クリスタル・ジェイド

アクセス便利なエラワンバンコク
クリスタルジェイドのあるエラワンバンコクはBTSチットロム駅と直結しておりアクセス便利な場所に位置しています。周辺はセントラルワールド、ゲイソンプラザとショッピングセンターが並ぶバンコクの中心地。ショッピングしながらグルメも満喫出来ますね。

本場の味
このエラワンバンコクにあるクリスタルジェイドは落ち着いたシックなお店ですが、身構えることなく気軽に食べてもらえるように、と他の支店よりは値段設定もリーズナブルになっています。だからといって品質は落としていません。毎月本店から厳しい味のチェックを受けて、本場そのものの味を頑なに守っているとのことです。シェフは本場中国から呼び寄せており、タイにあるからといってもタイ風にアレンジされていません。

新鮮が一番の打ちたて麺
お店の外の看板でも紹介していましたが、クリスタルジェイドでは打ちたての生麺が味わえるのが何と言ってもポイント。厨房はオープンスタイルとなっていますので熟練の職人芸の麺作りも目の前で見ることが出来ます。白い塊の生地がシェフの手に掛かるとたちまちビヨーンとゴムのように伸ばされ、ビデオを早回ししたかのような素早い手さばきであっという間に細い麺へと変身。そしてすぐに茹であげられて一丁あがり。麺類は注文を受けてから作るという新鮮そのもの。手打ちスタイルにこだわるのは繊細なコシを出すにはやはり人の手の感覚で打ってこそ、機械には出来ない技だからとのことです。

お店のメニューは約１００種類。メニュー表は写真付で日本語表記も有りますので注文に困ることは有りませんね。どれも美味しそうなので何を食べるか迷いましたが、とりあえずナビは人気＆お勧めの料理を頂きました。それからテーブルに用意されているお絞りは有料（１０バーツ）となっています。

上海小籠包　 Shanghai Steamed Pork Dumpling　４個　７５バーツ
店名にもなっている小籠包ははずせない一品です。メニューには「ジューシーな豚肉がきっしりつまった・・・」と食欲をそそる表記。セイロに蒸しあがったばかりの小籠包が湯気と共に運ばれてきました。滑らかで光沢のある皮は麺同様に手作り。すぐにパクリと頬張りたいところですが、中が熱々であることは百も承知。レンゲに乗せて慎重に口を寄せました。モチモチの皮の中は肉汁がジュワーと染み出てきました。思ったよりも脂っぽさのないあっさりとした肉汁。そして臭みのない旨味が凝縮された豚ミンチに、看板メニューでもある小籠包はさすが、と唸らせる一品でした。

ワンタン入りヌードル　 La Mian with Minced Pork & Vegetable Wanton　１４０バーツ
作りたて手打ち麺はコシのあるツルリとしたスベスベ感のある粉っぽさのない上品な味わいの絶品の食感。麺の美味しさも新鮮さが命だそうです。素材の味を楽しめるシンプルな味付けのスープは麺の美味しさが引き立ちます。ワンタンは肉と野菜がぎっしり詰まった、一口では食べられないくらいのボリュームのある大きさです。日本人好みのあっさりとした一品。

四川風タンタン麺　 La Mian in Sichuan Style　１３５バーツ
見た目の色からして辛そうですが、実際は思ったよりもクリーミーでマイルドでした。ラー油や香味野菜、そしてゴマがたっぷりと入っており美肌効果が高そうです。手打ち麺にコクのあるピリ辛スープが見事に絡まったこの一品は、今まで食べた坦坦麺の中では一番美味しいと感じました。

かぶの中華パイ　 Radish Pastry　３個　９５バーツ
ナビは今まで多くの点心を食べてきましたが、かぶのパイというのは初めて見ました。かぶと聞くと渋みがあるのでは・・・と想像していましたが、実際食してみるとその甘さにかぶの新たな魅力を発見しました。薄く繊細で香ばしいパイ皮と硬さもクセもない気品さえ感じる味付けのかぶで、とろける食感に驚きさえ感じました。点心の揚げ物と言えばパリっと歯ごたえがありますが、このかぶのパイはふんわりとした儚げな優しさのある舌触りでした。