ザ・スコータイ・スパ　（プーケット）

サワッディーカー。
日々プーケットの強い陽ざしを浴びているせいか、最近お肌が乾燥気味でカサカサなのが悩みのかなぽーです。　これは、お口に入れてもおかしくない地球に優しい自然派プロダクトで疲れたお肌を休めるべき。　ということで、スパにはチョイとうるさいかなぽーは今回「バーン・スコータイ・ホテル＆スパ」内にある自然派スパ「ザ・スコータイ・スパ」へ行ってきました。

大変便利の良い場所です。
場所は、パトンビーチのメインロードとして有名なソイ・バングラー。ショッピングモール、オーシャンプラザ前にある老舗ホテル「バーン・スコータイ・ホテル＆スパ」の敷地内。午前中ということもあってか大通りが目と鼻の先にありながら以外に静かで驚きです。この場所だと日中パトンでビーチライフを満喫した後にラクラク歩いていける距離で便利そうです。

邸宅風なインテリア
ドアを開けるとそこは時代を超えたタイの邸宅風。磨きがかかったフローリングスペースや、アンティーク調の木製家具や置物。特別な高級品が置いてあるわけではないのですが、不思議に全体に気品が漂っています。スパ内は土足禁止。入口左側にある小さな靴置場に靴を置いてスパに入ります。

ホッと一息
トリートメント開始の前に冷たいパンダン茶とおしぼりを頂きました。暑い外からはいってきたばかりで冷たいお茶が喉を潤してくれます。とりあえず暑さから解放されてホッと一息。

ここからが本格トリートメント開始です。

■ スチームバス　３０分

シャワーを浴び、大判の白いバスタオルをくるりと体に巻きつけ、頭には、しっかりシャワーキャップをかぶりいざ出陣。室内は、シュワーと音がしたかとおもったらモクモク煙が出てきて正直不安になりましたが、少し時間がたつとすっかりその音もおさまり一安心。「熱いな。」と感じ始めたらすでに汗がダラダラ。スチームバスの利用時間は30分ですが、規定時間以内でしたら後は利用者次第。 マネージャーのスナンさんは、「5分ぐらいスチーム・ルームに入って、シャワーを浴びての動作を2,3回続けてくださいね。」とおっしゃっていましたがカナポー３分ほど入って早くもノックダウン。シャワーで体を洗い流し、ぶ厚いバスローブに着替えると担当セラピストさんが水分補給の為につかさずロンググラスに入った冷たいバンダンティをもってきてくれました。ナイス・タイミングです。

１．背中
まずは背中から。背骨にそって下から上への動作を両手の平を使ってくりかえします。その後、左右をそれぞれ両手で擦るような動作。かなり優しいタッチですがつぶつぶのゴマが背中で感じられます。それと同時に、プーンとあまい香ばしいにおいが。ゴマのビタミンE効果が期待できそうです。

２、足
ふくらはぎから。こちらも両手を使って上下の動き。太もも部分に移行して同じ動作を繰り返してから、足の両脇をスミズミまで優しくスクラブ。というよりもおいしそうなスクラブを塗っていっているような感覚。このままカナポーは甘いお菓子に変身してしまうのかと夢心地。うつ伏せ状態で両足のスクラブを終えたら仰向けに移行。小さめのタオルで目隠しをしていただき、スクラブ第二ラウンドに突入。こちらも足から。太ももの内側までたっぷりと甘いスクラブを塗っていっていただきます。

３、腕、手の候
上から下へ。あくまでもタッチは優しいで「スクラブしています！」という感覚は相変わらずあまり感じません。

４、お腹
お腹のスクラブはその他のパーツに比べてちょっぴり力が入っています。お腹がプヨプヨしているからそう感じてしまうのでしょうか。タイマッサージのお腹のツボを満遍なく押す動きにかなり似ていますね。くびれのある腰の部分までたっぷりゴマがまみれていきます。

５、上半身上
首にも鎖骨の部分にもしっかりとスクラブしていきます。ここまで来るとさすがに甘い香ばしいスクラブの匂いが自分の体温に温められてさらに部屋中に充満。お腹が空いてきました。

■ シャワーで体を一度洗い流します。

トリートメントルーム内にあるシャワーで、おいしそうなスクラブをここで一度洗い流します。シャワーの床はこれでもかっ。というほどのゴマだらけ。なかなか一度では流しきれずボディソープをたっぷり使って時間をかけて洗い流しました。驚くことにお肌はピカピカ。肌の色がとってもいい色です。

■ フラワー・ミルクバス 　３０分間

シャワーでスクラブを洗い流したら、シャワー室前にあるジャグジーでフラワー・ミルクバス。モイスチャー効果があるミルクを入れて真っ白な程良い温度のお湯。リラックス効果だけでなく、血行を良くする効果もあるそうです。フットバス同様花ビラと豪華に花を丸々浮かせたミルクバス。セラピストさんがボタンを押すとボコボコ水流が。腰辺りに水流を当てると「効くー。」という感じ。ここでもロンググラスにはいった冷たいパンダン茶を頂きました。水分補給は重要ですね。

■ スウェディッシュマッサージ　1時間

オイルマッサージの定番といっても良いスウェディッシュマッサージ。まずは、うつ伏せになり、足の部分に折り畳んだタオルを敷いてほんの少し高さ上げます。足の疲れを取る為なのでしょうか？細やかな心使いです。スイートアーモンド、ジョジョバオイル、グレープシードが入った良質のベースオイルに天候によってアロマオイルを選んでいるという細やかな気配り。ちょっぴり日差しの強い本日のアロマオイルは爽やかなオレンジでした。

足
足には両手手のひらにかなり圧力をかけています。これがまたふくらはぎに良く効く。もちろん背中同様つぼが集まる経線に程良い強さで親指をすべらせていきます。足の部分のテクニックで変わったところは両手の第二関節を使って手を滑らせていく動作。変わっていますがなかなかのテクニックです。両足のマッサージを終えた後、仰向けに。スクラブ同様こちらも足から。つま先、足の裏そして膝を折り曲げて、太ももの内側まで満遍なくマッサージ。このスタイルはタイマッサージからヒントを得たものだと疑わないかなぽーです。

ラスト
簡単な顔、頭のつぼを押した後、一番疲れが溜まる部分の首周辺をゆっくりと時間をかけてほぐしていただきます。トロトロ眠気に襲われていると突然ホットタオルを顔にあてられて、ゆっくりと我にもどったかなぽー。その温かいタオルで腕、肩,デコルテのあたりを軽くふきとっていただき最後は、セラピストさんがマッサージ台に乗り座った状態で頭、首、肩を更にマッサージしてすっきりとフィニッシュ。この後、軽くシャワーを浴びてもよかったのですが、マッサージオイルが肌にしっとりとなじんでいたのでこのまま身支度をしました。