『サバ〜イ(きもちいい)』と言わずにいられない。『スワ〜イ(きれい)』にならないわけがない。そんな隠れ家がこんな処にありました!
【予約休止】
サワディーカ、バンコクナビです。ムアンタイは言わずと知れたビューティー王国。そんなスパ天国に数多と点在するスパやマッサージの数々。さて、どこに行く?有名な処も、もちろんいいけれど、ここはひとつ隠れ家へ!ならば、一度、味をしめたらやめられない、隠れ家『スパブリ』のやみつき新メニューをナビが、あなたにこっそり教えます。
アクセス
さて、このスパブリ。実は、バンコクナビ登場二回目であります。つまりそれだけ、お勧めということ。隠れ家の場所は、BTSラチャテーウィー駅、4番出口からペップリー通りを右折して直進、徒歩10分のTHERESIDENCEHOTELの裏手にひっそりたたずんでいます。駅を出て、歩道橋の下の小道を曲がればホテルが見えてきます。
超便利な裏技の行き方をご紹介!サイアムパラゴンデパートからペップリー通りを結ぶ無料のゴルフカートの送迎サービスがスタートしたんですが、それがちょうどスパブリの前まで行くんです!出発はサイアムパラゴンデパートGフロアの「ゲート5」前、『バニラレストラン』と『LENOTREルノートル』の間です。運行時間はお昼の12時から夜10時まで。これを使わない手はない!
お部屋紹介
2階 ロッカールーム
清潔なバスタオル、フェイスタオルとバスローブ、シャワーキャップと紙パンツを揃えたロッカーに、多少のメイクとドライヤーがきちんと置かれたドレッサーがあります。メイク用品は使い慣れたものを持参するのをオススメします。
男女共に、ジャグジー、サウナ、スチームが併設されています。こちらコースのオプションになっていて、是非利用したい施設です。
3階
階段を上がって、3階にあるのが、アロマルーム、スクラブルーム、タイ古式マッサージルームです。スクラブルームを以外は、共に大きな部屋を2部屋に区切ることも可能で、一緒に行く人と共にマッサージを受けることも可能です。どのお部屋も、清潔でアロマオイルの匂いが立ち込める心地よい光加減で眠りをさそう落ち着いた風合いです。
Let’sビギン、To beビジン
さぁ、きれいになりましょう!と言わんばかりの数々のメニューの中から、今回ナビが選んだのは「ボディーグロウアロマテックマッサージ(Body Glow Aromatic Massage)」2時間(2450バーツ)のコース。さて、まずはスクラブと、オイルのチョイスからスタートです。
美味しい?!スクラブ
こちらのスクラブ常時、選び抜かれた4種類を取り揃えているとのこと。ドライスキンに最適な、米、マンゴー、そしてオイリースキンのための、塩、レモングラスのバリエーションの中から、今回ナビが選んだのはマンゴーのスクラブ。こちらあまりにも、フルーティーな香りでついつい食べたくなるナビでしたが、お肌専用だとやさしくも厳しい突っ込みを入れてくださったお姉さん。曰く、一番人気は、レモングラスだとか。こちらには、ジンジャー(生姜)のエキスもブレンドされ、タイの伝統製法を取り入れているのだとか。そんな、ビューティーアドバイザーのお姉さんの説明を聞いて、お好みで選ぶのも楽しいファーストステージ。
癒しのオイル
マッサージ時のオイルも4種類からのチョイススタイルです。それぞれ、Calming (平静), Balancing (調和),Serenity(平穏),Steadily(沈着)と、全体的な癒し効果に加えて更なる微妙な効果の違いを追及しているようです。ここでナビが選んだのはBalancing (調和)。浮かぶ、バラの花びらしかり、なぜか魅かれる香りだと思ったら、一番人気なのだそう。
癒しの階段上る
スパブリの施設は、全体的にこじんまりしているように見えて、しっかりゆとりのあるスペースを確保しています。そんなわけで、各3階に分かれている部屋を移動しながら、エステのコースを進んでいきます。
2階でレッツスタート!エステ
ロッカールームは2階です。室内温度は、程よくひんやり。お姉さんの案内に従って、さあ向かうは、キレイへ向かう旅。
3階でステップアップ
再び階段を上り、3階へ通されたナビ。扉を開けば、そこはスクラブルーム。大きなシャワーと、バスタブを備えた部屋に、大きな寝台が待っています。言われるままに寝そべり、スクラブ開始!
