バンコクのイサーン料理では人気のこの店。いつも地元の客で賑わっているが、情報を入手して来たのか欧米人などもよく見かける。
サワッディーカー、バンコクナビです!タイの東北といえばイサーン地方ですね、そしてイサーンの伝統料理といえばみなさんの中にも好きな方が多いと思われる「ガイヤーン」という鶏肉料理に、ご存知パパイヤサラダの「ソムタム」などがあげられますね。イサーン料理の人気メニューはポピュラーで、バンコクの至る所で食べることができますが、本格的なイサーン料理を食べようと思ったら結構どこにでもあるというわけではありません。そんな中、今回ご紹介のこの店「サバイジャイ・ケブタワン」は、本格的で美味しいイサーン料理をリーズナブルなお値段で食べられてしまうという嬉しいお店なんです。それでは早速ご紹介いたします!
まずはエカマイへ行こう
さて、サバイジャイ・ケブタワンはエカマイというエリアにあります。お店に行く前にエカマイがどのようなところか軽く触れておきますと、ここは近年人気が上がってきている町で、新しいコンドミニアムやマンションが建ち、また最近は日本のライススタイルをコンセプトにしたモールのゲートウェイ・エカマイがオープンするなど、町の雰囲気も活気に溢れてきています。また、東バスターミナルがBTSエカマイ駅のすぐ付近にあり、主にパタヤや東方面へのバスが運行しています。
写真付きで英語表記のメニュー
サバイジャイ・ケブタワンに近づくと、早速鶏肉を焼く香ばしい匂いがしてきます。お店の前に来るとガイヤーンを焼く煙が充満しており、その匂いとともに食欲をそそります。店内はイサーンの田舎風のイメージなのか、天井が高く木造の店内がなかなかいい雰囲気です。来ているお客も会社帰りの数人連れや、友達同士で来ているグループや、カップルなど様々な人たちが料理を楽しんでいました。注文をしようとメニューをもらうと、さすがに日本語は無いですが、英語表記があり、主な料理は写真が載っていてわかりやすいですよ。
エカマイソイ1の交差点角にあります
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店頭の窓からガイヤーンを焼くところが
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ナンバーワン人気メニュー「ガイヤーン」
さあ、やはりなんといってもこの店に来るお目当てといえば「ガイヤーン」ですね、”ガイ”は鶏で、”ヤーン”は焼くですね。この料理は鶏肉を秘伝のタレに一晩ほどじっくり漬け込んでおくんです。そして炭火で焼くんですが、表面がカリッとしていて中はジューシー。そして肉自体も柔らかく、鶏肉自体がいい肉であることがよくわかります。店頭の炭火の場所ではたくさんのガイヤーンが次々に焼かれていたので、おかわりされてるテーブルもひょっとしたらあったかも知れませんね。そのくらいのおいしさです。こちらスモールサイズで80バーツ。
表面はカリカリ
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もち米「カオニャオ」と一緒にいただきます
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イサーン郷土料理「ラープ」
そして出てきたのはイサーンの郷土料理の代表的なメニューの一つ、「ラープ」です。このラープは肉とハーブを和えた料理で、イサーンに近いラオスでも食べることができます。和える肉は、牛肉、豚肉、あと鶏肉などがポピュラーですが、今回ナビが頼んだのは、「ラープ・プラードゥック」、ナマズのラープですね。すり潰した肉とハーブバランスがとても良く、またさすがイサーン料理、結構な辛さもあります。でもそこがカオニャオと相性が良く、一緒に美味しくいただけますよ。またお酒のつまみとしても良く合います。お値段は90バーツ。
いろんな種類の肉のラープ
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ハーブに香辛料もたっぷり
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タイの代表料理ともいえる「ソムタム」
これはタイのことを少しでもご存知の方ならおそらく知っている料理でしょう。パパイヤのサラダ「ソムタム」ですね。タイでは屋台やタイ料理のお店などでどこでも見かける料理ですが、これもイサーン料理だったんですね。こうして考えるとイサーン料理ってタイを代表する人気メニューが多いことに気づきます。さて、このソムタム、やはりノーマルで出てくるととても辛いですね。辛いのが苦手な方は、辛くしないように頼むこともできますのでご注意を。ここのソムタムもやはりパパイヤがいい味で満足できました。お値段は50バーツ。
オープンスペースもある
夜風が心地よい中での食事
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生演奏なども行われている
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いかがでしたか?イサーン料理の人気メニューは今やタイ料理を代表するものが非常に多いですね。同じく東北のルークトゥンという演歌歌謡の音楽もタイ人の心として愛されているように、イサーン料理も広く好まれ、みんなが食べたくなる料理なんですね。その本格的なイサーン料理を美味しく、お安くいただけるサバイジャイ・ケブタワンにご旅行の際は是非行かれてみてくださいね。以上、バンコクナビでした!