ここは美術館?カフェ?ダイニング?全てに「イエス!」と言わせてしまう『カッパ』で、スタイリッシュなくつろぎの時間を。
サワッディーカップ!
バンコクナビです。
え~突然ですが皆さん、『カッパ』のことどう思いますか?
ナビに言わせてもらえば『カッパ』は「オシャレなのに気取らない友達」です。
え!『カッパ』って、あの緑で頭にお皿があってきゅうりが大好物の?
いいえ違います!ナビが言っているのは、アソーク交差点近くにあるオシャレなカフェレストラン『カッパ』のこと。『KuppA』と書いて『カッパ』と読む、その歯切れのよいネーミングの由来は、「さぁお茶を飲もう!」という意味の、オーストラリアのスラング。
ネーミングから想像する以上にウェルカムな雰囲気とサービスで、誰でも誰とでもくつろげてしまうし、ひとりで行っても、まるで気のいい友達といるみたいに過ごせてしまう。
そんな、ナビの自慢できる友達のような存在である『カッパ』を、ぜひみなさんにもご紹介しましょう!!
場所はアソーク交差点の近く
『カッパ』へのアクセスは、スカイトレインBTSのアソーク[Asoke]駅4番出口か、地下鉄MRTのスクンビット[sukhumvit]駅の3番出口から。
アソーク交差点(スクンビット通りとラチャダピセーク通りの交差点)を渡って(車に気をつけて下さいね!)、そのままラチャダピセーク通り沿いを右へ進んでください。50メートルほど歩くとスクンビット通りソイ16へと入る道があるので、ソイ内を300メートルほど進みます。すると左手に『カッパ』の看板が見えてきます。
美術館のような外観
『カッパ』の外観は、壁いっぱいにとられたガラス窓が印象的な、シンプルな造りのお店。
門にかかっている住所が書かれたプレートは、なんだか美術館のそれのようで、オシャレな雰囲気がむんむんと漂っています。重厚な木製の扉を押して『カッパ』に一歩入った瞬間に、油絵のお出迎え。「あれ?美術館?」とナビは不思議な感覚におちいりました。
ゆったりくつろぎの店内
吹き抜けの高い天井に、一瞬圧倒される店内。
“くつろぎ”を謳う『カッパ』、その座席スペースに、1つとして同じ組み合わせはありません。
例えば、ソファに深々と腰掛け、友達とのおしゃべりにぴったりなソファ席。かと思えばその隣は、好きな本を持ち込んで読書に夢中になれそうなテーブル席、といった具合にです。
絶妙の家具のセレクトや配置は、インテリアデザイナーも兼ねている、オーナーのロビンさんによるもの。洗練されていてかつ落ち着けるという魔法がかった場所を造りだす、まさに“空間プロデューサー”!!
そんな『カッパ』は、雰囲気が良いだけではありません!フード面でのコンセプトは、「いつでもコンテンポラリー・インターナショナルフュージョンを!」。フュージョン料理の真新しさを追及し、コンテンポラリーとして確立すべく、日々厳選された一品を届けてくれる『カッパ』は、ベスト・カフェ、ベストレストランとして何度も賞を受賞する実力派。『カッパ』は、10時半から深夜0時まで(月曜を除く)という幅広い時間帯で腕を広げて待っていてくれています。
【バーコーナー】
入り口左手にはバーカウンターがあるコーナー。シックで落ち着いた雰囲気です。
【オリジンはカフェ】
『カッパ』のもともとのはじまりはカフェ。世界中から輸入しているこだわりのコーヒー豆を使って、炒りから挽きまで、9年前の創業当時に確立されたこだわり製法を固守しています。一画に設けられたコーヒー専用のスペースからは香ばしい薫りがただよってきて、それだけでコーヒー党のナビは癒されてしまいます。
お店では、コーヒー豆を100g/250g単位で量り売りもしているので(それぞれ約160バーツ、約340バーツから、相場によって変わることもあります)、お好みのテイストを店員さんに気軽に相談してくださいね。
カフェの相棒であるスウィーツたちも、ドレスアップしてショウケースの中で待機しています!
【踊り場ギャラリー】
『カッパ』は2階建て。各階の随所はもとより、ロフト状になった2階へと向かう踊り場の空間にもモダンアートが飾られていて、さながら“踊り場ギャラリー”の様相を呈しています。
絵画のお値段は30,000バーツ~。「気に入ったから」と即買いできるほどの甲斐性をつけるぞー!
【2階】2階には、オーナーのセンスが光る大きなテーブルが。かなりの大人数が一度に掛けられ、「最後の晩餐」のような厳粛なディナーが演出できます。そしてもちろん脇には2人掛けのこじんまりスペースも忘れずに用意されています。
さらに、プライベートのパーティー用に、10名程度で使える個室もあります(要予約、料金は要相談)。
まさにオールマイティ!オールデイダイニング!
◎ 死角なしのメニュー ◎
スペースに負けず劣らず、『カッパ』はメニューもバラエティ豊富!!
バゲットやサンドウィッチの軽めのメニューから(但し、キッシュ、パイ、サンドウィッチ等は18時までですのでご注意を!)、きっちりお腹を満たしてくれるダイニングメニューも充実しています。メインには、お魚料理に加え、肉料理やピザ・リゾット・パスタ類もしっかりと揃っているのに加えて、特選の素材を生かした週変わりのスペシャルメニューもありますのでお見逃しなく!