夢見心地満点 スクラブ
スクラブ開始から、3分も経たないうちからマンゴーの香りに包まれ、角質がやさしく剥がされてゆく実感が、確かにそこにあります。程よい摩擦の効果から、体がポカポカしてさらに、スクラブの香りが匂い立つようです。なるほど、はじめにスクラブの香りの好みを含めて自分で選んだのには理由があったのかといった具合。夢心地とはこのことのこと。ナビは、マンゴーの夢を見てしまいそうなほどでした。
こうして、全身を丁寧に、スクラブマッサージしてから、言われるままにシャワーを浴びます。こちら、シャワーの温度にも、細心の注意を払ってくれる、心遣いもうれしいところ。
心なしか、スクラブを洗い流した後の肌は、色が白くしっとりしているよう。タオルを巻いて、扉を出れば、案内されるは次の部屋。
扉の向こうはサバーイ サバーイ
次に、通されるのはマッサージルーム。先ほどと、同じく大きなベッドに顔をうつぶせに横たわります。すると、すっぽりと顔がはまる丸い穴があるではありませんか!そう、こちらは、顔をうっぷして、完全にうつぶせの姿勢になれるタイプのベッド。日々の生活の中では、案外、完全なうつ伏せの姿勢を取る機会というのはないもの。こうすると、肩や腰のゆがみが自分でもわかるほど、よく伸びて全身が楽になるのです。すっぽりはまる顔を撮られたらかなり間抜けだろうな~なんてことは考えず、しばし体を預けましょう。
クーラーのひんやりした風が心地よく、静かなBGMがかすかに聞こえ心穏やかに寝そべるナビを次に待つのはオイルマッサージ。
まずは、足からゆっくりもみほぐします。こちらのマッサージ、始めは弱めかなと感じるも、徐々に力が加わり、体が程よくほぐれてきた頃しっかりとつぼを押さえてはジワリと血行を促してくれる高度テクニックが目白押しです!やさしくなでながら、体のツボや筋にオイルを染み込ませ、骨の髄までオイルのアロマが浸透しているのかと思うほど内側からほぐれていく感覚は、言わずものがな至福の時。それはまるで、太陽と北風の童話のよう、バキバキと体を鳴らす豪快な力任せマッサージとは無縁でありながらも、効果はそれ以上といった具合に体がオイルにまとわれ軽くなっていきます。ユーカリのアロマと、バランシングオイルの効果も絶大で、思わず「さば~い」と気の抜けた声を静かな部屋に響かせるナビでありました。
隠れ家マッサージの極意、ここにありき
あまりにも、気持ちのいいマッサージのその理由をお姉さんに聞いてみると、彼女はかの有名な「オリエンタルスパ」のマネージャーを師に仰ぐのだとか。彼女だけでなく、ここのスタッフはみな、由緒あるマッサージ指導の下に学び、スパブリの考え抜かれた手順と方法を習得しているのだとか。まさに、ここが隠れ家たる所以。基本の手、足、身体に加えて、顔のリンパマッサージや、髪を引っ張られるのが意外と気持ちのよいヘッドマッサージも施されます。心地のいい力の加減、香り、静けさ、落ち着いたインテリアと照明、まさに4感を満たす充実ステージです。
フィニッシュを飾るは、贅沢なジャグジー
すっかりマッサージで癒されて、骨抜き状態になったナビ。長い時間のマッサージで体が少しふわふわしたまま、2階のロッカールームへ再び。すると、そこで待つのは、ブクブクと音を立てるジャグジーの音。やはりお風呂は日本人の心です。骨抜きになったところで、日本の真髄を思い出します。
そして、ここにも、贅沢なワンステップ。じんわりと心地よい湯加減をみなながら、お姉さんがハーブの匂い袋をお湯に沈めてくれます。こちら、お土産でも購入できる人気のジャスミンの香りで体があったまってきます。すると、おもむろに、お姉さんがやってきて、蘭の花をバスタブに撒き散らすではありませんか。まさに、贅沢。このサービスは、その時々によってお花や内容も変わるのだとか。そんなわけで、行ってみてからのお楽しみ!お風呂の温度は、お好み次第で時間は、約20分。途中、かわいい茶器に入った、うっすら甘いお味のベルフルーツのお茶が運ばれ、まさに「いい湯だな。あははん。」と歌いたくなる贅沢なフィニッシュです。
お土産紹介
タイ人はとても香りにこだわる国民性。そんなわけか、香りも上品で長続きする良質なバスボムやお香にこんなところで出会えたりします。スパを体験できなかった人へのお土産に、また自分へのご褒美アイテムのストックにいかがでしょうか?Cream Bath(200バーツ) Massage Oil(200バーツ)、アロマセット(大800バーツ、小690バーツ)、シャワージェル2セット(500バーツ)
また来たくなるからこそ、隠れ家
すっかりリラックスできる、この隠れ家空間。外の喧騒がうそのよう。こちら、もちろん男性も利用可。カップルでマッサージを受けられるパーテーション式の大きな部屋や、フットマッサージ専用の部屋もありました。日本語は使用できませが、英語はOKです。パンフレット、メニューには日本語記載あり。タイの伝統的なマッサージ技術、ハーブ効果、心細やかなホスピタリティーを大切に守りながら、全てのスキンタイプへ確実に効果を見せる最新の施設とコスメティックスの融合ここにあり。人気メニューのフェイシャル、アロマオイルマッサージに、加えてボディーグロウアロマテックマッサージも、是非!おススメです。
■ 新しいサービスがプラス!
インターネット
ホテルセクションのインターネットを使うことができます。料金は1時間60バーツ。
ウェイティングエリア
ちょっとした待ち時間もゆったり過ごせます。飲み物や軽食のオーダーも可能です。
フットマッサージ
フットマッサージ専用のマッサージチェアが3台加わりました。