話題のデザイナーズホテル、サイアム＠サイアムの中にある新感覚スパ。鉱物と自然が調和した「別世界」へ。
サワッディーカー！バンコクナビです。
今回は、話題のデザイナーズホテル・サイアム＠サイアムのスパ、「スパ10（スパ・テン）」をご紹介します。クールでスタイリッシュ、斬新なアイディアから生み出されるオリジナリティに溢れた新感覚スパです。
BTSナショナルスタジアム駅１番出口から、そのまままっすぐ5分ほど歩いてサイアム＠サイアム・ホテルへ。コンクリートがベースになった斬新でモダンな内装にひとしきり感心したところで、「それではスパへ」と、１階入り口左手のインフォメーションカウンター前からエレベーターに乗り込みます。
10階にあるから「スパ・テン（10）」
扉が閉まり、いざ行き先の階のボタンを押す段になって、「えーっと何階だったけ…？？」って意外とよくあるんですよね。その点、『スパ・テン』の場合は迷う必要はなし！そう、10階にあるから「スパ・テン（10）」なんです。覚えやすいし、何よりも発想が“シンプルイズベスト！”を地で行く格好よさです。
レセプション
エレベーターの扉が開きました。ここで、降りた目の前にレセプションが「ど～ん！」とあって、スタッフが待ち構えていると、｢ちょっと待って～｣とあたふたしてしまいますよね。
スパ・テンのレセプションはフロアの奥まったところにあって、レセプションへと進みながら、まずはスパ全体の雰囲気を目で楽しむ余裕があります。
打ちっぱなしのコンクリートに、鉄でできた柱。そんな硬いイメージを絶妙なバランスで和らげる、木のかけらを組んだ天井や暖色系の家具やじゅうたん。天井まで届く、壁一面に描かれたタイマッサージの図解がスピリチュアルな気分にさせてくれます。
内装に｢ヨーロピアン調とアジアンテイストのミックス｣を謳ったスパはたくさんありますが、ここで感じるのはそれよりも上の次元の雰囲気！スパ・テンは、｢鉱物と自然｣をミックスすることに成功した、新感覚のスパだと感じました。
プロダクツ
スパ・テンのこだわりはプロダクツにも。アロママッサージに使うアロマオイルは、｢これは○○の香り｣です、という説明なしで、純粋に香りから受けるインスピレーションでお客さんに選んでもらうのだそう。斬新！ メニューにも日本語訳がついていて読みやすい＆分かりやすい！
オリジナルグッズは買うこともできます。自分へのプレゼントや、友達へのお土産に。｢これどこで買ったの？｣と聞かれれば、｢聞いて～！すごい変わった雰囲気のスパでね…｣と会話も弾みそう。
【ダーマロジカ】
スパ・テンでは、世界的に有名な｢ダーマロジカ｣のプロダクツを使ったフェイシャルやボディのコースもあります。鉱物油や人工着色料・無機アルコールは一切入っていないという品質の高さはモチロン、パッケージもシンプルでお洒落です。
トリートメントルーム
トリートメントルームエリアにもワザあり。まっすぐな廊下に両脇にずらーっと部屋が並んでいるのではありません。それぞれの部屋の入り口はすこし奥まったところにあるのでプライベート感も満点。冷たそうなイメージの鉄柱に、くねくねとした木の枝をはわせてあるなど、曲線と直線のハーモニーによってかもし出される雰囲気に「別世界」を強く感じます。床には、白と黒の石で作られた陰陽紋が点々と続いています。
トリートメントルームの扉は、古代中国のアンティークのような趣。コンクリートの壁に不思議としっくりなじんでいます。
外に面したトリートメントルームからは、滝が見えます。
【スイートルーム】
２室あるスイートルーム。プライベートのシャワールームとお手洗い、スチームルームの標準装備にプラスして、お部屋の中にジャグジーがあります。他に、ジャグジーがないタイプのツインルームが４室。
【バスセラピー用ルーム】
こちらはなんと、ジャグジーが主役のお部屋。「クレオパトラ・ミルクバス」や「タイ・フラワーバス」など、ユニークなバスセラピーのコースに使われます。こんなスピリチュアルな部屋で、好きなエキスや香りのお湯にたっぷりと体を預けられるなんて、お風呂文化にどっぷり浸かった日本人にとっては心も体も癒されるコース。
【タイマッサージ】
タイマッサージ用のお部屋は、ピンク&ホワイトなのに甘くなりすぎずオリエンタルな雰囲気。マッサージベッドの幅が、普通のものより１．5倍ぐらい広いのがポイント。体の向きを変えることの多いタイマッサージ。でもこの幅なら、手や足の先がベッドはみ出ることがありません。もちろん間仕切りのカーテンを引けばプライベートルームに。眼下には、隣接しているナショナルスタジアムが見えます。
ロッカールーム
鍵つきロッカー、ジャグジー、スチーム。シンプルで機能的なロッカールームです。時間に余裕があるなら、早めに来てジャグジーにゆったり浸かって過ごすのもおすすめ。
【アメニティ】 バスローブは、ホテルのロゴつきです。
サウナ
遠赤外線サウナもあり、サウナを使ったコースも充実しています。
いかがでしたか？
｢タイっぽい｣｢ナチュラル系｣といった風に、一言ではとてもまとめることができない魅力を持ったスパ、スパ・テン。ここで得られる“癒し”は生半可ではなく、砂漠で見るオアシスや、コンクリートジャングルに咲く花のように、「非日常」「別世界」レベルのものだと感じました。
以上、バンコクナビがお送りしました。
【行き方】スカイトレインＢＴＳ・ナショナルスタジアム駅１番出口を出て、グルンタイ銀行を通り過ぎてそのまままっすぐ進んでください。5分ほど歩くと、右手にホテルが見えてきます。
サイアム アット サイアム デザイン ホテル バンコク
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