ドリンクには自慢のコーヒーをはじめティー類、カクテル・ワイン類も揃っています。しかも、ワインを頼んでもグラス220B~とリーズナブルです。
では魅惑の『カッパ・フュージョン・ワールド』へと、ナビがみなさんをお連れします!
クラブ・アボカド・シュリンプ・ロア・サラダ・ウィズ・ワサビドレッシング
Crab Avocado & shrimp roe salad /wasabi dressing 295バーツ
サラダの一番人気がこちら、アボカドと海老のサラダ。一見オーソドックスなミックスサラダに見えますが、隠し味や隠し技が満載なんです。野菜のシャキシャキ感とクリーミーなソースが、海老の卵とあいまって絶妙にマッチ。タイのサラダでカイワレを見たのはこれがはじめて。そこにワサビドレッシングの、ほんのちょっとだけピリッとしたアクセントが利いています。口当たりまろやかでもしつこくなく、人気があるというのも納得です!メニューには明記していませんが、マネジャーによると野菜の80%は有機野菜を使っているというのも◎!
シズリング・ガーリックプラウン
Sizzling Garlic Prawns 250バーツ
ごろごろ入ったぷりぷりの海老に、揚げたガーリックとホットチリ、それにオリーブオイルがかかっています。見た目は濃厚な味付けのはずなのに、ぷりぷり海老のあっさりした身とあっててぱくぱくいってしまいました。添えられているガーリックトーストも、きちんどオリーブ&ガーリックの下味がついていて、海老の風味を2重にも3重にも引き立ててくれます。
グリルド・ドリー
Grilled Dory 420バーツ
メイン料理には、オーストラリアから空輸されるビーフから魚料理までがしっかり用意されています。タイ料理にちょっと飽きたなーという時ありませんか?そんなときには、あっさり白身魚をメインで頂いてしまいましょう!こちらは、タイではなかなか味わえないマトウダイのグリルです。かりっとした表面をほぐすと、ほくほくした白身。添えてある柔らかマッシュドポテトと一緒に頂くと、お口の中でとろけました。
パパイヤ・ポックポック (ソムタム)
Papaya Pok Pok 95バーツ
『カッパ』は西洋料理だけではないんです!ほら、ちゃんとタイ料理も。こちらは、青パパイヤのサラダ、ソムタム。スタイリッシュに盛り付けられていますが、タイの魂をしっかり宿した味付け。干し海老は多目で、パパイヤはしゃきしゃき。バンコクに住んでいるナビも納得の味でした。
メニューの中では「パパイヤ・ポックポック」と、ソムタムを臼でつく時の音を模したかわいらしい名前で並んでいます。
サンキス・カラメルフラン・ウィズ・グラニータ
Sunkiss Caramel Flan with Orange Granita 195バーツ
ボーイ・ミーツ・スウィーツ!男だけど甘いものが大好きで、コーヒー片手に寝ても覚めても甘~い夢ばかりみているナビです。『カッパ』へのスイーツへの期待が膨らんでしまっても神様は大目に見てくれるでしょう。とろとろのカラメルプリンに添えられたフレッシュオレンジ。甘さは控えめながら、カラメルのほろ苦さが効いていて、まさにオトナのためのスイーツ。添えられたオレンジフラッペが口の中を爽やかにリセットしてくれるので、プリンに対して、何度でも同じ感動を味わえます。
カプチーノ
Cappuccino 100バーツ
そして、『カッパ』のプライドであるカプチーノを一口。…ナビは溶けそうでした、いや、実際溶けていたかもしれません。まろやかで飲みやすく、苦味と酸味が、ミルクを加えた後にどうなるかまで計算し尽くされたそのテイスト。自称コーヒー通で、チェーンカフェの“利きコーヒー”ができるのが自慢のナビを唸らせるほど。豆の良さがひしひしと伝わってきます。食後だけとはいわず、お友達とのおしゃべりに、また読書や考え事のお供に。『カッパ』のコーヒーは「ラッキー!」と思わず幸せな気分にしてくれる一杯で、ナビの抱える大きな期待よりも、もっと大きな驚きを『カッパ』さんは運んできてくれたのでした。
■ お店はトンローにもあります
『カッパ』は、トンロー(スクンビット通り55番路地)のショッピングビル「プレイグラウンド」内にもあります。「プレイグラウンド」へは、BTSトンロー駅からタクシーを使うのが便利です。
スペースはアソーク店よりもせまめですが、それを全く感じさせないのは、テーブルと椅子を詰め込んだりしていないから。
お店のコンセプトを忠実に守った、ゆったりゆとりのくつろぎ空間です。
いかがでしたか?
ナビの自慢の友達『カッパ』は、朝から深夜まで、カフェとして、ダイニングバーとして本当に幅広く使えるお店の代名詞でした!バンコクの数あるダイニングカフェの中でも、優等生と呼ばれるにふさわしいお店です。
アソーク交差点からすぐのこのお店、自分のスタイルで、料理と雰囲気を楽しんでみてください。『カッパ』はきっとみんなの期待に応えてくれるでしょう。
以上、バンコクナビがお送りしました。