ウッドボール

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フローズンカクテルが美味! 日本語で盛り上がる変り種バー

サワディー カポン! バンコクナビです。
シーロム通りといえば、バンコクのビジネスの中心街として、パッポン通りを中心とした歓楽街として有名ですね。
日本人経営の日本食レストランや居酒屋も多く昼夜問わず賑わっていますが、こと日本人がターゲットのお店においては男女問わず若い人が気軽に寛げるお店はあまり多くないように思われます。

そんなシーロムエリア少し外れ、シーロムソイ6に2009年の5月30日に堂々オープンに漕ぎ着けたのが、バー「ウッドボール」です。

ウッドボールって? ~難解な店名の由来

そもそも、「ウッドボール」の「Wood Ball」って何なのでしょう? 「木のボール?」。
実はこれダジャレなんです。「今日の夕食はとん清(その昔、猿岩石が某番組の企画でバイトをした店として知られています)の納豆定食でウッドボール!」という感じで使うそうなのですが、
「決まり!」→「木鞠」→「Wood Ball」→「ウッドボール」…だそうです。
実はウッドボールの仕掛人であるマスター「とっぴー」こと後藤さんの言わばキメ台詞なのです。
在タイして、はや3年。黙々とタイの旅行会社で現地採用として働く日々を送っていた「とっぴー」さんが、ある日タイ関連のコミュニティサイト「タイちゃんねる(http://jbbs.livedoor.jp/travel/3341/)」で颯爽とデビューしたのがそもそもの始まり。当初から打たれ強く天然っぽいキャラでシーロムエリアを話題にしたスレッド「シーロム情報交換しましょう♪」をリード。

オフ会などのイベントを開催したりするうちに、少しずつこのコミュニティーが大きくなり、ある日一念発起、「気軽に通えるお店を作りたい」との思いでバー「ウッドボール」の出店を企画。多くの人の協力の下オープンに漕ぎ着けました。

個性的な店内

内装で目を惹くのはブルーを基調にしたライティングと廃材を利用して作られた家具。どれもズッシリと重く、奇抜なデザインが特徴です。中には2次創作的なものもあり、思わずニヤリ。
また、ネットで知り合った仲間が日本からわざわざ運んできたダーツも、バーの雰囲気を一層盛り上げています。

目玉はこだわりのドリンクメニュー

注意深くビールを注ぐ「とっぴー」氏

注意深くビールを注ぐ「とっぴー」氏


店内で目を惹くのは、カウンターにニョキッと生えた「Asahi」のPOP。タイのアサヒビールは自慢の1杯です。金沢出身のとっぴーさんが日本の飲み屋で鍛えた「ビール注ぎの技」をスタッフに伝授。きめ細かい泡で黄金色の「麦酒」に蓋をし、風味を見事に閉じ込めてあります。

「ウッドボール」の第2のセールスポイントはカクテル。定番からオリジナルまで100種類を越えるカクテルがメニューには並んでいます。
その中でもお勧めは、フローズンカクテル「ラオパン」です。なんと1杯が600㏄! 1人で呑んでもいいのですが、ショットグラスで少しずつ、みんなで呑むのがオススメです。20種類を越えるフレーバーから選べる「ラオパン」ですが、ナビがいただいたのは人気の「ブルーハワイ 230B」。キンキンに冷えたカクテルは暑いタイにピッタリ。汗が少しずつ引いて行くのがわかりますが、やはりカクテル。呑みすぎには注意です。

これから充実、フードメニュー

現在、オープン間もない「ウッドボール」ですが、お食事のオーダーも可能です。
タイ在住者なら知らない人はいないと言われる「もっこりラーメン シーロム店」の出前を取ることが可能です。「もっこりラーメン」のオーナーもとっぴーを応援する集まりの1人。
今後はモーニングやランチのサービスも始めるという「ウッドボール」で普段の「もっこりラーメン」とちがう「もっこり洋食」をプロデュースする予定です。

日本人が気軽に集まれる、情報発信基地

旅先で困ったことが起きたときに、いざ日本語で相談したいのに「さぁ困った」。と言うときに使える「駆け込み寺」的な要素も持ち合わせています。分かりやすいロケーションに加え、常に日本人がいて気軽に入れるお店があるのは安心できますね。
また、とっぴーを慕って集まるお客さんもみんなサービス精神旺盛。タイに長く棲む人も多いのでちょっとした相談ごとにも応えてくれそうです。

これからの展開に期待

オープン当日は多くのお客さんが集まりました。

オープン当日は多くのお客さんが集まりました。


オープンしたての「ウッドボール」の行く末はまだまだ未知数ですが、在住者の期待も大きいのがまた事実。オープン初日の5月30日は20時のオープンから多くのお客さんが訪れ総勢100人近いお客さんがお祝いに駆けつけました。客層も日本人だけでなく、日本が好きなタイ人や西洋人のお客さんも多く、かなりインターナショナルな雰囲気。とはいえ、飛び交う言葉はほとんど日本語。圧倒されっぱなしでした。


日本人が日本語で気軽に寛げるお店というのが今まで皆無だっただけに今後の展開に期待です。
以上、バンコクナビがお伝えしました。
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記事登録日:2009-06-01

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上記の記事は取材時点の情報を元に作成しています。スポット(お店)の都合や現地事情により、現在とは記事の内容が異なる可能性がありますので、ご了承ください。

スポット登録日:2009-06-01

利用日
女性 男性