バンコクで食べる本格イタリアン。高級ホテルの一角のようなリストランテでオーナーシェフご自慢、ほっぺたが落ちそうになるディッシュを!【トンロー・ソイ2の55thプラザに移転。前菜ビュッフェが人気です】
ボンジョルノ、バンコクナビです。5年ほど前からバンコクはイタリアンブーム!しかも本場イタリアンの味を伝えようと、イタリア人オーナーが持っている店がなんと50%を占めているんですよ。その中でも特異な存在なのは今回ご紹介するベッコフィーノ。お昼のランチビュッフェでは見事に日本人駐在マダムのハートをつかみ、高級感あふれる店内とおとなりのワインバーにはハイソなタイ人、ヨーロピアンの常連客が訪れるというこのリストランテ。本日はディナーに訪れました。
赤・白・緑が見当たらない…
お店に入って最初に感じたのは、レストランとは思えない落ち着き感。店内は、ブラック、ホワイト、そしてブロンズでまとめられていて、イタリアンレストラン特有の、イタリアの旗や、旗の3色がどこにも飾られてないんです。マネージャーのMr.Miika(ミスター・ミカ)いわく、旗の三色を使わずに、高級ホテルの高級感を意識してデザインされたそうです。
従業員もみんな英語OK。スタッフミーティングに参加させていただきましたが、なんと英語で行われていました。Mr.ミカがスタッフをリード。スーツがピシッと決まってかっこい~!あんなマネージャーさんの下で働きたいですねえ。
本場イタリア直輸入の食材たち
オーナーシェフのMr.アンジェロ、実はタイではちょっとした有名人。以前銀座のレストランで働いていた日本語を操るフレンドリーなイタリアン人シェフなんです。タイで手に入らない食材はイタリアから輸入しているそうな。お店で購入も可能です。それではMr.アンジェロご自慢のディッシュの数々をご賞味あれ!
Anti Pasti
ビーフカルパッチョのマッシュルームとパルメザンチーズ添えレモンドレッシング 340B
(Beef Carpaccio with Mushrooms & Parmesan Cheese Lemon Dressing)
ルッコラにビーフ、生マッシュルームにパルメザン、そしてリモーネドレッシング。味付けが酸っぱすぎず、フレッシュな素材を引き立てていて、抜群の相性です。いくらでも入りそうなかんじ。
First Piati
自家製ストロッツァプレーティのナスとモッツァレラチーズ、バジルのトマトソース 290B
(Hand Made Strozzapretti Pasta with Eggplant Tomato Mozzarella & Basil)
こちらのパスタはペンネ以外すべて手作り。もちもちして、歯ごたえがあってとってもおいしいんです。今日いただいたのは太め短めのストロッツァプレーティ。チーズがとろ~り溶けてパスタとトマトソースにからまり、う~んなんとも言えません。さすがにファーストフード系のイタリアンのパスタとはわけが違う、洗練された味。
Second Piati
子羊のシチューとパルメザンリゾット、マッシュルームソースがけ 550B
(Stewed Lamb Ossobuco served with Parmesan Risotto & Mushroom Sauce)
とろ~りとしたラムに、パルメザン風味のリゾットがマッチ。リゾットのお米の独特の硬さ、お粥とも、水を多くいれすぎて炊いたご飯ともまた違うんですよね。そんなリゾットにチーズが溶け込んでいてさらにやわらかでおもしろい歯ざわり。ナビは好きですが、ラムには独特の臭みがありますね。
ベッコフィーノカクテル
『Beccofino』 225B。
お店の名前がついています。ちょっとナビにはきつめでしたが、夜ならこれくらい飲んでもいいかしら?カクテルはピンガ、パッションフルーツ、ライムジュース、サトウキビジュースのミックス。サトウキビの甘さですっきり。
コンプリメンタリーのパン
店内のオーブンで焼いている手作りパン。イタリア風に、バルサミコ酢とオリーブオイルを付けていただきました。
Dolci
ベッコフィーノデザート―友達とシェア?それとも自分だけで楽しむ?460B
(Beccofino Dessert to share between friends or enjoy on your own)
このドルチェの一皿盛り、すごいんです。一つ一つ食べてもおいしいのに、5種類もいっきに食べられます!有名なパティスリーのお菓子??かと思うくらいおいしいんですよ。5種類ものっているのに、くどくないので食べられちゃいます。
左から順にご説明します。
1エスプレッソ クリームブリュレ:表面が硬く、中は生クリームのようになめらか。
2ティラミス:さすが本場のティラミス。中にビターチョコレートがはいっていました。
3パンナコッタ:ナビの大好物!プルプルゼラチンと生クリームの甘い誘惑。
4オレンジ ソルベ:オレンジの皮が入っていて時たまスッパイ!
5チョコレートムース:チョコクリームとカステラのレイヤーがたまらん。
テラス、ワインバーもあります
ディナーや涼しい日ならば、噴水のあるテラス、ワインを楽しむならばお隣のワインバーなんていかがでしょう。どちらとも喫煙OKです。ワインバーのあとにレストランでお食事したい場合、まとめてお会計もできます。トイレもブロンズで統一されていて、くつろげます。
2人で取材に行きましたが、2人ともお腹いっぱいになりました。ですが、イタリア人ならばこれが1人前。あまりシェアはしないのだそうですが、タイ人や、タイに長いヨーロッパ人はシェアしてみんなで食べる方もいるとか。一人で食べるのもいいけど、みんなでたのしい食事にしたいですね。