屋台でこれだけの味を出すとは驚きです。味に厳しいタイ人が認める中華街にある美味しい屋台はこちらです!
空が夕日で綺麗に染まっていく時間から屋台が増えだすヤワラート(中華街)で、味に厳しいタイ人が“美味しい”と絶賛するのがこちらの屋台です。レストランではなく屋台でこれほどの味を味わえることに訪れた人はみな驚き、そしてリピーターになっていきます。自慢のメニューは“魚の胃袋スープ”や“香港焼きそば”など、どの料理も最高に美味しいです。ここでなら、普通の屋台以上の最高峰の屋台食を味わうことができるでしょう。
屋台激戦区のヤワラートにある人気店
ヤワラート沿いにある人気屋台です
「ヒア トゥー ヤワラート」はバンコクの中華街“ヤワラート”にあります。中華系タイ人が多く住む場所でもあり、観光地としても有名な人気エリアです。昼間は中華料理の食材や、果物、野菜、魚などが店の前に溢れています。小さな路地でもどこも大変混み合っており、何時でも活気がみなぎっています。そんなヤワラートにあるタイ人も認める美味しい屋台が「ヒア トゥー ヤワラート」です。タイ人からの評判とっても良く、屋台のご飯なのに、レストランにいるかのような料理を味わえると人気があります。
黄色の銀行前の屋台
昼間は銀行という立地の場所で開く“黄色い銀行”が目印の屋台です。
「ヒア トゥー ヤワラート」は目印ともいえる“黄色の銀行(Krungsri Ayudhya Bank)”で毎日開いています。銀行の営業が終了すると、屋台の準備が始まり、まだ真っ暗になる前の夕方頃から食事をすることができます。ヤワラート通り沿いにあるため車やバス、バイク、そして人の行き来が激しく騒がしいですが、これこそ中華街で食事をしている、といった感がばっちりです。
車がかなり多いので騒がしいですが、これこそヤワラート!っといった感じです。
|
|
お客さん層も幅広い年代の人が訪れる屋台です
|
レストラン並に美味い屋台飯をいただきます!!
人気メニューは写真付きです
屋台にはメニュー表がありますが、タイ語と中国語での記載しかありません。それでも人気メニューは写真付きで表示されているので、指差しで注文することができます。今回は二人で4品注文しましたが、かなりお腹がいっぱいになりました。また注文した料理がそれぞれ100バーツだったため、料理だけだと合計400バーツでした。中華街では屋台でもこれくらいの値段がするためタイ人の間では高い、といった印象が強いそうですが、それでも値段に負けないほどの美味しさを味わえるために奮発してでもヤワラートに食事をしにくるグルメさんが多いようです。
特に美味しかったとろっとしたスープ
絶対に頼みたい1品
ガポ プラー/100バーツ
“魚の胃袋スープ”と聞くと、えっ?!どんな料理??、といった人が多いかもしれません。しかし、実際に食べてみるとその美味しさに一口でハマりました。魚の胃袋、つまり魚の浮き袋のことですが、食べた食感は“油揚げ”に似ていて、スープの味がしっかりしているためかそれ自体の味はあまりしません。こちらの屋台で大半のお客さんが頼んでいた人気の一品であり、とろ~っとしたスープはしっかりとダシがきいています。日本の醤油ベースのスープと似ていますが、ここにコショウをたっぷり入れて食べると身体の中から温まり、一人で一つを食べきれてしまいまそうです。
あっさりシンプルの味の麺は日本人好みの味付けです
いくらでも食べれそうな麺料理パットミーホンコン/100バーツ
メニューの名前から何となく分かりますが、こちらは“香港焼きそば”という麺料理です。細めんと白ネギ、椎茸、もやし、という材料から出来上がるとってもシンプルな焼きそばです。独特な香りや調味料を使っていないため、香草などの香りが嫌いな人でも美味しく食べられる一品です。味付けもとってもシンプルで、もちろんこのままでも十分に美味しいのですが、これに醤油や砂糖などの調味料を足して自分なりの味を作り上げるのがタイ人流です。最初に出てきた料理なのですが、一気にお腹の中に収まってしまいました。辛いのが苦手な人、小さなお子さんにもおすすめの料理です。
しっかりとした量があるガッツリ麺
しっかりとお腹に溜まる麺料理パッ クワイティアオ/100バーツ
今回はご飯ではなく麺料理で攻めてみました!先ほどの香港焼きそばとはまた違い、こちらは太く平べったい麺であり、材料もいろいろと入っています。もちもちっとした麺にイカ、エビ、鶏肉、ネギ、そしてたっぷりの卵が絡まっています。太麺で具材も多いため、食べたあとは結構お腹に溜まります。一人で食事する際はこれ一つでも十分にお腹がいっぱいになりそうです。
外側はカリカリ、中はふんわりの揚げシューマイのような「ホイジョー」。
ツマミもしくはお子さん向けの一品ホイジョー プー/100バーツヤワラートにきたらやっぱり「ホイジョー」は欠かせません!カニやエビをすり身にして揚げたものなのですが、今回はカニのホイジョーをいただきました。ヤワラートの市場などにもホイジョーをうっていっるお店がたくさんあるのですが、やっぱり屋台で揚げ立てを食べるのが一番美味しいです。ツマミにしても良いですし、小さな子ども向けにもぴったりです。ここのホイジョーは味がしっかりしているのでそのまま召し上がっても良いですが、一緒に付いてくる甘いタマリンドソースと一緒に食べる最高です。
無料で付いてくる野菜はお好みで料理に足していきます
|
|
机に置いてある調味料で自分の味にします
|
日が暮れるごとに増えていくお客さん
外が暗くなると待ちのお客さんも多くなります。平日なのにこんなに混むので休みの日はさらに人が多そうです。
今回ナビが訪れたのは午後6時前。タイ人に人気のあるお店であり評判の高い屋台だということは情報にあったため、比較的人の少ない夕方頃にお邪魔しました。まだ全部のテーブルを出す前でしたが、食事をすることができました。夕日が落ちてきた頃でしたが、最初は誰もいなかったお店に次々と人が入ってきました。日が暮れるにつれお客さんが徐々に多くなっていき、食事を終える頃には団体さんが席を空くのを待っていました。待つことなく食事をするには、夕方頃からお店に行くことをおすすめします。
「ヒア トゥー ヤワラート」への行き方
ヤワラートはいつだって賑やかで活気があります!
【MRT(地下鉄)+タクシー又はトゥクトゥク、徒歩】MRTフワランポーン駅の4番出口をでます。出た方向と反対(北)の方に5~10分歩いていくと“トリミット(Soi.Tri Mit)通りにぶつかるので、ここを左に曲がりさらに5分ほど進むと“ヤワラート通り”に到着します。ヤワラート通りを道なりに約400m進んでいくと右手に「ヒア トゥー ヤワラート」があります。「Krungsri Ayudhya Bank」という銀行前にある屋台です。所要時間:徒歩約15~20分
いかがでしたか?屋台でこれほどの味を引き出す料理に出会うとは思ってもみませんでした。味をよく知っているタイ人からも“レストランに来ているようだ”との高い評判を得ているのも当然ですね。ヤワラート(中華街)へお越しの際は、ぜひ「ヒア トゥー ヤワラート」で最上級の屋台料理を召し上がってみてください。以上、バンコクナビでした!!