プールサイドでリフレッシュ。タワナバンコクホテルにある、安心かつリーズナブルなスパ。
サワッディーカー!バンコクナビです。
マッサージ天国タイにいると、だるさを感じたり、そうでなくてもリフレッシュしたいとき、ひとっ風呂ならぬ、「ひとマッサージしたいなぁ」という気分になりますよね? でも通りにはマッサージ屋さんがひしめいていて、これだけあると逆にどこに入ればいいのか分からない。厄介なところに入ってしまってボラれちゃうのは絶対イヤだし、その点ホテルのスパのマッサージは安心だけど、値段が気になる…。ということで今回ナビがご紹介したいのが、シーロムエリア・スリウォン通りの交通の便がよいタワナバンコクホテルの中、しかもプールサイドにある「デワディー アロマティック&タイマッサージ」です。
タワナバンコクホテルのプールサイド
場所は、タワナバンコクホテルの中。プールサイドのそばにある小さな建物が「デワディー」です。お揃いのタイらしいユニフォームを着て迎えてくれたスタッフさんたちの物腰もとても上品で、やはりホテルのスパは、その辺のマッサージ屋さんとは違うなぁと早くも実感です。
光が差し込む空間
中は、やわらかなクリーム色の壁に、こげ茶の家具が映えてなんとも柔らかでやさしい印象。レセプションのすぐ横の、プールに面した空間には、ゆったりとしたフットマッサージ用のチェアが3脚並んでいます。
とにかく、ブラインド越しに窓から射し込む光と影のコントラストが印象的でした。
眺めていると、タイが仏教の国であることをじわじわと実感するオブジェの数々も素敵です。
タイマッサージ部屋
タイマッサージ用のお部屋は2部屋。そのうち1部屋は、1段上がった高床式のつくりにマットレスが4台ならんでいます。鏡の前にちょこちょこと並んだ人形が可愛い!施術時には、仕切りのカーテンを引いてプライベート空間になります。もう1室は2人部屋。2人で使うと貸しきり状態になります。
トリートメントルーム
トリートメントルームは、シングルルームが2部屋。飴玉のようなこっくりとした色のガラスがはめ込まれた扉を開けると、中はそれぞれ鏡を上手く使った技ありのデザインのお部屋。洗面台のモザイクのタイルがおしゃれです。どちらの部屋にも専用のバスルームがついています。
■ バスルームはシンプルで清潔第一。シャワーは、レインシャワーと、取り外し式のシャワーヘッドの両方がついています。
アメニティ
バスローブ、スリッパ、貴重品入れ、綿棒などのアメニティもきっちりと。各お部屋に置かれたアロマポットがさわやかなレモングラスの香りを放っていたのも印象的でした。
体験
それではいよいよコース体験です。まずは、あたたかくて甘くない中国茶をいただいてほっと一息。セラピストさんに相談しながら、あれこれとメニュー選びです。
今回ナビが選んだのは、【タイリラクゼーション・60分】のコースと、新しくメニューに登場した、[Selvert Thermal]のプロダクツを使ったフェイシャルメニュー【ディープ・リジェンレイティング(=回復)・60分】の2つのコース。[Selvert Thermal]は、敏感肌の人が多いといわれるスイスのメーカー。このプロダクツを使ったフェイシャルケアには男性用のコース【メントリートメント】もあります。
アロママッサージなどに使うボディケア製品は、タイハーブを使ったオリジナルプロダクツと、フランス発の有名ボディケア製品のメーカー[Thalgomince]のものの2種類があります。
☆ タイマッサージ
仰向け
まずはタイマッサージから。仰向けに寝転がって、足をきれいに拭くところから始まります。そこから、まるで歌舞伎の型のようにびしりびしりと次々に決まっていく大技の数々に、ナビはもうされるがまま…。つぼをぐぅーっと押した後は、筋をきゅぅーっと伸ばすのですが、日ごろの運動不足がたたってこれが痛い!でも体の仕組みを十分心得た上での筋伸ばしで、闇雲にやっているわけではないという証拠に、ナビが感じたのは「痛気持ちよさ」。筋を違えたり足がつりそうになるなどの怖い思いをすることなく、マッサージ師さんに身を任せることができました。体の節々が悲鳴を上げそうになりましたが、まさにこれは、うれしい悲鳴というもの。
横向け
「デワディー」のタイマッサージで他と違うなと感じたのが、横向けの姿勢でマッサージを受ける時間がとても長かったこと。うつぶせはしっくりとくる頭の位置がなかなか見つからず、腰にも負担がかかって意外と落ち着けない体勢であることを、うすうす感じ始めていたナビ。この状態で首のつぼを押されても圧迫感を感じることってありますよね?横向けの状態で無理なく指圧されると、本当にリラックスします。
そんなわけで、この横向けになってのねじりをきかせたマッサージで、ナビはまさに骨抜きにされてしまいました。背中を反らせたお決まりのポーズもしっかりと決めてくれましたよ!その後は、スポーツをしたあとのような心地よい疲労を感じました。
頭のマッサージ
最後は頭のマッサージでフィニッシュ!古い大根のように、疲れてすこししなびかけていたナビですが、このマッサージで、氷水に漬けた青菜のようにすっきりしゃっきりナビに回復しました。
☆ フェイス
続いてはフェイシャル。“ディープリジェンレイト=回復”にポイントを置いた、ディープクレンジングのコース。ナビのお顔をしっかり回復させてください~。まずは、目もと専用のメイクアップリムーバーでアイメイクを落とします。
クレンジングミルクで顔全体をクレンズ。そのあとはつぶつぶのジェルをぬります。
クレンジングフォームでさらにダブルクレンジング。そのあとにトニックローションをひたひたと塗ります。ローションをたっぷりとしみこませたコットンで顔をぺたぺたされるのが、気持ちいいのなんの!
保湿成分配合のクリームをぬります。つっぱっていたお肌がしっとり素直になってきたのが分かります。
コラーゲンを含んだパックを塗って10分間浸透させます。
最後は日焼け止めを塗って、頭をマッサージして終了。すっきりしました。
いかがでしたか?
水がきらめくプールサイドのスパ。ホテルの中の安心&リーズナブルなスパで、疲れをいやしてみませんか?以上バンコクナビがお送りしました。
■ 行き方・交通
BTSサラデーン(Saladaeng)駅3番出口下車。階段を降り進行方向を変えずに進むと右手にタニヤ通り(Thaniya)があるので右に曲がってください。もしくは1番出口なら進行方向を180度変えて数メートル行って左側。タニヤ通りを300mほど行くとT字路になり、そのぶつかる道がスラウォン通り(Surawong Rd)です。ここを左に曲がってさらに500mほど行くとクリームとオレンジ色のホテルの外観が見えてきます。約10分程。
【タクシー】
タイ語で「パイ ティー ロンレームタワンナー タノンスラウォン」
〔พาไปส่งที่ โรงแรมตวันนา ถนนสุรวงศ์〕