パーム　ハーバル　リトリート

こんにちはバンコクナビです。スパやエステなどが氾濫している、ここバンコクで行ってみたいと思うのはやっぱり他では扱っていないようなオリジナリティーのあるところ。しかも、それがタイや日本でもあまり聞いた事がない“真珠を使ったトリートメント！”だったら、他の予定をキャンセルしてでも行きたくなっちゃいますよね。

広い駐車場の奥に建つ隠れ家的スパの“Palm Herbal Retreat”の中に入るとほんわかアロマのいい香りと水の流れる音でお出迎え。石のオブジェやアンティーク調のディスプレイでオリエンタルムードたっぷり、雰囲気も抜群でこれからするトリートメントの期待も自然と高まります。

高まる気持ちをおさえてまずはシャワー。希望すれば最初にスチームにも入れます。牛乳やきゅうりなどから抽出された成分の入ったスクラブにオリジナルの製法で細かく粉にした真珠をその場でまぜまぜ．．．スクラブする直前にまぜるっていうのもできたてホヤホヤ、新鮮で効果がありそうですよね。
体全体を裏表、くまなくマッサージするように磨いてくれます。普段、背中のスクラブなんて自分じゃできないからこれだけ丁寧にしてもらえると本当にありがたい。それにすっごく気持ちよくって遠くへ行っちゃいそうです。
スクラブを洗い流す前にスチームに15分間入ります。バンコクの真夏の暑さに比べたら全然余裕と思ってたら、だんだん熱くなってきてまわりが見えないほど、真っ白。でも、あくまでもスチームなので息苦しくもなく途中で冷たいバイターイのお茶やおしぼりを差し入れ（？）してくれるので心地よい汗を流せます。

その後はまたシャワーしてお次は真珠パックです。固めのホイップクリームのようなふんわりパックをたっぷり（ボールに1杯分ぐらい）体にすりすり、すり込みラップすると、ほわ～んとみの虫状態のナビの体からいい香りが立ち上ります。それもそのはず、この真珠パックはアロマオイルを配合しているのです。ステキな香りとさざ波の音につつまれてうっとり。セラピストの方の「眠ってしまってもかまいませんよ。」の言葉にも素直に従い、みの虫ナビはしばし冬眠（？）
30分後に起こされて寝ぼけながらシャワーを。洗い流されていく真珠パックを見ながら「これって真珠○mm玉の何個分？」とスパとは関係のないことが頭をよぎってしまうナビ。
でも、肌には少なくとも数十個分の真珠が浸透したかのようにつるつるのすべすべになっていて、乾燥気味のナビの肌が喜んでいるのが聞こえそう？！です。

まだまだ続く欲張りなこのパッケージ。
真珠の後はアロマオイルマッサージ。アロマオイルも生年月日から割り出した「地、火、風、水」の中からその人に合うものを選んでくれます。
地：サンダルウッド、パチョリ、ヴェティバー、プライ
火：ローズマリー、ユーカリ、ジンジャー、パイン
風：レモングラス、オレンジ、スウィートバジル
水：イランイラン、ジャスミン、ラヴェンダー

さすが、マッサージが評判のPalm Herbal Retreatだけあってそこら辺のにわかスパとは全然違うもの、日ごろの疲れがたまってカチカチになった筋肉を優しくほぐしてくれます。マッサージが終わった後はまるでたくさん寝た、休日の朝に目覚めた時の爽快感。体も心もすっかり癒されました。

今回ナビがトライしたこの真珠を使った贅沢な“Empress Beauty Recipe”（エンプレス　ビューティー　レシピー）3時間のパッケージは、きれいに癒されたい人には特におすすめです。真珠を使ったフェイシャルトリートメント“Pearl Whitening Facial”90分（パール　ホワイトニングファイシャル）もあるので時間がある人はトータルで真珠というのもいいですよね。
駅からちょっと遠いですが行く価値は十分にあるスパです