安くておいしい本格“イサーン料理”をバンコクで!地元に住むタイ人だけでなく、バンコク在住日本人の間でも人気のレストラン。
サワッディーカー、バンコクナビです!タイ・バンコクに数多くあるタイ東北“イサーン料理”レストランの中でも、日本人をはじめとした外国人旅行者に特に評判が高いお店、それが、「ティダ・イーサーン」です!お客さんの比率が地元のタイ人と外国人で5:5となるお店は珍しく、日や時間帯によっては外国人ばかり!という日もあるようです。そんなタイ人にも外国人にも愛される美味しくて安い“イサーン料理”をふるまうお店を少しのぞいてみましょう!!
“ティダ・イーサーン”はビクトリーモニュメント駅から徒歩約3分♪
日本人の長期滞在者の人々も多く住んでいる“戦勝記念塔”こと“ビクトリーモニュメント”エリア!バンコクの交通網が溢れかえる賑やかなエリアであり、外国人が多いわりに地元のローカル度も兼ね備える注目スポットです。
場所はランナム通り沿いでアクセス便利
そんなタイ人からも外国人からも人気のあるエリアにあるイサーン料理レストラン「ティダ・イーサーン」!行き方は簡単♪BTS(スカイトレイン)ビクトリーモニュメント駅の2番出口をでて、真っすぐ進むと“ランナム(Thanon Rang Nam)通り”にぶつかるので、そこを左に入ります!ランナム通りを約50~60m進むと左手にセブンイレブンがあるので、そこを越えると「ティダ・イーサーン」に到着です!駅から歩いて約3分で着いてしまうアクセスの良さ、さらに道路を挟んで反対側には“キングパワー コンプレックス 免税店”があるという最高の立地です!!
創業23年のイサーン料理レストラン
イサーン料理ファンの外国人は結構多いです
“ランナム通り”には、屋台や食堂などのお店が多数点在しており、お昼時や夕食の時間帯などはとても混みあう通りです。そんな激戦区にある「ティダ・イーサーン」ですが、1989年にオープンしてから約23年間、多くのお客さんの胃袋を掴み、タイ人を含め外国人の常連さんも多くいるほどの人気を守り続けています。オーナーさんは、“毎日開けずに食べるのならイサーン料理が一番”という想いからこちらのレストランをオープンすることを決めたそうです。オーナーさんの言葉通り、一度イサーン料理にはまってしまうと、毎日食べても飽きないおいしさと、食べてしばらくするとまた食べたくなるイサーン料理は最高の選択だったようです。
爽やかでオープンな店内からは“ランナム通り”を一望できます!
ドアなし窓なしのお店でランナム通りを行き交う人の流れを観察できます
こちらのお店を訪れての第一印象は「爽やか!」という一言に尽きます!!というのも、ランナム通りに面するお店の通り沿い側には、入口となるドアがなく、さらに壁も窓もない開放感溢れる店構えになっているのです。ドアも窓もないためエアコンはなく、冷房設備といえば“扇風機”と天井に設置されてグルグルまわる“シーリングファン”くらいです。年中夏のバンコクでこれだと暑く感じられますが、ランナム通り側に壁がない分それほど蒸し暑さは感じられませんでした。あっ、でも!辛い料理を食べた時は汗がタラタラ・・・。夜は日中よりは若干涼しくなるので外から入る夜風が気持ち良く感じられそうです。
目の前には緑が目立つランナム通り
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冷房設備はこちらと扇風機ですが、美味しいもを食べるためなら我慢します!!
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白を基調とした店内には、こちらも白をメインにしたテーブルと机がきれいに並んでいて、とても清潔感があります!イサーン料理のお店でなく、“カフェ”と言ってもいいほどのおしゃれなお店です。
全体が統一感のある“白”でまとまっています
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テーブルもイスも白で清潔感アップ!
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夜より昼の方がゆったりできそうです!!
昼間訪れた際は混んでいなくてゆったりと食事を楽しめました!
今回ナビが訪れたのは昼12時過ぎ頃です!夜は混みそうだな~、と思っていたのであえて昼間を選んでの入店です。案の定、昼間に訪れて正解でした。店員さんによると、昼よりも夜の時間帯にお客さんが増えるようです。ナビが入店した時間から食事を終えて店を後にするまでに、4、5組のお客さんが食事をしていました!にぎやかな雰囲気の中で食事をしたい方は“夜派”ですし、落ち着いてゆっくり食べたい方には“昼”の時間帯に訪れることをおすすめします!お客さんの比率が「タイ人5:外国人5」という数字にも表れているように、本当に外国人が多く、中でも日本人のお客さんもかなり多いということです!
昼間はジュース!夜はビール!っていう人が多いみたいです。
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通りすがる人もお店の中が気になるらしく、チラチラのぞいています!
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メニューはタイ語、英語、そして「日本語」も!
タイ語の日本語での読み方、料理の日本語名が書いてあって注文に便利!
外国人が多く訪れるお店の特徴は“メニュー”にタイ語以外の言語での表示があるということがいえます。外国人に大人気のお店らしくもちろん「ティダ・イーサーン」にもタイ語、英語、そして、“日本語”のメニューがあります!!料理それぞれの読み方と料理名が日本語に訳して書いているため、注文するのにとても便利です。ナビの顔を確かめて店員さんが日本語のメニューを持ってきてくれました!
