南国フルーツから世界3大スープまで。パリパ~リなピザ生地の上でタイを味わう新感覚レストラン。
サワディーカー。プーケットナビです。「タイに来たら美味しいタイ料理三昧!」と旅の目的を「グルメ」にする人も少なくないかもしれませんが、タイ料理は好きだけど、毎日タイ飯というのもちょっと味気ない・・。ランチぐらいは軽めにイタリアン?「え~でも、滞在期間が短いし、やっぱりタイ料理を食べておかないと後悔するかも~!!」と3食きっちり「タイ料理」で頑張っちゃう人やこだわる人、そんな「タイ料理通」にナビがお勧めしたいのが「タイピザ」。「グリーンカレー」、「トムヤムクン」などのおなじみタイ料理をタイ米ではなくて、ピザ生地の上の具として食べちゃおうというユニークなアイディア。今回ナビはそんな新感覚な食べ物が食べられるレストラン「ザ・クック」をご紹介します。タイ創作ピザ、はたして美味なのか、それとも「・・・。」なのか!早速ナビが検証しちゃいましょ~!!
プーケットタウン、「クラビロード」沿い
ナビの特集記事【カメラを片手にぶら~りお散歩!】プーケットオールドタウンでおなじみのオールドタウン。今回おじゃました「ザ・クック」は銀行が沢山あることで有名な「
パンガーロード」沿い。ヤワラーロードから入る一方通行の通りの出口、時計台のある「プーケットロード」より。斜め前にはイタリアンレストラン「LA ROMANTICA」。
The Cook は「ル・メルディアン・プーケットビーチリゾート」の元パティシエ
地元英語フリーぺーパー「The Post」や地元英語新聞「PhuketGazzet」も取材に来たらしくそれらの記事が額に入れて飾られていました。お料理が出されるまで「フム、フム。」と記事を読んでみると、どうやらこちらのシェフ拳オーナーであるBultham Bulrid氏は、実はパトンビーチにある老舗5スターホテル「ル・メルディアン・プーケットビーチリゾート」の元パティシエだったと書かれているではありませんか!実際にBulrid氏に直接聞いてみると「はい。そうですよ~。10年ほど働いていました~。」とあっさりこたえがかえってきました。そういえば、入口のショーケースには魅惑的なクレームキャラメル(45バーツ)、アップルパイ(55バーツ)、チョコレートムース(50バーツ)が品よくならんでいます。ということは「ル・メルディアン・プーケットビーチリゾート」の味をリーズナブルに食べられるお店!!これはかな~りお得です。でも、お菓子専門のパティシエはピザ生地は作らないよね。「タイならではのピザを作りたくて、ホテルを退職した後、パトンビーチ、ソイエリックにあるイタリアンレストランでしばらく修行しました。」とのこと。ピザも本格的ということですね。話は変わりますが、ナビは取材時に、アジア全域で流れるMTV番組的な音楽専門チャンネル「V」の元ナビゲーターさんもお友達と一緒に超カジュアルなお洋服でお食事しているのを目撃。「5スターホテル」にチャンネル「V」なんだか、セレブな匂いも漂います~。
タイ料理、スナック類と充実メニュー
アメリカンブレックファースト、ハンバーガー、サンドイッチなどのスナック類、タイ料理メニューも充実していますが、やっぱり食べてほしいメニューはピザ。ピザもハム、アンチョビなどのイタリアンピザトッピングの「普通ピザ」を入れて、全部で29種類ほど。「グリーンカレー」「ポークカレーココナッツミルク」などのタイ料理おかずをトッピングピザやバナナ、ドゥリアンなどの果物をトッピングしたオリジナリティ溢れるピザは「ザ・クック」でしか食べられません!
いただきま~す!
それではさっそく「ピザ」を筆頭にご自慢料理の数々をいただいてみました~。
1、パッタイクンソート("Pat Thai"Fried Noodle Thai Style with Shrimp) 50バーツ
ちょっぴりスイートでこってりとした味付けのパッタイが多い中こちらのパッタイはいたって軽め。通常添えつけの野菜はニラ、もやしが定番の中、麺の周りにはキャベツ、人参の千切りも盛られており、ヘルシー感もたっぷり!ライムをキュッと絞っていただくと味がさらに引き締まります。
22、ドゥリアンピザ(Pizza Durian ) 140バーツ
果物の王様は、その強烈な匂いから、「ドリアン持ち込み禁止令」を出すホテルも多い中、こちらのドリアンピザ。あの独特な臭いがしません。恐る恐る口の中に入れてみると確かに味はこってりとしたドゥリアン・・。パラリと掛ったシナモンとドゥリアンのコンビネーションがお口の中をまったりとさせてくれます。ドゥリアンはちょっと。。。と敬遠している人にもいけるかも。お食事というよりデザート、おやつ感覚に分けあって食べたいピザです。
18、シーフードトムヤムピザ(Pizza Seafood Tom Yam) 200バーツ
世界3代スープの「トムヤムクン」を具にしてしまったスッゴイピザ。味は確かにトムヤムクン。スープに欠かせないコブミカンの葉っぱも千切りでトッピングとして載っている所もさすが手は抜いていません!ピリッと舌の上でスパイシーを感じますがいたって食べやすい味は辛いものが苦手な人でもトライできる味です。ぷりっぷりっの海老がゴロゴロ乗っていてボリューム感も満点!!
いかがでしたか?タイ料理、ピザ、本格スイーツとあれもこれもと選べるメニューの数々。どのメニューをオーダーしても食後にバナナ、スイカなどの季節のフルーツを盛り合わせたお皿を出してくれるサービスは太っ腹です。個性的なピザの具には驚きましたが、タイ人シェフが作るピザ生地のパリパリ感はイタリア人も大いに驚く食感です。オールドプーケット散策のランチタイムもしくはおやつタイムに気軽に立ち寄ってニューテーストにトライしてみてはいかがでしょうか?以上プーケットナビがお送りいたしました。