ソイ・バングラーにある老舗ホテル内で、ノスタルジックな雰囲気で味わうアジアン流ナチュラルスパ。
サワッディーカー。 プーケットナビです。 近年のスパブームでプーケットにも星の数ほどスパができてきました。 特に日本のスパやエステサロンのように高価な外国製プロダクツを売りにしたスパが多くなったことに驚きます。 でも、せっかく旅行でタイに来たのですから、「スペシャル・タイランド」な何かが欲しい所。 今回ナビが紹介する「ザ・スコータイ・スパ」は、レモングラス、ウコンなどのタイ特産のハーブ、ミルク、蜂蜜などの食物自身の効能を利用した、老舗ホテル「バーン・スコタイ・ホテル&スパ」内にある小さなスパ。 それでは、クラシックな伝統的タイデコレーションの雰囲気を満喫できる「ザ・スコータイ・スパ」を紹介します。
場所は、パトンビーチのスコタイ・ホテル&スパ内
「ザ・スコータイ・スパ」は、プーケットのナイトライフスポットが集結する一番有名なソイ(通り)、ソイ・バングラーのオーシャン・プラザ前にある「バーン・スコータイ・ホテル&スパ」内。 ホテルは20年以上の歴史を誇る老舗です。 特に夜のライトアップされたタイ伝統の木造スタイルの建物が外国人観光客の間では好評だとのこと。 そんなホテルの敷地内に、「ザ・スコータイ・スパ」はありますが、スパとホテルは別の棟。 左側にあるホテルレセプションには入らず、向って右手にある小さなスパ専用の別館に入ってください。 同ホテル系列のレストラン&ベーカリー「グリーンハウス」のすぐ後ろです。
技術はお墨付き
スパマネージャーであるスナンさん。 彼女ベテランセラピストでもあり、あの世界的に有名なプーケットのスパ、バンヤンツリー・スパに、シニアセラピストのポジションに登りつめるまで約10年働いていたスーパー・セラピスト。 そんな彼女はもちろんセラピストの技術更新も怠りません。 セラピスト全員タイ政府発行の○○認定書保持者。 さらには、スパ自体がプーケット・スタンダート・スパの認定書を保持しています。
スパメニューを相談してわがままアレンジも
スナンさんがお客様のメニュー選びもサポート。 もちろんセットメニューもありますが、自分の希望する料金範囲、自分の現在の肌や体調の状態、受けたいマッサージ内容などを伝えればスナンさんが希望の料金範囲内でピッタリなスパメニューをアレンジもしてくれます。 アットホームなスパならではのサービスです。
高質なナチュラルオイル利用
マッサージ用のオイルは、「ザ・スコータイ・スパ」のオーナー自らが厳選したスイートアーモンド、ホホバオイル(砂漠地帯に生えるホホバという木の実から抽出したオイル)、グレープシードを配合した、使用後にベタベタした感じがしない高質のベースオイルを利用。 そのベースの中にミックスするエッセンシャルオイルは、ハイシーズンであればスッキリする効果があるといわれるローズマリー、ジメジメした雨降りのローシーズンでは、リラックス効果があるペパーミント、ラベンダーなど数ある中からその日の天候に合わせたスパセレクト。 メニューを選ぶ際にオイルの説明をしてくれます。 自分の好きなアロマを選べるスパは多いですが、その日の天候に合わせてアロマを選んでくれるなんて考えてみたらなんだか贅沢ですよね。 5ml入りの各種アロマオイルは(80B~700B)レセプションで購入も可能です。
こだわりはナチュラル
ハーバル・ボールは「ザ・スコータイ・スパ」のオリジナル。 厳選されたハーブを使った手作りハーバル・ボール。 スクラブもオイリースキンに最適なソルトスクラブ、ドライスキンには、セサミ&ハニースクラブ。 フェイシャルトリートメントには無農薬有機農法で栽培したハーブが原料のオーストラリアの自然派コスメブランド「ジュリーク」、海藻の成分をベースにしたフランスの「アルゴアン」を利用。 フェイシャル用のスチーマーは利用せず毛穴を開かせる為にはウォームタオルを利用と、手法もプロダクツもいたって自然派です。
古き良き時代にタイムスリップ
りっぱな木製の階段。クッションは、木製の家具に合わせてラベンダー色。 デコレーションもところどころに仏像画、文字盤にタイ数字を使用した時計など、古き良きタイのハイソサエティのお宅におよばれした、そんなノスタルジックな気分になってしまいます。
サービスチャージもTAXチャージもありません
ホテル内のスパでありながらサービスチャージにTAXチャージがありませんのでお選びになったメニューの金額をそのままお支払すればいいだけ。 ただし、スタッフが4名ほどの小さなスパなのでトリートメントを受ける前にお支払いするシステム。 もちろん「バーン・スコータイ・ホテル&スパ」にご宿泊されているお客様はルームナンバーとサイン一つでチェックアウト時にホテル側にお支払をしていただくことも可能です。
≪お部屋拝見≫
それではお部屋を拝見してみましょう。
◆ フットバス専用スペース
パトンビーチには歩いて3分ほどの場所にある「ザ・スコータイ・スパ」。 スパが込み合う時間16:00~は特にビーチ帰りのお客様が多いということでトリートメントを受けるお客様全員、一度こちらでフットバスを受けていただきます。 ふんだんに花びらを浮かべた桶で足を洗ってもらうなんて贅沢です。
◆ フットマッサージ専用スペース
受付のすぐ後ろ、一段下がったところにフットマッサージ専用スペースがあります。 オープン・スペースなので開放感があります。 「ザ・スコータイ・スパ」のフットマッサージは、足のみならず、ハンド&アームもマッサージしていただけるとのこと。 ナビならずとも気になるところですね。
◆ タイマッサージ
タイマッサージのお部屋です。 1階にツイン1室。 2階に4名様用のお部屋1室。 シャワー・スペースは室内にないので、サウナ&スチームルームスペースにあるシャワー室を利用。 クラッシックな雰囲気がたまりません。
◆ オイルマッサージ用トリートメントルーム
1階に2室。 それほど広いお部屋ではありませんがベッド、シャワー、ジャグジーが大変使いやすくおさまっています。 シャワーは、シャワーカーテンで仕切られています。
2階にも同室のお部屋が1室。 シャワー・スペースはありますが、ジャグジーはついていません。
◆ サウナとスチームルーム
それほど広くはありませんが、それぞれ最大4名利用可能。 新しい設備とはいえませんが、清掃は大変行き届いています。 2階にも同様のスペースがあります。
トイレ&シャワーも設置です。
化粧台には、綿棒、ベビーパウダー、シャワーキャップなどのアメニティが置いてあります。
いかがでしたか?
便利なパトン地域の中心ロード沿いのホテル内にありながらクラッシックなタイスタイルのデコレーションとアットホームな雰囲気の「ザ・スコータイスパ」。 利用しているナチュラルプロダクト同様、自分の家にいるように自然体にくつろぐことができる、まさにそんな言葉がふさわしいスパでした。以上プーケットナビでした。