日本人在住者に馴染みの元祖老舗中華料理店
サワディーカップ! バンコクナビです。
「世界中どこにいっても中国人がいて、中華料理店がある」なんて言われますが、実際バンコクにも数多くの中華ないし中華系料理店があるのはみなさんご存知の通りです。
さて、今日紹介する「ペキン・レストラン」もそのひとつです。
「老山東」、「シャンドン」と呼べば記憶にある方も多いのではないでしょうか。タイ料理に比べて辛くない中華料理を軸に、特にスクムビット通り界隈の日本人在住者の間では定番のお店のひとつ。無難な味付けもさることながら、あまり焼き餃子を食べられるお店が多くなかった頃から、メニューに「羽根つき焼き餃子」があったりと日本人に優しいお店として定評がある同店(グループ)。2005年頃から支店を増やし都内に広く展開しており、現在全10店舗。タイで最も勢いのある中華料理店と呼べそうです。
今日は「スクムビット26店」をご紹介します。
ソイ・マノロムから移転した、いわば“本店”
以前「老山東(シャンドン)」だったころ、同店はラマ4世通りのテスコ・ロータスの裏手にあるソイ・マノロムというオフィスビルを隔てた場所にありました。そのころから週末のお昼や夕方になると、家族連れやグループで大いに賑わっていたのですが、手狭になってきた頃もあってか、現在の「リッチモンド・オフィス」1階に移転しました。
スクムビット通りのBTSプロンポン駅からソイ26に入り約300メートル直進すると正面にフォーウィングス・ホテルを見ながら左折、すぐに右折というシケインのようになっています。その右折したすぐのところにあるリッチモンドオフィスの1階が「ペキンレストラン スクムビット26店」です。
アットホームな雰囲気はそのまま
きれいな新店舗に移転した“老山東”こと「ペキンレストラン」ですが長年変わらない雰囲気はそのまま。スタッフのアットホームさも、中国風の制服もそのままで、これまたお馴染みのメニューが並びます。また、午前10時から午後10時まで休み無く営業しているのも嬉しいところです。
定番料理から未知の料理まで豊富なメニュー
在住者やベテラン観光客の多いプロンポンエリア。タイ料理、日本料理から世界各国の料理まで幅広いチョイスが可能なエリアです。ちなみに「ペキンレストラン」の料理は、たまのご馳走というよりも、もっと日常に近い料理です。日本人にもおなじみの餃子や麻婆豆腐、エビチリ、酢豚といった普段の食卓に上ってもおかしくない料理が美味しくいただけます。メニューの紹介は「
プルンチットセンター店」にありますのでこちらでは割愛しますが、特にオススメはパリパリの羽根とモッチリと厚めの皮、野菜たっぷりの種が特徴の「焼き餃子」はこの店の看板料理。中国で餃子といえば水餃子がポピュラーですが、日本人としてはこちらをチョイス。定期的に食べたくなる一品です。
ほかにも、定番料理だけでなく、ちょっとトライしてみようかという料理も数多くありますが、ナビの凄く個人的なオススメを揚げると、揚州炒飯、卵とトマトのスープ、春雨の湯葉包み上げ、豚挽き肉のナスの包み揚げ、酢豚あたりでしょうか。よほど変わったメニューを頼まない限りはどれも安心して食べられます。しかも、値段も1品80バーツ前後からで「高い!」と思うようなメニューは少なく財布にも優しいのも嬉しいところです。
ほっとする自然体のおもてなしと料理が嬉しい定番中華
どの料理も少し濃い目の味付けですが、観光などで歩きつかれたときにはちょうど良く感じるのではないでしょうか。ビールやご飯が思いのほか進みます。
バンコクには無数に中華料理店があるのですが、「ペキンレストラン」は以前から営業していることもあり、在住日本人にはすっかりお馴染みです。
バンコクの都内各所、スクムビット26、シーロム通り、アソーク通り、プルンチット・センター、ロビンソンデパート・ラチャダー店、ウィタユ通りのオールシーズンプレイスやトンブリのザ・モールタプラ、バンナーのシーコンスクエアなど全10カ所に支店がありますので、何を食べようか迷ったときにはぜひとも、訪れてみてください。
最高に美味しいというわけではありませんが、十分に美味しくて家庭的でホッとする味がどこにいても味わえます。
以上、バンコクナビがお伝えしました。