニティ】
バスローブはありません。ドライヤーはリクエスト可能です。
施設紹介
◎ レストラン
朝食(06:00~10:00)
朝食会場は2階です。ブッフェスタイルで中国料理を中心としたメニューとなっています。熱い豆乳やお粥といった胃に優しい料理も置いてあります。広々としたスペースに間隔を開けてテーブルが並べられてあるのでゆったりと朝食を取る事が出来ますね。
ロビー階のフロント横のレストランは24時間オープン。タイ・中国・西洋アラカルト料理と全品一皿40バーツのディムサム(点心)です。ルームサービス用の食事もこちらのレストランで注文出来ます。夜中お腹が空いてしまった時、もうお風呂に入ってしまったし外に出るのも面倒だなーという時にお役立ち。ナビはチキングリーンカレー(160バーツ、ご飯25バーツ)とクラブサンドイッチ(120バーツ)を食べてみました。味はというと・・・さすがグルメな街の中だけあってレベルが高い! チキングリーンカレーはココナッツミルクの味が濃厚で水っぽくなくコクがあり、チキンが大変柔らかく煮込まれていました。クラブサンドイッチはトーストがパリっと香ばしく焼き上がっており、ベーコン・玉子焼き・チキン・チーズ・トマト・レタス・キュウリと具沢山でボリューム満点。
ホテル1階では月・水・金曜日の17:00~22:00の間、ブッフェディナーがオープンします。料理はインターナショナルで30品以上。一人220バーツ(税別)ですがホテル宿泊客には20パーセント割引、もしくは5人だと1人分無料というお得なプロモーション有り。
◆ スカイガーデンスイートルームもあるホテル最上階にはスカイガーデンと呼ばれる屋上庭園が有ります。10~1月の乾季の時期にはビアガーデンとなります。このスカイガーデンからの見晴らしはまさに360度大パノラマ。美しい夜景を見ながらの一杯、素敵な夜を過ごせそうですね。
◆ ネットスペースハイスピードインターネットはロビー階にパソコン3台設置。30分60バーツ 30~60分120バーツ
◆ マッサージ 09:00~12:00
1階にはタイマッサージ屋有り。
いかがでしたか?
チャイナタウンを拠点にしたバンコク街歩きにぴったりなホテル。にぎやかな場所が好きな人にはもってこいです。
以上、バンコクナビがお送りしました。