安くておいしい“ティダ・イーサーン”のイサーン料理!!
ボリュームも味も最高な料理
日本語メニューをみて気になるメニューを注文して、“約3分”!注文した料理の最初の一品が運ばれてきて、その後ほかの料理も一つずつ運ばれてきました。ナビのあとに訪れたタイ人のお客さんは、ほかのお客さんと重なったためか5分程してからメニューが運ばれてきていました!時間帯による混み具合と、注文した料理によっては少し時間がかかることもあるよう。
注文した料理紹介!満腹の全4品(2人分)で400バーツ以下!!
2人でお腹いっぱい食べる!という目的でメインメニューを“4品”、さらにイサーン料理には欠かせない“カオニャオ(もち米)”と、辛さに備えて“ペプシ”を一瓶注文し、最終的なお会計はなんと“400バーツ以下”というお値段でした!!これにはタイ人の友人も驚きで、屋台より値段が張るレストランで食べた金額にしては「安い!」とのことでした。“値段が安い分、量が少ないのでは?”と思われる方もいるかもしれませんが、それがそうではないのです!二人で4品とそれぞれ一つずつカオニャオを食べていのですが、最後はお腹がいっぱいで残してしまいました。ビールなどと一緒に食べていたら、今回以上に食べ切れなかったはずです。
辛さ控え目で食べやすいソムタム
ソムタム・パラー(塩漬け蟹のパパイヤサラダ)/40バーツ、60バーツ
タイ人に愛されて止まない“ソムタム(=パパイヤサラダ)”は、毎日でも食べたいという中毒的なおいしさの料理です。今回ナビが注文したソムタムは「ソムタム・パラー」というソムタムで、“塩漬けにしてある蟹”と、“パラー”と呼ばれる魚を発酵させてできたタレを混ぜて作る“ソムタム上級者向け”のソムタムです!口に入れた時に独特の香りがあるのが特徴で、大好きで堪らない、という人と、大嫌い、という人で別れそうなソムタムですが、ナビのおすすめソムタムです!!店内にはソムタム専用の机があり、実際にソムタムを作るようすを見ることができます。ソムタムはさっぱりしているのでもう一皿食べたいくらいでした!
山盛りの材料をミックスして頂きます!
ヤムプラードックフー(揚げナマズのマンゴーサラダ添え)/85バーツ
初めて「ヤムプラードックフー」を見たときには、全く味が想像できませんでしたが、食べてみるとその味に一目ぼれをしてしまい、大好きになりました!山盛りの材料は、ナマズを揚げてできたものと、まだ酸っぱい青マンゴー、タマネギ、唐辛子、ピーナッツ、そして甘酸っぱい味のソースが入っています。全部をまんべんなく混ぜて食べるのですが、サクサクした味わいの揚げナマズが想像以上においしく、ほかの材料とソースにより案外さっぱりと食べることができました。
甘さとジューシーさを兼ね備える“コームーヤーン”
コームーヤーン(豚ののど肉の焼き物)/80バーツ
イサーン料理好きの方なら誰もが知っている人気料理が「コームーヤーン」と呼ばれる豚ののど肉の焼き物です。脂がのっているコームーヤーンはさっぱりしたソムタムなどとの相性抜群!こちらのお店のコームーヤーンは程よい脂の甘さでご飯がどんどん進みます。辛いのが苦手な小さなお子さんも大好きな料理です。
甘さと酸っぱさ、さらには柔らかな豚モツが相性抜群!
トムセープ(イサーン風豚モツ入り辛いスープ)/95バーツ、150バーツ
イサーン料理の中でダークホース的な存在としてナビがおすすめするのが「トムセープ」です!イサーン風の酸っぱ辛いスープで、じっくり煮込まれた柔らかな豚モツがたくさん入っています。癖になる味で少し口に入れては、またすぐさま口に含みたくなる、そんな絶品のイサーン風スープです!!
もちもちカオニャオはイサーン料理に欠かせません
カオニアオ(もち米)/15バーツ
イサーン料理には欠かせない「カオニアオ」は量が結構入っているので、カオニアオ以外のメニューをじっくり味わいたい方は二人で一つを注文してもよさそうです。
ペプシ/15バーツ、20バーツ、40バーツ
ペプシのほか、ジュースやお茶、ビール、さらにはコーヒーなどのドリンクメニューがあります。
外国人慣れしている店員さんのおかげでちょうどいい辛さにできちゃいます♪
辛さが苦手な方は注文する際に辛さを調節
イサーン料理には“辛さ”がある料理がとても多いため、注文する前に「=マイ・ペッ(ト)=辛くしないで」と伝える必要があります。辛い料理が苦手な外国人が多ためか、運ばれてきた料理は程よい辛さで出来上がっていました!“辛いのが全くダメ!”という方は「マイ・サイ・ピック=唐辛子を入れない」と伝えたほうが良さそうです。
いかがでしたか?ランナム通りで長く続く人気のイサーン料理レストラン「ティダ・イーサーン」です。タイ人も大好きなタイ東北料理をバンコクでも安く、美味しく、食べることのできる超おすすめ店です。ぜひ一度、その味と安さを「ティダ・イーサーン」で確かめてみてください!以上、バンコクナビでした!!